北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

2016GW「にっぽん丸」日本一週クルーズ④ー種子島

2016-07-23 09:09:51 | Weblog

           4月30日(3日目)、AM9:00 種子島 西之表港入港。
          種子島は、鹿児島県南部,大隅半島南方約 40kmの海上にある島。
          南北に細長く約 72km,東西5~12km。最高点は 265mと低く,
          山地の多い円形の屋久島と対照的。
          行政上は西之表市と中種子町,南種子町の2町からなる。
          人口は約33,000人、地元の高校生が勇壮な太鼓演奏で迎えてくれた。


  さすが、「宇宙ロケットの島」。なぜ、ここに宇宙センターがつくられたのか?
        ロケットは、地球の自転を利用して打ち上げるため、赤道に近い低緯度が有利とされている。
            国内で低緯度である小笠原諸島は、当時返還されて間もなく、沖縄は返還されていなかったため、
        広い場所と周囲の安全を確保できる種子島が宇宙開発施設に選ばれた。種子島宇宙センターは、
       『世界一美しい宇宙センター』と呼ばれている。

                      
        過去に2回訪れたことがあるので、色々あるオプショナルツアーには参加せず。
        ぶらぶら歩いていたら目にとまったのが、街中にある変わったアート。
        これは、「くろしおの芸術祭」という、まちおこしの一環で、2011年から行われていて、
        西之表市商店街を拠点に、子どもから大人、アーティストが共同で作品づくりをしている。 

        
                                   芸術祭の一つに、ユニークな「ベンチを探そう!」
                    -商店街休憩所アートなベンチーというのもある。
                                   街に新しい癒しの空間と、記念写真スポットを創造していくプロジェクトで、
            「おもてなし」の心も感じる。            

         「にっぽん丸」船上から、西表市の街を望む。

          種子島は、言わずと知れた鉄砲伝来の地。火縄銃の実演。
          1543年、中国船に乗ったポルトガル人によってもたらされた。

          種子島はまた、キリスト教布教のため1549年に鹿児島に上陸したが、
          2年後の1551年11月頃、マラッカに帰る途中、種子島に逗留し、
          日本での最後の地となったと言われる。

             17:00、沢山の人たちに見送られて種子島とお別れ。

                     船内の「桜カフェ」。ここでも、ミニコンサートや落語などのイベントが行われる。
        この日の夜は、4Fの「ドルフィンホール」で、落語とビンゴゲームを楽しんだ。
                                                                                                        (続く) 

 

 

 

 

 


東京都知事選挙ー誰を選ぶか?

2016-07-16 14:14:41 | Weblog

主な候補者が3人出揃った。果たして東京都民は誰を選ぶのか?僅か17日間で選択をしなければならないのは大変ではある。しかし、その中でベターな候補は誰か。都民ではないのでテレビや新聞などを通じてしか分からないが、いずれにしても、舛添氏、猪瀬氏が「政治とカネ」の問題で任期途中に辞めてしまったということを大前提として考えなければならない。

その上で、日本の顔である東京都知事として相応しいのは誰かということだ。これからの東京に対する確たるビジョンを持っているか、16万都職員の上に立ってリーダーシップを十分に発揮できるのか、激務をこなせるだけのバイタリティを持ち合わせているかなど、しっかり見極める必要がある。

3人の候補の印象を記しておきたい。

<鳥越俊太郎氏(76)=民進・共産・社民・生活推薦>

いかにもドタバタの末に出馬が決まっただけに、肝心な政策は実に心もとない。「住んで良し」「働いて良し」「環境に良し」というスローガンを掲げているが、野党4党の統一候補が先にありきで、しかも、都知事出馬の動機が参院選の結果に衝撃を受けたというのは少しピントがずれているのではないか。(全く関係ないとは言わないが)都知事というポジションを得て、安保法制や憲法改正問題などにも発言していこうということらしいのだが、具体的な政策の発言はあまりしていない。

しかし、一番の懸念は、健康問題だ。選挙スタート初日の街頭演説が、JR新宿駅の一か所だけだったというのは選挙戦略上のことかもしれないが、ちょっと気にかかる。ネット上では、鳥越氏が記者会見で「終戦時、20歳だった」と発言し、その後もTV番組(報道ステーション)で同じ発言をしているので、健康上に問題があるのではないかと指摘されている。氏は昭和15年生まれなので、明らかに辻褄が合わない。

また、自らはガンを克服し、今が一番元気なくらいだと強調し、ガン経験者でも都知事が出来るところを見せたいと意欲を見せるが、現実的には、残念ながら激務をこなすのは無理と言わざるを得ない。万が一、任期途中での退場となったら、またまた、50億円という膨大な選挙費用が掛かるのだ。そう考えると、リスクは非常に高い。

野党4党は、ジャーナリストとしての高い知名度を優先させて推薦したのだが、行政手腕はゼロだ。確かに今までの経験を生かして、新しい発想を吹き込むことも必要ではあるが、都政の推進には大きな危惧を感ぜざるを得ない。

