悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真355 日はすでに

2007-05-20 04:55:00 | 短歌写真
2007-0520-yts355
日はすでにさるべきにやと分かてども
なほ耀へる薔薇ぞ愛しき   悠山人

○短歌写真、詠む。
○忙しさに紛れて、薔薇園詣でを疎かにしていたら、もう彼女たちに、横を向かれてしまった。
¶日はすでにさる=「日(とき)は申(の刻)」「日(歳月)は去る」、と掛ける。申の刻は、午後四時前後。
□短写355 ひはすでに さるべきにやと わかてども
        なほかがよへる ばらぞかなしき
【写真】近くの薔薇園で、きのう夕刻。

短歌写真354 図書館に

2007-05-20 04:50:00 | 短歌写真
2007-0520-yts354
図書館に寄りて咲きたる鈴懸の
白きを見ればひととせ思ふ   悠山人

○短歌写真、詠む。
○図書館の窓に、吸い付くかと思われるほどの、鈴懸木。また馬齢を一つ、重ねたようだ。
□短写354 としょくゎんに よりてさきたる すずかけの
        しろきをみれば ひととせおもふ
【写真】一週間ほど前の写真。

俳句写真104 戦艦の

2007-05-20 04:40:00 | 俳句写真
2007-0520-yhs104
戦艦の
挽歌はあれど
人はなし
   悠山人

○俳句写真、詠む。
○社会詠
。火の山公園(下関市営)に、戦艦大和の砲弾が、野外展示されている。説明文を読んだら、戦死将兵のことが一字もなかった。角ゴシック、斜字体、詠者名のポイント落としなど、初使用。
□俳写104 せんかんの ばんかはあれど ひとはなし
【写真】桜の木の下にある。