北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

かわいい「クリオネ時計」

2008-10-31 11:34:01 | Weblog

           

 

 

同期会の記念品に貰ってきた「クリオネ時計」(縦10㎝×横20㎝×奥行き7.5)が、なかなか可愛いので紹介したい。これは、点字をプラスチックに表示させる技術を活用し、クリオネが実際に泳いでいるように見える優れもの。なかなかの人気商品だという。インテリアとして置くのもよし、ちょっとしたプレゼントや記念品にするのも良い。

クリオネは知床の海に住み、流氷の天使と言われる。クリオネの正式名は「クリオネ・リマキナ」。クリオネはギリシャ神話に出てくる海の女神・クリイオから、リマキナはナメクジに似たという意味で、「ナメクジに似た海の女神」という。

和名は「ハダカカメガイ」。クリオネは、巻き貝の仲間で成長するとともに貝殻が消えてしまう。クリオネは冷たい海の表層に住み、知床へは流氷がやってくるとあらわれ、流氷とともに、いつのまにか姿を消す。

 

価格、申込先などは下記HPまで。

 

   http://www.sharicho.jp/


北海道東部の「神の子池」と「来運の水」

2008-10-30 16:38:43 | Weblog

先日、高校の同期会が網走であり、その周辺を少し歩いてきた。その中から、2か所ご紹介しょう。

一か所目は、清里町にある「神の子池」(摩周湖=カムイト=神の湖と言われるところから)。清里駅から27km、緑駅から9kmにある摩周湖の伏流水が湧き出ている周囲220mの池。

水深5mの青く澄んだ色は神秘的。1日12000トンの湧水がある。裏摩周展望台からも近い。知床や摩周湖へ行く時は立ち寄ってみては。周辺は紅葉も素晴らしいのでお勧めだ。

 

       

 

      

 

      

         体長10㎝~15㎝のオショロコマ


       

           遠くに摩周岳が見える



もう一か所は、斜里町にある「来運公園」。ここの湧水は、「来運の水」として知られ、幸運を呼ぶとして多くの人が訪れている。

秀峰・斜里岳に積もった雪が数十年を経て湧出しているもので、毎分5トン、6℃前後を保っていて夏は冷たく冬は凍らない。明治32年に開拓の鍬が下され、来運神社もある。ここもお勧めポイントだ。



       

 

           



                  

                   樹齢100年のオンコの木
                   (イチイの木)

 


おかしいぞ!小倉氏のWBCへのコメント

2008-10-28 14:11:27 | Weblog

WBCの監督に巨人の原監督が決まったが、まずは妥当なところだろう。しかし、今後の問題として、やはりスッキリと決めるためには、しっかりとしたルールを決めたほうが良い。日本シリーズを制した監督が就任するのが好ましい。


 

ところで、今朝のフジテレビの番組「特ダネ」で、小倉キャスターが問題発言したのには怒りを覚えた。前回のWBCで日本が優勝したのは「タナボタだから、ぜんぜん気にしなくていい」と、言い放ったのだ。これは、まさに暴言だ!
日本は韓国に2回負けていたが、韓国が決勝へくる間に負けたから日本は決勝へ進出できて優勝したというわけだ。確かに、そうなのだが、それが勝負というものなのだ。



 
優勝したとき、王監督は「素晴らしい選手たちを率いることができて、うれしいの一言。最高です」と喜びを語った。イチロー選手をはじめとする選手たちも、あれだけの熱い気迫を前面に出して戦ったのだ。われわれも、心から感動し、日本人としての誇りを感じたのだ。


その監督・選手たちに対して、全く失礼極まりない発言だ。小倉氏は何様のつもりなのか、呆れた。小倉氏の言い方をすれば、北京オリンピックの北島選手だって、400㍍リレーの銅メダルだって、みんな「タナボタ」ということになってしまう。


北島選手の場合は、200㍍平泳ぎはライバルのハンセン選手が出場しなかったから金メダルがとれたということになる。400㍍リレーも、アメリカなどの有力な国がバトンタッチに失敗したからメダルがとれたということになってしまう。

もちろん、そんなことではない。どちらの場合も実力が勝ったから、素晴らしい結果を得たのだ。小倉氏は、あのような軽率な発言を撤回すべきだ。かねがね、小倉氏の発言には、違和感を覚えていたが、フジテレビは、いいかげんにフレッシュな司会者に交代させるべきだ。


北国は紅葉の季節

2008-10-19 17:20:56 | Weblog

北国は秋が深まっている。


歩いて30分ほどのところにある紅葉の名所(2万坪以上ある公園。春は桜も綺麗)は、一週間前が紅葉のピークだった。

 

まもなく、晩秋から初冬へと景色は刻々と変わりゆく。

 

