北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

2016GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑨ー八戸

2017-02-28 12:53:51 | Weblog

    9日目。青森県八戸市へ。八戸は初めての地だったので、オプショナルツアーに参加。
    「東北レストラン鉄道「TOHOKU EMOTION(感動)」の貸切列車」乗車。このコースには、
    「ランチコース」と「デザート ブッフェコース」の二つがあり、「デザート~」に参加。

 バスで、三陸復興国立公園種差海岸へ。ここは、荒々しさと、自然の芝原を抱えた優しく
     風光明媚な景勝地だ。数多くの名作の舞台になり、映画・テレビドラマの舞台としても知られる。

    草野心平(詩人) 宮沢賢治(詩人・文学者) 井伏鱒二(作家) 佐藤春夫(詩人) 東山魁夷(画家)
      水上勤(作家) 三浦哲郎(作家) 司馬遼太郎(作家・文学者)など、縁の文学者や芸術家が多い。。

 

 海岸にはインフォメーションセンターがあり、種差海岸の自然、地域の文化、生活などを
学べるようになっている。

国指定天然記念物・蕪島(かぶしま)。ウミネコの繁殖地で、
3月上旬~8月上旬まで約4万羽のウミネコが飛び交う。
黄色い菜の花に覆われた風景は見事!

老舗の割烹「萬鱗」で名物せんべい汁と松花堂弁当をいただく。

NHKのテレビ小説「あまちゃん」の舞台となった三陸鉄道の駅。

JR久慈駅からレストラン列車に乗車。八戸まで1時間20分。私たちは夫婦二人だけの個室。

地元の観光協会などの皆さん温かい見送りを受けて。

発車して間もなく、沿線で大漁旗を振って歓迎してくれている皆さんに気づく。

 自然の芝生が海の水際まで接している景観は、珍しい。

甘党には、たまらなく美味しいケーキなどが、いっぱい。コーヒー、紅茶などの飲み物も自由。
テーブルマットも楽しい。

ライブキッチンには7種類のケーキが用意されていて、これも自由。

海沿いを走るので、蕪島の全景も良く見える。

 

震災2年後の2013年に、震災復興と地域活性化を目指してJR東日本が運転開始したが、
     人気も高く年間150日間運転している。
今度は、本格的なランチコース(八戸ー久慈)に乗ってみたいと思う。

八戸駅。

八戸港の「にっぽん丸」に帰船。

心のこもったイベントで見送っていただいた。
どの場所でも、東北の皆さんが震災からの復興を目指して
 賢明に努力されていることを実感した「心に残る旅」だった。

夜は、高橋孝民謡団の演奏に合わせて盆踊りなど「なんでもダンスパーティー」が開かれた。
カラオケ、落語、カジノコーナーなどで、それぞれが楽しいひとときを過ごした。
  船旅は決して「退屈」することはなく、むしろ、忙しいほど色々なイベントが用意されている。
    ティールームで一休みするもよし、、ライブラリーで本を読むもよし、飽きることはまずない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2016GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑧ー函館

2017-02-27 14:14:29 | Weblog

2016・5・5  8日目。この日も低気圧接近のため、松前に入港(通船)予定が、急きょ函館へ。
早朝の津軽海峡も確かに波が高かった。


函館山。


子どもの日とあって、朝食会場にも、こんなデコレーションが。



何回も来ているので、オプションには参加せず、自分たちで五稜郭へ。
ここにも鯉のぼりが掲げられていた。


館内には、五稜郭戦争の砲台が。

新撰組副隊長・土方歳三。

満開のピークは過ぎていたが、桜を観ることができた。

マンホールの蓋。

函館駅に掲げられていた看板。GLAYは函館出身。

ディナー。

17:00 函館を出港。


前日のミニコンサートに続き、この日は1時間のコンサート。
 このメンバーは、クラシックやタンゴなど幅広いジャンルで活躍中の
  ヴァイオリニスト吉田篤を中心に、弦楽四重奏団を結成。
  メンバーは、それぞれ東京藝術大学を卒業し、オーケストラの首席奏者
     などで活躍中の実力派揃い。このメンバーのファンだという船友の解説を聞きながら
コンサートを楽しんだ。

 

 

 

 

 


2016 GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑦ー秋田県男鹿

2017-02-26 14:13:06 | Weblog

2016・5・4   7日目。この日は、あいにくの雨。当初の予定は、10:00入港 17:00出港が、
台風の接近により、8:00入港 15:00出港に。さらに、さらに、12:00出港へと急きょ変更へ。
そういう場合は、船内放送のほか、船内新聞号外でのお知らせがある。

オプショナルツアーのバスも、予定時間を繰り上げて帰船。

なまはげが記念撮影のサービスで船内へ。

雨と強風の中、温かい見送りを受けて出港。

                     
                         夜は「高橋孝 民謡団」のコンサートや、吉田敦弦楽四重奏団のナイトメロディーを楽しむ。
      いずれも一流のエンタティナーなので満足。

 