<小池百合子氏(64)>

元環境大臣・防衛大臣の経歴を引っ提げて自ら名乗りを上げた。しかし、自民党都連に所属しながらルールを無視して出馬したため、混乱を引き起こしたが、常識的には理解し難い行動だ。都知事を目指すという意欲は買うが、やはり組織内で先ず意思表示して事を進めるべきではなかったか。マスメディアは「小池劇場」や「百合子の乱」などと表現し、元キャスターだけあってメディア戦略が上手い!と褒めたりしていたが、参院選の最中にもかかわらず連日メディアに登場。「女一人の戦い様を見てほしい」「たまには女性知事がいてもいいのではないか」と意欲満々だった。しかし、自民党の推薦を得られなくなると、今度は「悲劇のヒロイン」を演じているようで、どうも鼻につく。「策士、策に溺れる」と言えそうだ。

その発言にも違和感を持つ。当選したら、いきなり冒頭解散すると。知事には解散権がないにもかかわらずだ。都議会側から不信任案が出されなければ解散出来ないのだ。しかも、選挙となれば、先にも記したとおり50億円もの費用がかかるのだ。都議会自民党をブラックボックス呼ばわりしているが、こんな不満は組織内で論じることであって、見当違いではないか。

舛添氏は、若い時からテレビにも多く出演していただけに、パフォーマンスに長けていたが、そういう政治手法故に「政治とカネ」の面で疑惑まみれとなってしまった。小池氏も、パフォーマンス先行型のきらいを多分に感じさせる。マスコミでは、すでに幾つかの「政治とカネ」の問題が指摘されている。果たして、これらの点について明快な説明がなされるのだろうか。

<増田寛也氏(64)=自民・公明・こころ推薦>

鳥越氏、小池氏と比較してみると、結局は増田氏がベターな候補と言えるのではないか。岩手県知事、総務大臣を務め行政経験があるのは強みだ。今のところ、「政治とカネ」の問題はなさそうだし、パフォーマンスもあまり得意ではないようだ。どちらかと言えば、実務型であり、着実に政策を前進させる能力を有しているのではないか。

3期12年間の岩手県知事時代、就任前の2倍、1兆4千億円の借金を残したと批判する向きもあるが、全て知事の責任ばかりとは言えまい。チェック機能を果たすべき議会にも責任があったのではないか。都議会においては、その機能をしっかり果たせば、そうした懸念は払拭できるはずだ。

また、かつて「地方の人口減」について、東京の一極集中を是正するべきと強調していたことについて、都知事の立場としては矛盾するのではないかと指摘されている。しかし、これとて、日本全体のことを考えれば当然のことであって、豊かな都の財政を考えれば、そう心配するほどの事ではないだろう。

今回の都知事選挙は、舛添氏の「政治とカネ」に端を発していることを考えれば、決して知名度や人気ばかりに焦点を当てるのではなく、「住みやすい東京」をつくる政策を着実に推進できるリーダーを選ぶべきだ。一票を有しないが、息子や知人・友人が住む東京だ。無関心ではいられない。


2016GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ➂=終日航海

2016-07-03 12:03:55 | Weblog

2日目は、種子島をめざして終日航海。
360° 海のパノラマを楽しむ。
船内では、各種イベントが行われ、退屈ということはない。


    ホースレースゲーム


親しくなった船友のキャビンにオープンした「手作り喫茶」に招かれ、楽しい時間
を過ごす。

♪吉田篤弦楽四重奏団メロディタイム。
吉田篤(バイオリン)のファンが多いことを知る。

「カクテルパーティー」。この日、参加者の服装はフォーマルと決められている。
船長以下、クルーの紹介がある。

素晴らしい夕日を眺めながら、「ウエルカムディナー」(洋食)。
クルージング中、何回となくこのような風景に出合う。(朝日も)
そして、ゆったりとした時間が流れてゆく。

                この日のメインイベントは「夏川りみコンサート」
                透き通るような歌声に満足!


2016 GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ②=美食の船

2016-07-02 12:31:38 | Weblog

 4月28日PM5:00 東京晴海ふ頭から出港。一路、最初の寄港地・種子島へ。
この日は、特別なイベントはなく、にっぽん丸のハウスバンド「アス‐ル☆ブラ☆プティ☆」
の演奏や、落語などを楽しむ。

一番の楽しみは、一年ぶりに船友と会うことで、
早速ディナー(美食の船と言われるだけに美味しい)を一緒にすることに。
3年ほど前に出会ったご夫婦で、ご主人は何と89歳で実に元気そのもの。
今でも海外へ仲間と一緒にトレッキングに行くほど。年間50日は船に乗っているという。
国内外の客船に乗っているので、色々な情報を教えてもらっている。

22:30~23:30までは、軽い夜食もあり、これもちょっとした楽しみの一つだ。
ちなみに、この日は、温冷麦、姫おむすび、抹茶ブッセ、フルーツコーナー、
香の物、日本茶・コーヒーなどの飲み物。


少し時間があったので、羽田の国際線ターミナルを散歩。
鯉のぼりが吊るされていた。


2016 GW「にっぽん丸」日本一周クルーズ①

2016-07-01 11:21:39 | Weblog

       今年も4月28日~5月8日まで、恒例にしているクルージングに行ってきた。
       このコースは今回が5回目。日本船、外国船を含め色々な大型客船が似たようなコース
       を設定しているが、
「にっぽん丸」の日本一周クルーズが、季節、日数、コース、
                   エンターテイメント、
食事などを含め一番気に入っている。
       
       普段はメールなどで交流を続けている全国に船友も出来、その皆さんとも久しぶりに

       再会するという楽しみもある。今回はクルージングの概要をお伝えする。
                    (にっぽん丸のパンフレットから)