牧師雑感

聖書のことばを中心に毎日の出来事を書いています。

平成津波伝

2013-05-17 06:02:32 | Weblog
平成津波伝=幾年経るとも要心あれ

むかし三陸海岸に、大きな地震があったんだ
直後に襲った津波から、村を守った物語

牡鹿半島海岸は、風光明媚なリアス式
折しも海は牡蠣の漁、出荷も間近だ大漁だ

牡蠣は自慢の新品種、外海荒波身も締まる
甘さ自慢の海の幸、出荷待ちするそのさ中

突然襲った大地震、ついにこの日がやって来た
漁師頭の石森は、やるべきことはと決断す

 地震の後には、津波がくるぞ
 舟は沖へ出せ
 村に残った者たちは、高い所へ直ぐ逃げろ

代々伝わる言い伝え じっ様先祖の大津波
一刻も早く逃げるんだ、村人まとめて指示を出す

逃げろ海へと男衆、沖へ沖へと船を出す
残った者は山へ逃げろ、村のみんなに触れを出せ

やがて津波もおさまって、沖から帰った男衆
村は全滅家もない、人の気配も影もない


さてはみんな流されて、海の藻屑と消えたのか
そのとき山が騒がしく、おーいおーいと声がする

みんあ無事だよ元気だよ、牡鹿も牝鹿もいっしょだよ 
沖から帰った男衆、思わず男が涙する

親から子どもへ代々に、教え残した言い伝え
教え守った村の衆、平成むかしの物語
=濱田龍郎自薦詩集=

 この詩は、岡島秀樹「稲村の火より」津波から村を守った男の物語。被災一年目の牡鹿半島前日から南相馬に入っていた岡島は、急遽ギター一本抱えてラーメン交流会の現場へ歌いに来てくれた。

 その現場に私もおり、牡鹿半島の被災一年後も復興ままならない、山際の仮設住宅でマンガ「天国の一日}を心よく受け取り、むさぼるように目を通す方々を見ながら。救いと復興を祈ったことなどを思い浮かべながら、この詩を記しています。

テサロニケ第一の手紙

5:1 兄弟たち。それらがいつなのか、またどういう時かについては、あなたがたは私たちに書いてもらう必要がありません。

5:2 主の日が夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。

5:3 人々が「平和だ。安全だ。」と言っているそのようなときに、突如として滅びが彼らに襲いかかります。ちょうど妊婦に産みの苦しみが臨むようなもので、それをのがれることは決してできません。

5:4 しかし、兄弟たち。あなたがたは暗やみの中にはいないのですから、その日が、盗人のようにあなたがたを襲うことはありません。

5:5 あなたがたはみな、光の子ども、昼の子どもだからです。私たちは、夜や暗やみの者ではありません。

5:6 ですから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして、慎み深くしていましょう。

5:7 眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うからです。

5:8 しかし、私たちは昼の者なので、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの望みをかぶととしてかぶって、慎み深くしていましょう。

5:9 神は、私たちが御怒りに会うようにお定めになったのではなく、主イエス・キリストにあって救いを得るようにお定めになったからです。

5:10 主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目ざめていても、眠っていても、主とともに生きるためです。

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