9月3日 (月) ①
平成17年1月1日より 976日目
歩いた歩数 その距離
本日 9,772歩 6,840m
総計 13,651,471歩 9,556,030 m
北京より保定・石家荘・刑台・邯鄲を経て洛陽に向かう。後 181,008m
翌朝、(12日)河北国際人材交流協会の袁主任と承徳地区科学技術委員会の馬主任が静宜山荘に見えて、「これからの先生の任務のうちあわせを・・・」と。いよいよ来たか!覚悟をすると、「先生は専門家ではないので、判らない点もあろうかと存じます。判らぬ事は判らぬとおっしゃって下されば結構です。来年来て下さるとき、調べてきて下さい。それではこれで如何でしょうか?」と。
スケジュールは仕事なのか、観光なのか判らぬようなもの。「ハイ!結構です。」と言うと、本日は日曜日なので、公式日程はこれで終わります。宜しければ、承徳をご案内いたします。
就いては、本日は日曜日で先生のお金は使えませんので、当座の小遣いにと、百元札を五枚。「エッ!」と絶句したが、貰うもギリ。有難く頂戴する。通訳の5か月分の月給だから大変です。階下には乗用車が既に待機している。
午前中は西蔵のポダラ宮を模した暜陀宗乗の廟をはじめ外八廟の寺めぐり
暜陀宗乗の廟(全景)
世界最大の木彫りの千手観音菩薩(22.28m)
昼食後はお疲れでしょうからと昼寝をドーゾ、と。午後3時、別の車のお迎えで承徳のシンボル「磐錐峰」の観光その景観の雄大なこと、豪快なこと、これまた筆舌に語り尽くせない代物。「磐錐峰」は棒槌山の山頂にあって洗濯棒のようにそそり立ち、その高さは38・29mという。これに触れたものは130歳まで生きられる、と伝えれている。
磐錐峰(38.29m)
「中国の夏は暑いので、はじめに軽井沢のような涼しい所へ案内します」と言われたが、承徳は清の皇帝さまの避暑山荘のあるところ。夏は此処で国家の政務を執ったところで、世界最大規模の離宮という。
北京や上海を見て、中国を知ったかぶりする奴に見せたいところ。まさに「承徳を観ずして中国を語る勿れ!」である。
帰国の航空券は9月24日フライト。これから先が思いやられる。