北の旅人

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プレまくる鳩山総理の発言

2010-04-01 13:50:29 | Weblog

「呆れて物も言えない」とは、このことだ。

昨日の党首討論における鳩山総理の発言だ。普天間移設問題について、昨年の衆院選で「最低でも県外移設」と大見えを切った。そして、昨年12月末までに移転先の政府案を決めると言っていたのを「3月末までに」と先延ばししてきた発言に関し、自民党の谷垣総裁が追及したのに対し、「確かにそう言ってきたが、何も法で決められた問題ではない」と開き直った。

これが、一国の総理の発言だ。この無責任さ、言葉の軽さには驚いた。こんなリーダーに一国の命運を託すことなど出来ない。「国民の生命・財産を守る」ことが、政治・政治家の最も大事な責務なのだ。

一事が万事、鳩山総理の発言は、いとも簡単に前言を撤回し、問題を複雑にする。オバマ大統領との日米首脳会談での「トラスト・ミー」と言いながら、事実上白紙にしてしまったのをはじめ、政治とカネの問題しかり、郵政事業の見直ししかり、全く自分の考え方がどこにあるのかサッパリ分からない。確たる信念がないのだ。

「国民生活が第一」「国民目線」などというフレーズが、いかに空しく響いてくることか。

かつて、鳩山氏は北海道知事選挙に「出馬する」と明言したことがある。1994年秋のことで、当時の横路孝弘知事(現衆議院議長)の後継者である堀達也氏の対抗馬として、出馬要請をした道内政財界のトップが揃う前での発言だ。

それが、数日後には、当時の社会党委員長・村山富市氏や、新党さきがけの武村正義氏らの説得に、あっさり不出馬を宣言し関係者を激怒させたのだ。しかも、その4年後の知事選でも同じような経緯があり、「政治家・鳩山は信用出来ない」というのが、鳩山擁立に関わった人たちの一致した見方だ。だから、驚くと同時に、「あぁ、やっぱり」と思う。

こんな日本のトップリーダーでは、日本を危うくする。今こそ、国民が目覚めなければならない。最も大事な国防・外交などが、連立三党で意見がバラバラ、閣僚たちもマチマチだ。「政権交代、政権交代」と叫んできた中身は、誠にお粗末極まりない。小沢幹事長は以前、「民主党は未だ政権を担える力はない」と言ったが、まさに今、それを証明している。今夏の参議院選挙では、国民の厳しい審判を受けることは必至だ。

鳩山総理、小沢幹事長を、一刻も早く退場 させるべきだ。

☆鳩山氏についてのブログ
 http://blog.goo.ne.jp/goo1942_december/e/52f503544edec6d1ef12f5c7c3ca2573



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