5月25日 平成17年1月1日より 2,336日目
歩いた歩数 その距離
本日 10,241歩 7,169 m
総計 32,588,028 歩 22,811,620m
イラン・トルコ、ギリシャを経てシシリー島カタニアに向かう。後 190,764m
県日中友好協会の第49回定期大会が長野のホテル国際21で開かれた。開会の会長挨拶で東日本大震災で国際社会が示された救援対応に感謝の意を表し、中国の官民挙げての支援によって日中両国の友好関係が促進されたこと、日本人の甚大な災害にも拘らず節度ある振る舞いをする日本人の姿に世界の日本を見る目が変わったことを強調し、中国人記者が日本人の秩序を守る姿や忍耐強さに感銘を受けたことを報じて、反日感情が薄れ、中国人の日本に対するイメージが変りつつあるという中国の新聞記事も紹介された。
議事に入って、事務局長より日中友好協会創立60周年記念事業などの取り組みや多彩な相互交流の取り組みなどが延々と報告され続いて報告された決算書はすんなり承認された。続いて提案された本年度活動方針案は、中国の辛亥革命100周年・満州事変80周年に当たる年とあって、①平和友好関係の発展を目指す取り組み ②長野ラジオ孔子堂中国語講座を核に中国語の普及向上に努める ③交流事業の推進 ④友好都市提携の促進 ⑤相互理解増進のための活動 ⑥中国関係の友好団体との協力 ⑦中国帰国者支援交流事業 ⑧中国留学生・技能実習生の支援と交流 ⑨満蒙開拓平和記念館建設に協力 ⑩組織と財政の強化を図る ⑪東日本大震災義捐金活動の取り組み・・・が提案されて予算と共に承認された。
意見発表で飯山日中の栗岩氏のボランティア活動が発表され、飯田日中の寺沢氏より蒙開拓平和記念館建設の経過報告と協力に対する謝意が述べられた。ついで大会宣言の採択がなされ、大会スローガンの朗読があった。最後に永年在籍者と終身名誉会員の表彰があってようやく幕を閉じた。2時間半を超える長丁場であった。
終わって別会場で祝賀会。来賓の中国大使館政治部の文徳盛参事官の挨拶があったが、流暢な日本語で理路整然とした演説は日本の政治家も舌を巻くほどの雄弁に会場から盛大な拍手と大きなどよめきが沸き上がった。