枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

発想の転換、三隣亡

2016年11月13日 | Weblog

 瓶に貼ってある、糊の強いシールを剥がす方法に、ふとした思い付きで、遣ってみたら、これが驚く効果があった。粘着力のある物には、冷たくすれば剥がれるだろうと、水で洗ってみたが取れない。何日か浸していたのもさっぱりだった。ところがある物で劇落ちした。

 これは、摩擦の関係かもしれない。物理的なことも、化学的な反応も、知識がないから分からないが、思い付きの実験が効を発したらしい。兎に角面白いほどに、シールが剥れた。瓶なので金属束子を使ったのもよかった?何を使って落ちたのかが、お分かりですかな。

 不思議なことって、身近に存在しているが、意外と見過ごされていたり、気づかないことも多いのだろう。不便さを感じたり、直ぐに買うことができなかったり、ちょっとした工夫を心掛けていると、どうしたらいいかを思い付くものだ。実験も愉しいし、成功すればにんまりだ。

 枇杷葉で、これまで様々なことを学び、それを生かすことに努めてきた。きっと、自然からの贈り物に感謝する気持ちが、小さなことにもある、発見へと繋がっていくのだろう。とても有難いことである。書物を読み親しみ、人生への張りに繋げ、豊かな感情への在り方に。

 木村秋則さんの、無農薬の林檎にも、家族を農薬から守る想いがなかったら、できなかったことだ。でも、その年月の長さは、夷かばかりであったろう。あの映画には、描ききれなかった心の起伏が図られる。実際に、遣ってみてこそ、初めて分かるもの。納得できること。

 人間の成功するチャンスなど、一握りの者でしかない。金銭的なことも、名誉も、何が影響するかは知れない。学歴も無く、歳だけを重ねてくると、悲嘆することばかりが増えるものだ。然し、活字を追っていると、自分で考えることをする。試行錯誤していけるのは愉しい。

 西側の枇杷葉は、花芽は咲くが、結実はしない。日当たりも少し足らないのか?その向うには銀梅花が繁る。

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