北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

呆れ果てる民主・小沢独裁!

2010-03-19 15:28:11 | Weblog

党外で小沢一郎幹事長を批判したとして、党副幹事長の生方幸夫氏が突如解任された。産経新聞(3月17日)で、「今の民主党の運営は、まさに中央集権。権限と財源をどなたか一人が握っている」として、鳩山総理に、「小沢幹事長を呼んで注意してほしい」と語ったことが原因だという。

小沢氏の側近である高嶋筆頭副幹事長は、「小沢幹事長の指示ではない」と言うが、誰が見ても小沢氏の意向が反映されていることは明らかだ。鳩山総理は、「党内に民主主義があるかないかということとは、次元の違う話だ」と、訳の分からぬコメントを出し、当然のごとく小沢氏擁護を繰り返している。もっとも、鳩山総理が小沢幹事長に注意するなどということが出来るはずがないと思うが。

生方氏は、また、政治資金問題で、「国民の納得が得られなければ、幹事長を辞任すべきだというのが党内のマジョリティだ」と言い、「秘書が3人も逮捕された幹事長の責任はどうなるのか」と迫ったというが、誠に正論だ。渡部恒三元衆議院副議長は、「秘書3人が逮捕された方のほうが、はるかに責任が重い」と語っている。

政権交代6か月だが、民主党内で息を潜めていたマグマが噴出した恰好だ。遅かれ早かれ、こういう事態が表面化することは、大多数の国民が想定していたのではないか。天皇の政治利用や600人の大訪中団など、その異常さは半端ではない。党幹事長室への権力一極集中もしかり、小沢幹事長の横暴極まりない言動が相次いできたからだ。

評論家の西部邁氏は、「小沢一郎は国会のゴロツキだ」とまでこきおろし、数の論理と不透明な政治献金で政権を牛耳っていると指摘している。(月刊Will4月号)

東京大学先端科学技術研究センター教授の御厨貴氏も、痛烈な批判を浴びせている。「彼がいなければ政治改革は続かなかったろう。しかし、説明能力の欠陥がもたらす閉鎖性は最大の弱点であり、民主党の目ざす開かれた政治と隔絶している。小沢氏の退場により古い政治家が支配する政治は一度終わり、もう少し平凡な、顔つきも私たちと似た人々が政治を担う。そこから、次の政治が生まれるのではないか」(北海道新聞3月15日)と、バッサリ斬っている。

ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、政党助成金の盲点を突いた助成金貯蓄や、政治倫理の欠如のまま、日本の指導者として君臨していることは、「日本の恥」とまで断じている。

大見えをきってきたマニフェストも、普天間の問題をはじめ、ガタガタと音を立てて崩れてきているが、先ずは、「小鳩」政権ならぬ「虎鳩」政権を退場させることが緊急課題だ。

全く口先だけで決断力がない総理と、やたら権力を誇示することのみに執着する幹事長に、この日本の舵取りを託すことなど出来るはずがない。一刻も早く政治の舞台から降ろすべきだ。

☆民主党関連のページ
 
http://blog.goo.ne.jp/goo1942_december/e/725350580e7a3d5fdd7447b318544274

http://blog.goo.ne.jp/goo1942_december/e/413ef1ac73ea5f38e16e8f93726f4db8


漢方薬で「不整脈」から解放された!

2010-03-15 13:36:03 | Weblog

10年位前から不整脈が出るようになり、24時間ホルター心電図をはじめ、色々な検査をしてきた。4年前には、心臓の専門病院で一日がかりで精密検査を受けた。

結果は、心臓の機能そのものには問題がなく、命に関わるようなものではないとのことだった。だから、一生付き合っていくしかないか、と思っていた。しかし、寝不足などをしたような時には、依然として不整脈の症状が出て不快だった。

昨年の1月頃、たまたま書店で「漢方が効く」(本間行彦著)という本が目に入り、不整脈にも効果があるということも書いてあった。著者は大学病院の教授を退官したあと、漢方を中心としたクリニックを開いていた。

早速電話をしてみると、完全予約制とのことで、1か月後だという。そこで、近くで漢方を扱っている病院がないか、インターネットで調べてみると、風邪などを引いたとき、たまに行くことがある内科の個人病院でも扱っていた。

昨年の2月から、ツムラの「炙甘草湯」(シャカンゾウトウ)を、1日3回食間に服用することにした。 2か月位経ったころ、一時、以前より不整脈が出る回数が多いような気がしたが、一時的にそのような反応が出ることがあるということを聞いていたので、そのまま服用を続けた。

