北の旅人

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やりきれない! 連日の「いじめ」「体罰」による子どもたちの自殺報道

2013-03-22 17:11:42 | Weblog

毎日、毎日、学校での「体罰」や「いじめ」による子どもたちの痛ましい自殺関連の報道が流れ、何とも言えない思いだ。

大阪市立桜宮(さくらのみや)高校バスケットボール部主将が昨年12月、顧問の暴力を受けた翌日に自殺した問題では、市の外部監察チームが、同校の歴代校長や教頭の管理監督責任を指摘する報告書をまとめた。

それによれば、外部監査では、2月に顧問の暴力を自殺の要因とする報告書を作成したが、今回の報告書は2011年に体罰の情報が寄せられていながら放置し、防げるはずの自殺を招いたとして、学校トップの体質と責任が厳しく問われている。

 弁護士によれば、外部監察では、市教委の要請を受け、桜宮高校の教員や生徒へのアンケートや聞き取り調査を実施した。
 その結果、特に責任が指摘されているのは、顧問の暴力を防げなかったとして前校長と、その前任の校長、現教頭の3人だ。そして、バスケット部を含む複数のクラブ部活動で暴力行為や体罰行為があったにもかかわらず放置したとし、「適切な対処が行われていれば、生徒の自殺を防ぐことができた」として「校長と教頭の管理監督責任は重い」と結論づけた。<朝日新聞デジタル 3月22日(金)から >

また、テレビなどによれば、兵庫県たつのしの教育委員会が、19年前の小学生の自殺が教諭の体罰が原因だったと認め、「長い年月がかかり申し訳なかった」と謝罪したという。何とまあ、間が抜けた話なのだろうか。教育長は、両親が起こした民事訴訟の判決で、自殺と体罰との因果関係が認定されたので、「控訴を断念した2000年の段階で、市教委も体罰が原因という認識だった」と説明している。

しかし、小中高生の自殺をまとめている文部科学省への報告を「訂正することができると最近になって知り、当時「原因不明の事故死」と報告していたが自殺と訂正したという。いやはや、教育長たるものが、この程度の認識しか持ち合わせていないということにも驚く。聞けば、小学生が自殺した当時の教育長は、現在その学校の校長だという。テレビ局が取材を申し込んだら、スケジュールの関係で応じられないと断られている。きちんと説明する責任があるはずだ。

さらに、これもテレビ報道だが、二年前、大分県の中学校だったか、剣道部の生徒が大会中にもかかわらず、教諭ではない外部の顧問が明らかに指導のワクを超えた激しい暴力行為(保護者のビデオに映っている)をしているにもかかわらず、今まで表沙汰にならなかった。学校に顧問を辞めさせるように申し込んだが、なかなか聞き入れられなかったという。そこで、保護者は教育委員会にビデオなどを提出したのだという。確かに顧問は辞めさせているというが、解決していることなので改めて時情を聞くなどの予定はないという。映像を見れば、これは指導などというものではなく、明らかに「暴力」だ!事件として扱うべきものだ。

一体、これらの教育委員会、教育長、校長、教諭の役割とは何なんだ!問題が起こっている学校では、「隠ぺい」が、まず先に立っていることは明白だ。自分の在任中だけは、「つつがなく」過ごすということが第一で、的確な対応を講じようとしない。

中学や高校の校長を経験した友人が何人かいるので、こうした問題を話してみると、やはり、できるだけ穏便にという意識が先に立つようだ、しかも、「問題が起こったら、どのように対応するか」という点に重きが置かれがちなのだという。もちろん、素晴らしい先生たちの方が圧倒的に多いのだとは思うが、とにかく、問題が起きている学校の先生たち、教育委員会は、常識的な判断が出来るように、徹底した意識改革をしてもらいたい。

われわれも、考えなければならない。やはり「いじめ」などを起こさないような子どもを育てることが大事なのだ。そのためには、子どもが小さいうちは、極力お母さんが家庭に居てあげるべきだと思う。今や、保育所や幼稚園に預けて働くのが当たり前のようになっている。しかも、「男女共同参画社会」が強調され、働く女性がもてはやされているように見えるが、子育ての原点は「家庭」にあるのだ。政治家も文部科学省も、そうした視点からの政策も柔軟に考えていくべきだ。


ありがとう! 侍ジャパン!

2013-03-20 13:57:14 | Weblog

WBCの侍ジャパンのみなさん、ありがとう! そして、お疲れさん! 
正直言って優勝を願っていたので、残念ではあったが、選手の皆さんの素晴らしいプレーの数々には、心から拍手を送りたい。勝負ごとには、時の運もある。勝負の綾もある。

あの台湾戦は、球史に残る名場面だった。
鳥谷選手のニ盗(読売新聞のコラムには、この土壇場での盗塁は伝説となるだろうと書いた)、井端選手の同点タイムリー、中田選手の勝ち越し犠牲フライ。本当に感動した!
この凄い試合を見せてくれただけでも、侍ジャパンらしい仕事をしたと称賛したい。

間もなく、ペナントレースの開幕だ。今度は、WBCでの経験を経て一回りもニ回りも成長した選手たちが、素晴らしいプレーを見せてくれることだろう。大いに楽しみたい。そして、WBC侍ジャパンの選手たちの新たなるステージでの活躍を期待したい。

 


窓から野鳥が見える!

2013-03-03 16:58:42 | Weblog

猛吹雪の後、少し小降りになった窓の外を見ると、野鳥たちがやってきた。
赤ゲラや名前は分からないが、可愛い鳥たちが、近くの木で羽を休め、
お互いに会話をしているかのように、しばらく遊んでいった。