北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

「にっぽん丸クルーズ」小樽-利尻・礼文-知床-網走②

2010-10-13 14:47:32 | Weblog


昆布乾し。(礼文島)



利尻島にある「オタトマリ沼」から利尻富士を望む。



海辺の小さな囲いには、可愛いラッコが。



船内にあるヒグマのはく製。



夜のアトラクションの一つ、「YOSAKOIソーラン」の踊り。これは、高知のよさこい祭りと北海道のソーラン節をミックスして生まれた新しい祭りで、今や北海道の夏の風物詩。札幌大通公園を中心に、5日間で200万人の人出がある一大イベント。
この日は、今年の入賞チームの一つ「テスク&祭人」という大学生チーム。





世界自然遺産「知床岬」の朝日。(4:40ごろ)
国後島は、すぐそこだ。







昭和37年、大学生のころ、クラブの夏合宿で1か月間、知床の山中でテント生活を送ったことがある。
まさに、秘境・知床と言われ、脚光を浴びつつあった時代。昭和40年代に入り、加藤登紀子さんの「知床旅情」の大ヒットで、一躍全国区に。青春時代の懐かしい思い出の地だ。









船上から、ウトロ市街が見える。



網走では、入港歓迎セレモニーが。



8:30 網走港着。仲良くなったMご夫妻(世界中を旅する行動派で、すでに日本百名山登頂を達成している)

我々は、3日間コースなので、ここで下船し、網走から札幌へ。お二人の見送りを受ける。Mご夫妻は5日間コース参加で、帰りも船で小樽へ。



このクルージングでは、もう一人、凄い方に出会った。
日本に唯一人しかいない「指画」を描く濱田珠鳳先生。(写真左)

世界を舞台に活躍されており、9月には上海万博でも実演され、11月にはフランスでも行われるという。
その作品は、指で描かれたとは、とても思えない素晴らしいものだ。

濱田先生のオフィシャルブログで、ぜひ、ご覧いただきたい。

http://juhou.blog73.fc2.com/

聞き捨てならない、鳥越俊太郎氏の発言

2010-10-06 15:56:51 | Weblog

10/5日のテレビ朝日「スーパーモーニング」における、鳥越俊太郎氏の発言は聞き捨てならない。小沢一郎氏が「強制起訴」になったことについてのコメントの中で飛び出した言葉だ。

 「国民世論という名のリンチ。そりゃダメだよ」 と言い放った。とんでもないことだ。

続けて、こう言った。

「日本では起訴されると99.9%有罪だったから、国民の中に、起訴されると犯罪者という気持ちがある。しかし、今回は検察庁が不起訴、検察審査会が起訴相当と判断が分かれた。今までのケースとは違う。最終的決着がつくまでは推定無罪という裁判の原則を守ってもらいたい」

 

鳥越氏のコメントに、大澤孝征弁護士が、分かりやすいコメントをした。
 

「推定無罪といっても、証拠がある程度あれば身柄を拘束して裁判することは差し支えない。が、そうした被告人であっても、無罪の者と同じに扱うという意味。小沢さんがまったく何の影響もなく前と同じというのはおかしい。公務員であれば、村木さんがそうだったように、起訴段階で休職扱いになって仕事ができなくなる。
 
 無罪になって復帰する形をとる。司法手続きに入った段階でそのような取り扱いを受けるのはやむを得ない。政治家は、制限は法律上ないから、自ら処するか政治的責任をどうするか、その場で決めてもらうしかない」。


 鳥越氏は反論できなかった。


かねてから、鳥越氏は民主党擁護論者だが、全く呆れたし、国民をバカにするにも、ほどがある。これまでの検察の捜査や小沢氏本人の説明では、納得できないことが幾つもあり、裁判でハッキリさせるというのは当然のことだ。

 

 

国民の90%が、小沢氏の説明に納得していない。しかも、例の土地代金4億円の原資について、政治献金→銀行融資→個人資金と3回も説明を変えたし、2007年の記者会見で説明した土地取引の「確認書」の日付が、東京地検の捜査で偽装だったことが判明している。