 

 


和倉温泉・山中温泉・高山の「八幡祭」へ

2008-10-14 22:38:32 | Weblog

10/8~10/10、能登半島にある和倉温泉「加賀屋」(石川県七尾市)と、山中温泉「花つばき」(石川県加賀市)、飛騨高山の秋の高山祭「八幡祭」に行ってきた。大変いい旅だった。

「加賀屋」は、今年2月に開かれた「第33回 プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で28年連続総合日本一に輝いただけあって、全てにおいて素晴らしい。

チェックインからチェックアウトまで感心させられることばかりで、さすがだ。 たとえば、到着のお出迎えから始まって、荷物はバスから部屋まで運んでくれる。係の女性は部屋に入るまでに客の身長をチェックし、浴衣を用意してくれる。

夕刊が配達されるが、それは汚れないようにビニールのカバーがかけられ、朝刊は全国紙と地元紙の2紙が用意されている。 部屋食の夕食時には、嫌いなものがあるかどうか聞かれ、ブリの刺身が嫌いだと言ったら、マグロに変えてくれた。風呂も良い。夜はお客が楽しめるように、歌や踊りのショーも用意されている。

極めつけは、係の女性との会話で、「結婚40周年を記念して、日本一の加賀屋に来ました」と話していたところ、夕食時に支配人が部屋に来て「結婚40周年おめでとうございます」と挨拶され、記念品まで頂いた。ほんとに驚いたし、感激した。







お琴の演奏が



素晴らしい加賀屋「歌劇団」


 

高山の「八幡祭」は、16世紀後半から17世紀の発祥といわれ、旧高山城下町北半分の氏神様である桜山八幡宮の例祭。毎年、10月9日、10日に、この祭りだけのための11台(今年は10台)の屋台が町を巡る引きまわしや布袋台のからくり奉納など伝統的な行事が楽しめるとあって、外国人を含め多くの観光客で賑わっていた。


 

                 


山中温泉の「花つばき」は、何といっても野天風呂「湯畑」が素晴らしい。敷地内にある湯畑は、毎分526ℓの源泉を使用しており、男女混浴。それぞれ「湯あみ」を着用して入浴するので家族でもOK。大聖寺川のせせらぎと小鳥のさえずりを聞きながらの入浴は最高の気分だ。ここは絶対のお勧めだ。





夜は幻想的

           




「花つばき」のすぐそばにある、天然記念物の杉。根回り15m、高さ50m、樹齢2300年。


輪島塗の工房「しおやす漆器工房」で。



高級品がズラリ




 九谷焼の店「九谷満月」で。



思わず笑っちゃった






 

 

 

 

 

 

 


東国原・宮崎県知事の衆院選出馬問題

2008-10-06 14:44:26 | Weblog

東国原・宮崎県知事が衆院選には出馬しない意向を表明したと言われるが、まったく当たり前のことだ。少なくとも、任期を全うしなければ極めて無責任だし、県民を欺いたことになる。

知事は、「県民から国政で汗をかけと言われれば意見交換する」「県民のためになるのであれば」「宮崎県の緊急事態」「一知事がどんなに頑張っても日本のシステムを変えられない」など、色々言っているが、「どげんかせんといかん!」と言って県民の大きな支持を得て知事になった以上、マニフェストの実行を目指して知事職を務めあげなければならない。

いくら、緊急事態だからといっても説得力に欠けるし、任期半ばで放り投げて国政に出ていったとしても、日本のシステムを変えられるほどの力をつけるには相当な時間を必要とするだろう。それどころか、あの永田町独特の流れに呑み込まれる確率のほうが高いだろう。人気があるからということで国政に引っ張り出され、使い捨て同然にされて消えて行った人たちは数知れない。

確かに、宮崎県知事としては、よくやっているとは思うが、いくら国政へのチャンスだとはいっても腰を浮かせることなく、しっかりと実績を積み上げ、今までにない新しい知事像を確立させることこそが東国原知事の本来的な進むべき道だ。

地方から日本を変えるという視点や、新しい発想による県政の推進に全力で取り組んでいるという姿勢が見えるからこそ、高い支持率を得ているのである。そこを勘違いしないでほしい。


そうでなければ、知事職は単に国政へ進出するための腰掛けにしたにすぎないということになり、一気に県民の信頼を失うことになる。

 

また、東国原知事を衆院選に担ぎ出そうと考える自民党も安易すぎる。なりふりかまわず人気のある候補者を出そうということだが、知事選で自民党は他の候補を支持した経緯があり、いくら想定外の事態とはいえ、こんなことをやるようじゃ誠に情けない。

東国原知事は「今のところは出るつもりはない」というようなコメントを繰り返しているが、キッパリと不出馬宣言を行うべきだ。