2016 GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑥金沢

2017-02-17 13:43:08 | Weblog

5月3日 6日目。金沢へ。
金沢へは何度も訪れているので、オプショナルツアーには参加せず、
港周辺を散歩したり、
船内でゆっくり過ごす。

ちなみに、用意されているオプショナルツアーは、

①ぶらり散策 金沢(ひがし茶屋街 兼六園 近江市場)     
②金沢老舗料亭 つば甚で加賀料理の昼食など 
➂にっぽんの職人技をめぐる旅
④となみチューリップフェアと俱利伽羅山の八重桜
⑤世界遺産 白川郷を訪ねる


◎夜は落語とハウスバンド「アス‐ル★ブラ★プティ★」が演奏するミュージカルや
ビッグバンドジャズの名曲・ヒット曲を楽しむ。

 

 


さっぽろ雪まつり②

2017-02-16 14:06:20 | Weblog

大雪像「凱旋門」


市民雪像「トランプ」

市民雪像「ピコ太郎」


市民雪像「ファイターズ レアード」の寿しポーズ


氷像「競走馬」


大氷像「台湾ー台北賓館」

大雪像「白いスター・ウォーズ」


国内外の飲食店も立ち並ぶ

小雪像 雪ミク(初音ミク)Twinkle Snow Ver.

大雪像「トッㇳ商店街」 TVドラマ「トットてれび」にちなみ、黒柳徹子の姿をした天女が、
巨大な街頭テレビを手に抱えている。画面には、日本の四季、商店街などの風景が黒柳のナレ
ーションとともに映しだされる。


氷像「馬の親子」


氷像と札幌テレビ塔

街中もイルミネーションに彩られている

 

 

 


さっぽろ雪まつり①ー奈良 興福寺中金堂

2017-02-13 11:12:31 | Weblog

第68回「さっぽろ雪まつり」が2月6日から12日まで開かれた。
3会場に大小200基の氷雪像がつくられた。メイン会場の大通会場の幾つかを紹介する。
最近は、プロジェクションマッピングの投影などがあり、より楽しめる趣向となっている。
今年の来場者数は過去最高の約264万人を記録した。
<国宝・興福寺の中金堂>
世界遺産にも登録されている、国宝・興福寺の中金堂は、藤原鎌足発願の釈迦三尊像を安置するために、710年(和銅3年)の平城京遷都の直後から造営が開始されたものと考えられている。創建者は藤原不比等(鎌足の子)。
東西36.6m、南北23m、高さ21.2m。本尊の丈六釈迦如来像を中心に薬王・薬上菩薩像、2躰の十一面観音像、四天王像、2組の弥勒浄土像が安置されていた。2010年から復興中で、2018年落慶予定。

◎完成予想図

Nara12011

◎雪像

 

 

 



 


2016GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ⑥浜田

2017-02-07 13:20:14 | Weblog

2016年 5月2日、島根県浜田港。
岸壁では、「にっぽん丸」寄港記念企画として、歓迎セレモニーをはじめ、
特産品販売、杵つき餅の実演・無料配布、観光案内所が設けられていた。


1901年、浜田市出身の三浦は、早稲田大学に進学後、コーヒーを研究。
当時、誰も思いつかなかった「ネルドリップ」を使った独自の抽出方法で
「美のコーヒー」を作り出し、さらに世界発の缶コーヒー・「ミラー・コーヒー」を開発。
それを日本橋三越本店で売り出した。

1935年から日本橋・白木屋デパートで「三浦義武のコーヒーを楽しむ会」を始め、
各界の著名人から人気を博した。終戦後の1951年、浜田市に「ヨシタケ」を開き、
当時としては珍しい コーヒー・は市民の憩いの場となった。
これに因み、浜田市(約56,600人)は「コーヒーの薫るまちづくり」を進めている。

市では『ヨシタケコーヒー認証制度』を創設し、講習会を受講し、
実技試験に合格した事業者を、ヨシタケコーヒー提供店として認証する。
また、シンポジウム「浜田でコーヒーを楽しむ会」なども開かれている。



こんなお土産を見つけました。

今回のクルージングで最も感動したのが、船内でのイベントである「土江子ども神楽団」
が演ずる石見地方を代表する伝統芸能『石見神楽』だ。日本の伝統芸能といえば、狂言、
歌舞伎、能などがあるが、「神楽」は、かつて日本全国で左官に行われていた我が国最古
の芸能。

そのリズムは、石見人の気性をそのままに、大太鼓、小太鼓、手拍子、笛を用いての
囃子で演じられ、観る人を神話の世界に誘う。

「土江子ども神楽団」には、5歳から中学生までの子どもたちがおり、300年に渡って
引き継がれてきた。今や海外(ドイツ)でも演じるほどの活躍を見せる。
観るのは今回で2回目だが、機会があれば是非ご覧いただきたい。連続1時間の舞は圧巻だ。

演目は、「恵比須」。石見神楽の演目は30数種類あるが、古事記や日本書紀を原典
とするものが多い。

演目は「大蛇」。須佐之男命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治
するというお話しだ。

浜田高校吹奏楽部の演奏に見送られて。

この日は、世界遺産石見銀山のオプショナルツアーなどがあったが、
以前行ったことがあり、参加しなかった。夜は、入船亭扇治さんの落語と人気テノール歌手
の樋口達哉さんのコンサートを楽しむ。