すると。3か月が過ぎたころから、そう言えば、症状がしばらく出ていないなぁと思うことがあった。目立った副作用的なものもなかった。それ以降、試しに、1日朝夕2回に減らし様子を見ることにした。8月ころになると、ほとんど症状が出ることがなくなり、服用を止めてみることにした。

もし、症状が出るようであれば、頓服として飲めばよいということだった。以来、今日まで全くと言っていいほど症状は出ていない。

服用し始めてから1年経って効果を確信したら、同じような症状の皆さんに参考までにお知らせしようと思っていた。私が服用してきた「シャカンゾウトウ」は、疲労などにも効果があるとされているので、今も時々、そのために服用することがあるが、不整脈用としては使っていない。

私に効いたから、全ての方にも同じ効果が期待できるとは限らないし、他に持病がある方には、それなりの服用の是非や服用の仕方があると思うので、漢方を扱っている病院で良く相談してみてはどうだろうか。西洋医学だけで症状が改善されない場合は、セカンドオピニオンとして、一度は試してみる価値があるのではないかと思う。

「ダメモト」で試してみようと思ったが、以外な効果に驚いた。病院の先生も自分で漢方を服用して、効き目を実感したので扱うようにしたと言っていた。とくに最近は高齢者の各種治療に漢方を使う病院が増えているのだという。

どのような病気でも、諦めることなく、これからは、漢方を上手に使うことを考えても良いのではないかと思う。私の体験が、少しでも参考になれば幸いだ。

なお、不整脈には「アルコール類」(乾杯のビールぐらいしか飲めない)、「カフェイン」を避けた方が良いというので、「コーヒー」や「お茶」は自宅では、基本的に「ノンカフェイン」のものを飲んでいる。コーヒーは好きなので、外では通常のコーヒーなどを飲んでいるが、それでも今のところ何でもなく、不整脈からは、すっかり解放されている。

<参考>セカンドオピニオン

 http://blog.goo.ne.jp/goo1942_december/e/3d784e973b71f369ba1ebd2d4603b9d6

 


伊豆・房総と水戸偕楽園梅まつり・箱根4日間⑤

2010-03-14 12:59:32 | Weblog

水戸偕楽園。金沢兼六園、岡山後楽園と並ぶ、「日本三公園」の一つ。1842年、水戸徳川家第9代藩主・徳川斉昭が創設した。

13haの中に、約100種、3,000本の梅が植えられている。時期的には、若干早かったが、紅白の梅が程良く入り混じっていて、なかなか綺麗だった。

 

園内にある好文亭は。好文亭の名称は、梅の別名「好文木」が由来。
 昭和20年、戦災で焼失したが、昭和30年から3
年かけて復元。斉昭が、
 文人墨客、家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安の会を開いたという。
部屋の襖絵は見事。

紅葉の間は、次の間。

松の間は、奥対面所。

つつじの間は、藩主夫人お付きの詰め所。

徳川斉昭公と慶喜公の像。

            千波湖のほとりで、珍しい黒鳥が子育て中。


伊豆・房総と水戸偕楽園梅まつり・箱根4日間④

2010-03-12 18:55:07 | Weblog

アクアラインは初めて。神奈川県川崎市から東京湾を横断して千葉県木更津まで、総距離15.1km。川崎側9.6kmが、アクアトンネル、木更津側の4.4kmがアクアブリッジ(橋)で、日本一長い橋梁だ。

この、トンネルと橋の間にあるのが人口島「海ほたるPA」。この日は、風の強い日で、帽子が飛ばされるほど。ウィークディの早朝とあって、車は、それほど混んでいなかった。1997年開通。

 

南房総・「白浜パークフラワー」。北国では、まだ雪の世界だが、ここは春。ポピー、キンギョソウ、パンジー、マーガレットなどが咲き誇っている。

800坪の温室には、バナナが。

             千葉県鴨川小湊にある「誕生寺」。
         1276年、日蓮聖人誕生を記念して創建された。

          境内にある日蓮聖人12歳時の銅像。12歳になると親元を離れ、
          初等教育を受けるため、清澄山(天台宗の名刹)に登る。
  

          荒れる太平洋。犬吠碕灯台は改修中だった。
          右手の岩礁は、東映映画のタイトルバックでお馴染み。

 茨城県大子町にある、日本三大名瀑の一つ、「袋田の滝」。轟々と音をたてて流れ
 る様は圧巻。高さ120m、幅73m。大岸壁を4段になって流れていることから、別名、 
 四度の滝ともいわれる。

