枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

神無月、立冬・小潮

2016年11月07日 | Weblog

 二十四節気 立冬 陰気深く籠もり、冬の気立つ、と云う意で、立冬と言う。次第に冷気深くなる。毎年、十一月七日頃である。朝夕の温度差が強くなって、早朝の起きがけは辛いものが出てくる。未だ、ストーブを買っていないので、懐炉で凌いでいる。

 暖かい。小春日和の穏やかさで、布団もほかほかになり、洗濯物も乾く。カメムシが、枇杷葉にさばっている。雨蛙は、冬眠前のエネルギー充填をしている。枯れた葉を取り除いたり、知人にあげる生葉を採る。ぐるりっと歩き、台所の葉をみてびっくり。

 何と、1枝苞の硬いのが見える。南側の今年のにも、1枝加わった。陽気に誘われて、膨らんできたものか?それにしても、と柑橘類を見遣ると、黒くなった揚羽の幼虫が、じっと止まっている。確か、3匹ほどであったが、生きていたらしい。孵化するか?

 天気が続けば、鉢植えのが枯れそうに、土が乾いている。慌てて水遣りをする。ヒアシンスの球根を植える。このまま暖冬でいれば、フリージアも咲いてくれるが、霜にやられるのは分かり切っている。軒下に移動するかな。クリスマスローズの苗届いた。

 知人が仕事を終えてから寄る、と言うので散らし寿しの用意をする。今回は、牛蒡がある。それに加えて、茗荷も残しておいた。後は何時もの蒲鉾と竹輪だ。酢飯が美味しいと好評だが、何よりも子どもさんに人気が佳いそうだ。おだてにも弱いのです。

 正午には、羽織物のカーデェガンを脱ぐ陽気さで、小春日和を満喫する。午後も3時を過ぎたので、洗濯物を仕舞う。リエさんから友人に、絵本が届く。田舎では、本屋が無くなって、書籍の注文にも事欠く。何でもアマゾンで買えよ、ということだろうかな。

 夜半に宇宙を観て、その美しさに圧倒される。オリオン座流星群の流れ星、それも流星痕の残るのを、日曜日に偶然眼にした。午後7時前であったが、可なりの大きさだった。この時期には、月が早く傾くので、観られることがあるのだ。足元に注意して。

 月と、金星も、土星も、西の宇宙に賑やかだ。金星は、-4.0等星だから、人目で分かる。火星は東南に輝く。エチオピア王家の、ケフェウス、カシオペア、アンドロメダ。その下には勇者ペルセウスと、天馬ペガサスが観える。大気が澄んで、眺めは抜群。

 珍しく晴れた、梅雨の宇宙。雨を嫌わずに、過ごす方法は、こんな晴れ間に出遭えるからだが、観ないとはもったいないなぁ。

 

 

コメント
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