北の旅人

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「食事付き高齢者専用マンションの日々」ー③

2020-08-15 13:56:44 | Weblog

「食事付き高齢者専用マンションに移ってから1か月半。 

新しい住処は病院を経営するグループ会社が運営しており、

100戸ほどの入居者の平均年齢84歳、8割が女性、夫婦ものが少々。

同様のマンションが6棟あるが、空きはほとんどないようだ。

魅力は幾つかあるが、一つには病院へ行きたい時には、

近くにあるグループの病院へ無料送迎してくれること、

もう一つは、入居時の費用(敷金)が家賃の2.5か月分だけ。

一般的には、色々な形がありますが賃貸形式でも何百万はザラ。

家賃も年金に多少プラスすれば入居可能な範囲。

私たちは1LDK(2部屋)あり、夫婦二人には十分だ。

 今はコロナ禍で、各種イベントは中止しているが、充実した日常を送れるようにと、

バスツアー、音楽会、クルージング、夏まつり、パークゴルフ、カラオケなど、

なかなか楽しそう。

マンションの近くには、家具・インテリアの店やスーパーの大型店などがあり、

バスで7~8分の所にある地下鉄の駅に直結して24時間営業のスーパーなどもある。

ここでは、夕食時に、ウイスキー、日本酒、焼酎、梅酒が無料で飲み放題。

私は、殆ど飲めないが、妻は、お気に入りの梅酒があり、

「美味しい!!」と、毎晩、飲んでいる。(笑)

コーヒーは終日飲み放題。大浴場は午後3時からOKなので、夕食前に済ませ、

夜は野球の試合をテレビ観戦。ただ、試合終了前に眠くなってしまうこと多々あり。(笑)

総じて、ゆったりした日々を送れていいのだが、

やはり、入居者の先輩の中には色々な人がおり、苦手な人たちもいる。

特に女性だが。妻は、「新しい人は、自分から名前を名乗って、

今度入った○○です」と挨拶するようにと言われたと。

また、大欲場では入浴の仕方などについて、

事細かな説明を受けている入居者がいたなど、

どうでもいいようなことを言われていたのを見たとも。

聞いて呆れるようなこともあるようだ。

 私は、レストランの座る場所で、2回ビックリさせられた。

ガラガラ空いている4人掛けのテーブルに妻と座っていた所へ、

ご夫婦が、わざわざ私たちの隣に来て、「いつも座っているので」と、

不機嫌そうに言われた。よっぽど、席を移ろうかと思ったけれど、

基本的には自由席なので、そのまま食べたが、

ボソボソと話しかけてきて「何年生まれですか?」と。

私が5歳年上だと分かると、急におとなしくなったような気がした。

多分、自分より若いと思っていたのだと思う。

もう1回は、やはりご夫婦で、同じようなことがあった。

まぁ、何となく座る場所が決まっているというのは理解できるが、

如何にも指定席みたいに初めての人間によく言えるなと驚いた。

 ただ、こちらとしては、二度とその席には座らないとか、

時間帯をずらすなどすればよいので、大した問題ではないが、

年をとると頑固になると言うか、我が儘になるというか、

自戒せねばと思っている。

また、このような生活スタイルを続けるには、

決して受け身になるのではなく、

こちらが主体的に自分に合った日常を貫けばよいだけだと思っている。

ともあれ、妻も満足しているので、一安心だ。

 

 

 

 

 



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