ついに、わが家にも、かかってきたぞ「振り込め詐欺」の電話が。
今日の13時ごろのこと。
「○○だけど、ちょっと頼みがあるんだけど」
「とうしたの?」
「会社で立替ミスをして、200万円、今朝まで相手に直接振り込まなければならないのを忘れていた」
「しょうがないな、すぐにといっても郵便局や銀行に行ってお金をかき集めなければならんから、用意できたら連絡する。あっ、ケータイの番号何番だったっけ?」
「いつもの番号だからわかるでしょう?」
「ちょっと母に代わるから」
「最近、振り込め詐欺が流行っているから、合言葉を決めていたけ
ど、合言葉は?」
「いつ、決めたっけ?」
「大分前に」
「忘れた」
「じゃ、ママの名前は?」
「………」
5~6分のやりとりだった。実際、息子の名前は確かに合っていたし、声もかなり似てはいた。ただ、息子の電話のかけ方とは違っていたので、瞬間的に振り込め詐欺だと気づいて会話していた。
わが家には、以前にも似たような電話のかけ方でかかってきたことがあり、「○○だけど」という一言で「声が違うね」と言ったものだから、すぐに敵は電話を切った。電話のかけ方から想像すると、多分、同じ奴だと思う。
口座番号を言わせようと思ったのだが、その前にバレたと思ったらしく自ら電話を切った。
妻が電話で話して長引かせている間に、念のためケータイで息子に連絡をとり確認できた。
まったく、懲りずに悪行を働いているとんでもない奴らだ。
とにかく、こんな時は、まず息子に確認をとることが大前提だから、くれぐれも慌てずに対処すべきだ。ご参考までに。