百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

中国から年賀状が戻ってきた

2008-02-29 18:28:49 | Weblog

  2月29日  〔金〕  ②
                          平成17年1月1日より 1,155日目
                                        歩いた歩数      その距離
                          本日           17,322歩        12,125m
                          総計   16,094,704歩  11,266,293m 
              北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州経て西寧に向かう。後178,857m

  中国から年賀状が戻ってきた。梁君に宛てたものだ。[宛名不完全で返送されてきました]というゴム印が成田国際空港支店名で押されていた。

  早速、彼から来た今年の年賀状の住所と照合してみた。成程、住所が違っている。とすると、私も出鱈目な住所を書いた訳ではないのだから昨年また転居したことになる。

 彼は私がJSVのボランティアとして訪中した最初の5年間ほど間に最も長く勤めてくれた通訳で、私に子供のように懐き、私も心を開いて付き合った青年だ。その後科学技術委員会を辞めて、商社に勤め、貿易事業が利益を上げることを知り、独立して日本との貿易を始めた男だ。

 彼は私が訪中するとよく空港に出迎えてくれた。[先生!週刊誌もってるか?」「スポーツ新聞ないか?」と先ず聞いた。彼はリベラルなそして好奇心に満ちた青年だった。私が疲れていても、[先生!映画にいこう!」「先生!ダンスにいこう!」と自分が行きたいところに私を誘った。私に同行することでなければホテルを出られないからだ。

 そんな彼が邯鄲の駅の広場の地下でパチンコ屋を開業した。儲かるので訪中した私を案内して鼻高々で披露した。私は[博打は止めろ!公安官に捕まるゾ!」と忠告すると間もなく閉店してくれた。金儲けには目が無かったが、私の意見にはいつも耳を傾けてくれた。そんな彼に私は将来を期待した。

 今年来た年賀状には」企業名]が無い。風呂敷を広げすぎてパンクしたのだろうか?何回も移転したり、企業の名前を変えて来ていたが、更なる発展をしてるのだろうか?心配で彼から聞いた携帯電話に掛けて見たが、掛からなかった。吉であることを祈ってやまない。

                       
                                        戻ってきた年賀状

                   

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                                        昔むかし 〔Ⅱ]   NO.21

            シンシンと雪が降る朝、たいへん静かに音のしな
                          いなァーと思って、窓を開けてみれば、降ってる、
                          降ってる胸の辺りまでも・・・ナァーんて言ったのは
                          昔の話。今、雪の朝は除雪車が暗い4時頃から、
                          ガーゴーピーピー。それが帰って行ったかと思えば
                         あっちこっちで除雪機で、ガーガーゴーゴー賑やか
                         だ。賑やかダヨ!


長寿会役員会

2008-02-28 18:33:55 | Weblog

  2月28日  〔木〕  ①
                         平成17年1月1日より 1,154日目
                                     歩いた歩数       その距離
                         本日           9,584歩          6,709m 
                         総計  16,077,382歩  11,254,168m
       北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州経て西寧に向かう。後190,983m

  飯山地区老人クラブ会長会と神明町長寿会の役員会が同じ日の開催となってしまった為、地区会長会は事務局に事情を説明して欠席の了解を取る。会長会は新年度に対応するための大切な会議だが、大きな流れに逆らう程の意欲も沸かないので、採否権を放棄して体制に順応することにした。

  こちらは、3月9日に行われる総会に提案する決算報告・事業計画・予算組み立てについての打ち合わせと、引き続き行われる年最大の行事「物故者慰霊法要」が落ち度無く進行できるよう細部の打ち合わせが必要なので、新年役員会では3月1日と決めていたが、当日私は母校の閉課程式に出席することになったので、急遽28日に変更した次第。こちらの方が私に責任がある大切な会議だ。 

  会議は慎重に審議され、順調に進められたが、会員の転居や死亡から現在数が49名となって、最大活動補助金の限界50名を割ることになってしまったこと、会計さんが他地区に転居した後も任務を果たしてきたが、今期で会員を辞したいとの意向を示されたことで、熱心な討議が行われた。

 会員の増強については、適齢に達している区民を候補に入会を要請することを決め、また次期会計候補者も指名されたので会長が内諾を得るよう要請することを決定した。次いで物故者慰霊法要については、前年比1万円増の予算が盛り込まれて、建設的な会議となり、明るく散会することが出来た。

 


旧宅水浸し

2008-02-27 19:43:24 | Weblog

  2月27日  〔水〕 
                          平成17年1月1日より 1,153日目
                                       歩いた歩数     その距離
                         本日          12,247歩         8,573m
                         総計   16,067,798歩  11,247,459m
        北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州経て西寧に向かう。後197,691m

   村山県知事が先日所得税の確定申告にホームページの[e-Tax]を利用して申告したというニュースをきいたので、私も今年こそやってみようと決意した。そこで旧宅へ[確定申告の手引き]を取りに行ったところ、玄関に水が流れていた。不審に思って戸を開けたところ、「シュウー」という音と共に水が流れ出しているではないか。音の元はキッチンの水道栓だ。そこから猛烈な勢いで噴水となって噴き上がって居る。キッチンの中が水浸しになっていて、その水が洗面所から玄関まであふれ出している。私の家は生活の本拠が二階なのでその水は階段を伝わって一階にまで流れ出している。

