百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

足の親指が死んでいる

2005-08-23 11:13:27 | 富士登山
8月22日
      
        平成17年1月1日より234日目
     歩いた歩数   其の距離
 本日   13,990歩   9,793m
 総計 3,121,472 歩 2,185,031 m

    仮想通過地点 奄美大島(8.22)

 富士登山が終って1週間、漸く両足の脹脛(ふくらはぎ)の痛みが消えてきて、登山の苦しみも忘れかけてきた今日このごろ、両足の第一指(親指)が黒ずんでいるのに気づいた。富士山の下りでの痛みを思い出した。下りでスニーカーの爪先に親指が触れるたびに我慢の出来ないような痛みの原因は、爪が押されて出血していたのだった。踵の高いシューズをパパに譲ってスニーカーを履いて行った事・靴紐をきつく縛って置かなかった事が原因かもしれない。

 山を侮ってはならない。装備は相応しいものをとの戒めだ。

           

富士登山(2)

2005-08-17 10:39:36 | 富士登山
8月16日
    
 平成17年1月1日より228日目
歩いた歩数 其の距離
 本日   20,438歩   14,307m
 総計 3,043,240 歩 2,130,268 m
   仮想通過地点    屋久島(7.22)

 ○夜半、岩室の屋根を激しく叩く音に目が覚めた。激しいにわか雨だ。私は登りで体力の限界を感じていたし、2時までに止まなかったら止むまで出発を延期しよう。朝まで止まなかったら下山しよう、と私は決心した。そしたらホっとして深い眠りに入った。「私は岩室に辿り着いただけで整理体操をしなかった。あなたは整理体操を怠ったので明日の登山は無理だ。みんなこんな体操したんだ」という。突然体が動いた。痛い!動かない!参った!という感じからわたしは布団の中で真剣に整理体操をしていた。これは夢だった。そのうちにお隣さんたちが支度を始めた。電池がない。財布が無い。という。わたしも疑いを晴らすべく起きて布団をまくって見せた。今度は携帯がないという。一人が機転を利かして携帯電話をかけた。今度は音が私の境の辺で鳴っているというのでまた起こされた。かくて私たちも起きる羽目になってしまった。 
○一時半岩室出発。懐中電池が弱くて先が良く見えないので他人の電池に頼って登る羽目になった。岩場では足が揚がらず、ストックをザックに挿して這って上る事になってしまった。若者は起ってすいすいと登ってゆく姿を見て、体力の限界を悟った。完全にノックアウトだ。でもここまで来てはやめることは出来ない。ホントに這って上がる自分を省て「是を最後にしよう。付き添いや家族に心配を掛けてはいけない」と心に決めた。でも頂上を目指している今は何としても登りきるしかない。頂上が見えて明るくなったが霧でご来光は見えない。頂上に辿り着いたときは5時半だった。そしてあめが降りだした。前回の遭難しそうになった経験から雨具に自信もあったし、休みを取らずにそのまま浅間神社を目指した。頂上郵便局が込んでいて思いのほか手間取ったので、「高齢者登録」を済ました後、お鉢めぐりを省略して引き返し、下山に入った。下山は両ストックを使用したので思いのほか楽だった。でも後半右親指が痛み出してまいった。途中何回か霧に包まれたり霧雨に悩まされた。6合目のトイレで冬の下着を着替えた。5合目に着いたのは11時半。登山することは出来たが、征服感は沸かない。9回目で終わりだ、と悟った。

         
                      9合目で

         
                          浅間神社奥社にて



富士登山(1)

2005-08-17 10:32:23 | 富士登山
8月15日
 
 平成17年1月1日より227日目
歩いた歩数  其の距離
 本日    6,094歩   4,266m
 総計 3,043,240 歩 2,115,962 m
   仮想通過地点    屋久島(7.22)

 ○前回の富士登拝で山頂で強風の中冷雨に会い遭難しそうになったので、今回は天候不良の際は順延・次の日も不良ならば断念も止むなしと事前に決めて居た。天気予報は関東甲信地方は一時的に大雨に見舞われる可能性が大きいというものであったが、パパが決行を決意したので私も同意した。さて出発してみると、何処まで行っても晴天で、河口湖についても入道雲さえ見当たらない。バスに乗って登り始めて始めて富士山だけが雲に覆われているのに気づいた。 
 登頂開始は1:55心拍数74呼吸数24現在歩数3325
6合目到着 2:45心拍数116呼吸数50歩数3985
7合目到着 4:04心拍数156呼吸数34歩数 記録ナシ
8合目(白雲荘)到着 7:20心拍数・呼吸数記録ナシ歩数6094歩
すっかり疲れて、登頂の自信がぐらついてきた。その証拠に毎回キチンと記録してきた体調検診さえ忘れて登ることのみにしか頭が回らなくなっていたことだ。「トシをしたなア」と悟らざるを得なかった。
 正しいはずの歩数計がこんなに苦労してこんなに心身を燃えつくして登ってきたのに、6094歩とは恐れ入った。これは休み休み登ってきたためで、歩数計のセイではない。如何に歩数計が正しいかの証明だと諦めるよりしょうがない。


○白雲荘のホームページで「ホームページを見た」と声を掛けてください。景品を進呈します」という触れ込みを信じて、途中何度か岩室から呼び込みを受けたが我慢して登り切った。あの記事を見なかったら白雲荘に辿り着けなかったかも知れない。まさに「馬に人参」の感。でも「厚手の靴下」をもらい、ニッコリ。

          
                      意気軒昂の5合目

          
                       同行のパパ

                   
                         7合目の岩場