北の旅人

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鳩山総理よ、大阪の橋下知事を見習っては?

2010-04-02 15:34:09 | Weblog

今朝、TBS「朝ズバッ」で、たまたま大阪府の橋下徹知事(40歳)が出演しているのを観た。就任して2年余りが経つが、依然として80%を超える支持率を誇っている。

大阪府の財政再建をはじめ、公務員の天下り・退職金の撤廃、教育改革、国と地方のあり方等々、広い分野にわたって大胆な改革に手腕を発揮していることを考えると当然のことだろう。

これまで、幾つかの問題発言もあり、全てが良いとは言えないが、構想力に裏打ちされた強い発信力、問題解決に対する情熱、批判を恐れない勇気を感じさせることは確かだ。だから、自分の言葉で話しているということが伝わると同時に、説得力を持つのだ。 

 明治維新の立役者・坂本龍馬は、「志を高く持て、覚悟を決めよ」と言い、「命さえ捨てる気になれば面白いもの」と、明治維新の大仕事に取り組んだ。橋下知事には、その覚悟のほどを感じるが、一国のリーダーである鳩山総理からは、そんなものは何も伝わってこない。

最高権力者然として、あちこちでゴリ押しを続け、ついに党内からも地方支部からも公然と反旗を翻されている小沢幹事長も然りだ。二人とも、リーダーとしての資格がないのだ。

先日の党首討論で、鳩山総理は、普天間移設問題について、「命がけで頑張っている」と声高に反論していたが、いかに空しく響いたことか。これは資質の問題でもあるので、今更、要求しても無理な話しなのだが、少しは見習ってはどうか。

われわれ国民も、「日本の危機」という認識を持ちながら、せめて、もう少し「ましな」リーダーの出現を待望したい。



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