2007-0509-yts344
そのかみはよりてあやなす倭文なりし
あはき緋色のをだまきの朝 悠山人
○短歌写真、詠む。
○苧環(おだまき。小田巻)。アクィレギア・フラベッラタ Aquilegia flabellata。遠目には白だが、近寄ると薄い紅色。紫苧環は、版図を拡大する一方。でも薄紅系は、数えるほどの、絶対少数派。作歌意図としては、伝統技法に倣って(その努力をして)、掛詞・縁語などをいくつか入れてみた。「かみ(上、神)」「より(縒る、拠る)」「あや(文、綾)」など。辛口評は、「あはき緋色」は自己矛盾ではないか、すべては末尾の「朝」一字に係るのは如何か、など。
□短写344 そのかみは よりてあやなす しづなりし
あはきひいろの をだまきのあさ
【写真】明け方の雨で、雰囲気しっとりの昨朝、自宅で。
そのかみはよりてあやなす倭文なりし
あはき緋色のをだまきの朝 悠山人
○短歌写真、詠む。
○苧環(おだまき。小田巻)。アクィレギア・フラベッラタ Aquilegia flabellata。遠目には白だが、近寄ると薄い紅色。紫苧環は、版図を拡大する一方。でも薄紅系は、数えるほどの、絶対少数派。作歌意図としては、伝統技法に倣って(その努力をして)、掛詞・縁語などをいくつか入れてみた。「かみ(上、神)」「より(縒る、拠る)」「あや(文、綾)」など。辛口評は、「あはき緋色」は自己矛盾ではないか、すべては末尾の「朝」一字に係るのは如何か、など。
□短写344 そのかみは よりてあやなす しづなりし
あはきひいろの をだまきのあさ
【写真】明け方の雨で、雰囲気しっとりの昨朝、自宅で。