 西行法師は、四季に一度づつ来てみなければ、本当の良さは分からないと言った
 そう。確かに、紅葉の時期など、素晴らしいだろうと思う。冬は、凍った滝をクライマ
 ーたちが登山訓練をするのだという。

 ちなみに、他の二つは、和歌山県の「那智の滝」(高さ133m、幅13m)、栃木県の
 「華厳の滝」(高さ97m、幅7m)。

 

 


伊豆・房総と水戸偕楽園 梅まつり・箱根4日間②ー河津桜

2010-03-09 13:58:26 | Weblog

2/25日、河津桜まつりへ。期間は、2/6日~3/10までだったが、ちょうど満開だった。翌日からは天気が荒れたので、グッドタイミング。

河津川沿いに約600本、街全体では8,000本ある。河津町に原木があることから「河津桜」と名付けられた。

2月上旬から1か月間が開花時期。蕾の段階では濃紅色、万開時には淡紅色となる。一足早い春を堪能してきた。

 

                    桜・菜の花・みかんのコラボレーション。いい感じ!



上下、同じ河津桜。


伊豆・房総と水戸偕楽園・梅まつり・箱根4日間①

2010-03-07 19:41:05 | Weblog

      箱根の大涌谷。昨年も立ち寄ったが何も見えず。今回はバッチリ。
      ここの名物「黒たまご」は、1袋5個入りしか売らず。たまご大好き人
      間だが、これでは、コレステロールも高めなので断念。



 芦ノ湖にある「箱根駅伝ミュージアム」。往路ゴール、ふくろスタート地点
 の、すぐ隣。名場面の実況なども観ることができるし、歴史やエピソード
    が分かりやすく解説されている。選手のユニホーム、シューズ、応媛の
ぼり、各種グッズなど、箱根駅伝ファンにとっては、魅力いっぱいだ。



詩人の戸山寛子氏作詞による「箱根駅伝賛歌」-青春の襷-



「箱根駅伝ミュージアム」の正面

 


1956-「14歳の心象風景」<55>

2010-03-06 07:22:28 | Weblog

<俳句>

寒々と ふけゆく夜に スズの音

ストーブを かこみて遠き 春を待つ

本を読む 外ははげしい 吹雪かな

(K・T)

スキーのり ああおもしろい スキーのり

(S・T)

ねこやなぎ もうすぐ芽を出す 雪の中

インクをば 青く手につけし ローラーおす

(O・T)

文章を 作る楽しさ 手にローラー

春ちかし 川の流れる 音がする

いやだなあ 先生の目が光る 学期末

四時間目 そっとべんとう さわるかな

卒業生 目になみだを ためるかな

昼寝をし 春の目ざしに 目がさめる

(M・K)

                              ☆                 ☆

54年前の中学2年生のクラス文集を、こうして整理してみて当時の事を色々な形で思いだした。

中でも、やはり若くして逝った仲間のことだ。彼らの作品を読みながら、一人ひとりを思い出し、また、こんな事を思っていたんだなと、何とも言えない想いに駆られた。改めて、ご冥福をお祈りしたい。

そして、若者の感性というのは、何と素晴らしいものかということも、改めて感じた。

                 (1956-「14歳の心象風景」 完)

 


1956-「14歳の心象風景」<54>

2010-03-05 11:27:01 | Weblog

<俳句>

春とともに 去っていく人 卒業生

(I・F)

ゆきだるま つくって見れば だめにけり

(I・E)

日を浴びて すくすく育つ 花の生

きらめくは 北斗七星 さむざむと

(G・S)

スキーのり すべってしりもち あなかくす

(K・S)

大空に 高くそびえる ポプラの木

 (K・K)

春近く めだかそろそろ でるころだ

(S・T)

スキーのり 山に登れば 郷が見え

(T・T)


1956-「14歳の心象風景」<53>

2010-03-04 08:43:53 | Weblog

<俳句>

霧かすむ 釧路の街の ネオンかな

南極の 便りを待つや 一家族

(M・M)

ふきだまり ほほをすれゆく 雪の花

スキーのり しりをつく人 つかぬ人

(U・A)

晴れの朝 まぶしく光る 銀世界

しろがねの 雪降る山で スキーのり

春くれば 野山の草木 青々と

(S・M)

ふきだまり 深くて靴に 雪入る

 (O・T)

今はなき 友のおもかげ 目に浮かぶ

日曜日 小鳥の声に 目をさます

雪どけの 着物気にする お姉さま

(I・Y)