  私は直ちに止水栓を止め、新宅に戻り、妻に水道がパンクしたことを伝え、隣りのサンシャイン住設に緊急措置を依頼した。

 隣りの社員は直ぐに駆けつけて来て、これは水道管が凍みて 割れている。ときに新館で暮らしすことにして旧宅の水は全部止めましょう。と緊急提案したので直ちに同意、トイレから風呂・湯沸かし器まですべての水を抜いて栓も開け放しにした。

 それからが大変だ。妻と二人で排水作業と水に濡れた物の片付けに夕方まで掛かった。水は恐らく朝早くから噴出していたのだろう、二階の水はやっと拭き取ったが、床に浸み込んだ水は何時まで経っても一階にぽたぽたと落ちて止まる様子が無いし、片付ける場所も無い有様、手足も凍えて陽も暮れて来たので作業をやめて引き揚げた。

 隣の社員は「雪が消えるまでこのままにして、春になったら修理しましょう」という。それまではどうにも、やりようが無い。水道管にはすべて電熱線を巻いてあるのだが、旧宅を無人にして、火の気を絶ったのが原因か、いづれにしても旧宅をないがしろにした罰が当たったとしか言いようが無い。

           
                                          吹雪く愛宕町雁木通り


石油のない生活

2008-02-26 21:15:23 | Weblog

  2月26日  〔火〕  ②
                          平成17年1月1日より 1,152日目
                                       歩いた歩数      その距離
                          本日            7,657歩          5,360m 
                          総計   16,055,551歩  11,238,886m
            北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州・西寧経て張液に向かう。後 206,264m

   お正月の籤引きで[石油18リットル」が当たった。その時引き換え用に容器が渡された。石油をもらいに行かなかったところ、主催者側から、至急引き取って欲しいと催促されたが、未だにもらいに行ってない。

 ここの所、大雪で融雪用に大量の石油が使われている中で石油の値段も高く、周りから悲鳴に近い話が耳に入ってくる。玄関に「石油18リットル」の当りの熨斗を張った容器が置かれたままになっているのを見る訪問客は羨ましいと口にする。

 新宅に移ったのが6日だから20日経ったが、実は石油を全く使わない生活をしている。これからも使う予定が無い。使わないでも快適な暮らしが出来ている。風呂は空気を圧縮して湯を沸かす[エコキュート]、暖房は深夜電力でレンガを温めてその放熱を利用するという[蓄熱暖房]で廊下も部屋もほぼ20度を保っているし、キッチンは「オール電化」なのでまったく[火]を使う用事がない。

 火を使わないので、火事の心配は先ず無いし、部屋も廊下も同じ温度なので開けっ放しで来客でもない限り戸を閉める必要は無い。今までは、寒じた朝など、起きるときは、「起きなくちゃいけないがもう少し寝ていようか?」「いや、起きよう!」などと[決意」して起きたものだが、今はトイレにでも行くような軽い気持ちで何時でも起きられる。心にゆとりを感じる。

 新しい環境、新しい機器類の使い方に戸惑うことも多かったが、やっとどうにか使いこなせるようになって来た。今日は電話を使って「中国河北省の承徳市外事弁」にFAXを送った。83歳の今、[幸せ」を感じている毎日である。


中国へFAX送信

2008-02-25 18:35:58 | Weblog

  2月25日  (月)  ①
                          平成17年1月1日より 1,151日目
                                       歩いた歩数       その距離
                          本日          16,646歩         11,652m
                          総計   16,047,894歩  11,233,526m
               北京より石家荘・洛陽・西安・蘭州・西寧経て張液に向かう。後 211,624m

  中国の機関との通信は日本語が使えないので、先方から日本語で掛かってくる電話を待ってるか、航空郵便に頼ってきたが、意思疎通はどうしても疎かになる。そこでFAXを使うのが理想的なのだが、ADSL以来途絶えて居た。

 新宅にFAX機能を持った電話が入ったので早速使用しようと考えたが、どうもマニアルを読む時間が取れなくて、今日まで一日伸ばしで伸ばしてきた。

 大雪で埋まった雨樋を掘り出した後、時間がとれたので承徳市外事弁の肖さん宛てに掛けて見た。「按ずるより産むが易し」という諺があるが、最新式の電話は「FAXを送るにはケースを開けてFAXボタンを押してください」「FAXを裏にしてピーと鳴るまで差し入れてください」・・・などと次々と操作方法を伝えてくる。

 さて中国だが、電話並みに「01086」と入れて外事弁の電話番号を入れてみた。すると[FAXを送信します」と言う。暫く待つとFAXが動き出して[送信中]となり、用紙が出てきた。思った以上に、あまりにも親切で簡単に送れたのには驚いた。

 このFAXの成功でこれからの業務連絡はお互いに緊密化出来るだろうし、それによって相手方の意向が正確に把握できるようになる。今後の育英基金の発展に大きく貢献してくれる事だろう。

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                                      大雪の晴れた朝

            
                  雪晴れの朝〔愛宕町の眺め)
                         
                雪から掘り出した我が家の弐階の雨樋