goo blog サービス終了のお知らせ 

百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

天晴れ! 普天王

2005-09-12 09:50:04 | 大相撲
9月11日

  平成17年1月1日より254日目
    歩いた歩数   其の距離
 本日   16,091歩   11,264m
 総計 3,411,256 歩 2,387,879 m
 
  仮想通過地点    与論島(9.08)

        
        こんな見出しあるか 天晴れ!普天王

 新小結普天王が6連覇を目指す横綱朝青龍を秋場所初日に土をつけた。

 大金星だ! 

 多くの力士が朝青龍を怖がる中に、普天王は違っていた。新三役になった記念の番付を見ると「西の小結かあ。だったら初日に横綱と当たるんだろうね。ほかの日よりも注目されるからラッキーだ。早くやりたいな」とブログでも書いていた。

 学生時代、朝青龍に勝を譲らなかった実績もあったが、こんな図太い勝負度胸もある。

 待ちに待った結びの一番は、堂々たる勝ちっぷりだった。狙い通りの左四つ、先に右上手を引いた朝青龍の寄りを残した後は、逆に上手を摑み、ありったけの力を込めて、横綱を寄り倒した。奇跡ではない。 実力で勝ったのだ。

 思い出の{道中日記」 第7日目   野辺地町~青森

 起床4:55 出発5:30 天候快晴気温11℃肌寒い就寝11時半。
 実は昨晩は車で浅虫温泉の「ユーサ浅虫」の駐車場で過した為、今朝は起抜けに平内町まで戻っての出発となった。設備が整っているので朝食は再び「ユーサ浅虫」の駐車場でとる事になった。



水漏れタンク片付く
 今朝水が漏るので置いていったタンクは見事になくなっていた。持ち去った車?は多分置き忘れていったと思い込んで「シメシメ」と猫ばばの心算だろうが、こちらも厄介ものが片付いて二人で我が意を得たりとニッコリする。海よし山よし温泉よしの浅虫をこちらも気分良くしてグッドバイバイ!

大間を想う
 下北半島を離れて一歩一歩遠のいて来ると大間が一入懐かしい。わたしが若し大間に生まれていたらマグロの一本釣りの漁師になるだろうか、いや烏賊釣り船に乗っているだろうか。わたしの事だからマグロの一本釣りを選ぶだろう。釣れない日が続くと女房や子どもに当り散らして、たまにはお膳をひっくり返したりして憂さを晴らし挙句の果ては女房や子どもを置いて都会へ出てゆくのが関の山だろう。なんて考えながら歩いていると、大間に張り付いてマグロの一本釣りに生涯を捧げている漁師の皆さんには頭が下がる。260kgの大貫を見たし、170kgのマグロも見た。誇らしげな漁師、羨ましげな漁場の仲間。これを聞いて吹聴する活気。いいなあ!大間はいいなア!

久栗坂トンネル
 本式のトンネルをウオーキングするのは初めての体験だ。トンネルの中は比較的新しいので歩道もゆとりがあるので安心して歩けるが、車の轟音はジェット機が纏めて後から後からやってくるような感じ。自分は一体誰なんだろう、というように感じられて頭がおかしくなってきた。突然「神の声」がする。するような気がする。いや確かにする。いよいよわたしも気が狂いだした、と何気なく後ろを振り向くと自転車に乗った若者が決まり悪そうに避けて欲しいと言っていた。車の轟音でよく聞こえなかったんだ。わたしが避けると何回も何回も後ろを振り返って頭を下げて走り去った。これが神の声の正体だった。

ラーメン250円
 トンネルを抜けたところに小さなドライブインがある。ここにラーメン250円の桃太郎旗が林立していた。290円の看板を見てびっくりしたのにこれには又驚いた。これにつられてか?結構車が止まっている。海老で鯛を釣る戦法かも?

山内丸山遺跡
 青森に入って来たわたしは、角に「大坂や」の看板を見て妻と車を代わった。青森市には紹介をしたい所はたくさんあるが、何としても行きたい場所がある。三内丸山遺跡だ。日本の歴史は九州にはじまって近畿に至る地方ばかりが脚光を浴びていたが、それにも勝る縄文の昔、本州の北の端に一大集落が存在していたことが判ってわたしの興味は募るばかり。その中でどうしても知りたいことが「巨大柱に関わる一連の不思議」だった。今日はそれを聞き出す絶好のチャンスだし、この遺跡を妻に是非一度観せたいと思っていた。国宝にもなっているこの遺跡の見学料はさぞや高かろうと思いきや、無料と聞いて驚いた。拍子よくボランティアのガイドさんが案内に出るところだった。ガイドが遺跡のシンボルとも言うべき「6本柱」の説明に入った。説明が一区切りした所で恐る恐る質問した。「こんな大木を、石器しかなかった縄文人はどうやって切り倒したり、同じ長さに切ることが出来たんでしょうか」。答えは「それが判らんのです」と。これだけはどうしても教えてもらいたいと思って来たのにこの余りにもあっさりした答えにがっくりしてしまった。妻は遺跡の規模と保存に莫大な費用を掛けているのに無料と聞いて驚いていたが、わたしはすっかり拍子抜けしてしまった。

コインランドリー
 偶然、7号線でコインランドリーを見た。昨夜11時ころまでかけて洗濯した衣類が後ろの住居地帯を占拠していて体に触れるとどうも不快だ。半乾きだが乾燥機で仕上げすることにした。100円で完璧に出来上がり。安くて便利で言うことなしだ。でも100円入れても乾燥機は動かない。どうやっても動かない。側で乾燥機を駆使してる若者が見るに見かねて始動してくれた。我ながら情けない話だ。

なんでも100円
 7号線をゆっくり歩いていると、小屋の中に袋詰めのりんごが置いてある。全部100円と書いてあるだけで誰も居ない。わたしは日本人を信頼して居る良き人種が此処にも居たことに敬意を表して100円硬貨を1ヶ献上し、りんごを受け取った。この津軽、4ヶ入りながらばかにうまい。 青森のりんごは信州産には叶わないと自信を持っていたが、御見それしました!

 午後4時35分旭工務店前でウオーキングを打ち切り、今日の塒を探すことにした。青森と浪岡の境近い山中なのでなかなかいい場所が見つからず9km近くも走ってしまった。やっと見つけたコンビニの隅で小さくなって一夜を過す羽目になった。