 

また,こんな大金を動かすのに、強大な権力者である小沢氏の了解なしに進めることは、常識ではあり得ないことだ。小沢氏本人が、銀行融資の書類に捺印していることなどから、小沢氏本人が関わっていることは明白だ。

 

検察庁は証拠不十分とし不起訴としたが、このことも、誠におかしな判断だ。これだけの状況証拠があっても、起訴できないという検察に対する国民の強い不信感が今回の「強制起訴」という結論でもあるのだ。

 

この事件では、秘書が3人も逮捕されており、小沢氏の政治的、道義的責任は免れない。こうした不正な資金で、子飼いの政治家を集め、数の力で裏から政治を操るという、傲慢かつ古い政治手法を駆使してきたのが小沢氏だ。

 

「強制起訴」の結論を聞いて、「これは権力闘争だぞ」と、涙ぐんだというが、自らの不正を棚に上げて、こんなレベルでの認識しか持てない小沢氏は、潔く政界から退場すべきだ。日本の政治を、これ以上捻じ曲げられては、たまったものではない!

 

 


「にっぽん丸クルーズ」小樽-利尻・礼文-知床-網走①

2010-10-05 21:12:34 | Weblog
8月28日~30日 にっぽん丸で 小樽-利尻・礼文-知床-網走-札幌(JR)へ。
天候に恵まれ、なかなか良いクルージングだった。
日本海からオホーツク海へ、涼風に吹かれ、のんびりしてきた。



総トン数 22,472トン
船客定員 202室 524名
全長 166.6m
全幅 24.0m





利尻島に停泊して、利尻・礼文を1日観光し、知床岬を経由で網走へというコース。



小樽の「潮太鼓」に見送られ、18:00出港





たそがれの小樽を眺めながら一路、利尻へ。






船内では、小樽市長らの歓送を受ける。



夜は、各種の楽しいイベントが盛りだくさんで、忙しいほど。



日本百名山の一番目に数えられる利尻富士(1721m)が、くっきり。
利尻島着 翌朝 8:00。



フェリーで「花の浮島・礼文島」へ渡り、「澄海岬」(スカイ岬。光の角度によって、海面が微妙に変化する)など観光。



礼文島には、ハマナスなど、多くの高山植物が咲いている。





猫が海を見ているような形から「猫岩」と呼ばれる、観光スポット。



昼食は、名物の[ウ二丼」(エビも)。さすがに、獲れたてのウニは旨い!
ウニが苦手な人は、海鮮丼(魚の煮つけも)に変更できる。


尖閣諸島漁船衝突事件

2010-10-04 12:09:42 | Weblog

沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像について、法務・検察当局は、ビデオの国会への提出は法律上可能との結論をまとめた模様だ。与野党は9月30日の衆院予算委員会理事会で、ビデオ提出を政府に求めることで合意しており、政府への正式な提出要請に先だって法律解釈上の可否を判断したとみられる。~(毎日新聞)

 

この記事を読んで、何で今ごろ、ビデオの国会提出が可能だと判断したということになるのか。呆れる。「公益上の必要がある場合は認められる」という例外規定があるではないか。

 

国益を考えれば、即座に判断がつくことだ。事故直後に公開すれば、中国漁船の故意によるものと世界に公表できたのだ。菅総理も見ていないというが(見ているかもしれないが)、とんでもない! 今になって公表すれば、中国で取り調べを受けているフジタの社員に影響を及ぼすことは必至だろう。

 

だから、こういう場合は、タイミングが必要なのだが、それを失してしまったのだ。常識で考えれば、公開すべきということが、すぐに分かることだ。これほど重大な問題に関して、このお粗末さだ。こんな民主党政権を、いつまでも続けていたら、ほんとうに日本が無くなるという危機感を抱く。今後のためにも、自民党をはじめ、野党も徹底的に追及すべきだ。