八尾南稽古日記

2008-09-09 23:09:15 | Weblog
 今日は澄みわたった青空が広がり、気温も下がり秋めいた一日となった。稽古が楽しい季節が到来する。
 子どもは、比○ちゃん、○寄君、新○ちゃん、齊○君、大○君、カリンちゃん、夏ちゃんと久しぶりに顔をのぞかせた山○君の8人、大人は植田指導員、栗のマダム、そして2か月ぶりにやってきてくれた北○さんと私の4人の合計12人の子供の部となった。準備動作では、四方切り、膝行では歩み足転換の習得、技では二教、小手返しが全員できるように秋のテーマとしてやっている。
 子どもの進歩はテーマを与えることによって加速する。これからが楽しみである。

 大人は、植田・金光指導員、合宿以来となる尾崎指導員、北○初段、黒帯貴公子、赤松さん、畔のマダム、高○ちゃん、新人の和○さん、そして皆が道場復帰を待ち望んでいた一号さんと高○君が参加してくれた。私を含めて12人の参加となった。
 片手取りの内回転を受け身の稽古として、片手取り一教を表と裏の捌きを変えて。四方投げを呼吸力を意識しながら研鑽した。
最後に、希望があった自由技の稽古法を突きの間合い、正面打ちの間合い、両手取りの間合いを感じることによって単なる技の掛け合いではなく「自由技」を稽古してもらった。

 段階を踏む稽古は大切である。しかし、武道に実は段階がないものである。攻撃の刹那に感じる理合いを学ばなければ、実は武道ではないのである。
故に演武と稽古は異なるものである。手を出す、肩を取って貰うしぐさは演武であるということを考えて欲しい。それを自由技と思うから、慣れ合いになってしまう。稽古としての自由技の本質ー今私が感じる高みをー自身で経験して頂いてこそ段階はわかるものである。故にその高みから皆さんにも出発して頂きたいと思う。
研鑽しあいましょう。冨永
 
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