今年で3回目となる香港順天会の皆さんとの交流稽古会を10月6日から10日まで行った。
◯ 10月6日(金)
関空10時55分を出発、香港到着は13時45分に。勿論時差の関係があるので約3時間ほどの
フライトだ。香港は32度、秋からまた真夏に戻ったようだった。私と植田(和)指導員を栗原夫妻
が空港まで出迎えてくれていた。
ホテルに荷物を置いて少し休んで道場に、平日なのに多くのメンバーが集ってくれた。
やはり、合気道の稽古は楽しい。稽古後タイ料理に連れて行ってもらった。
激辛が好きな植田(和)指導員は料理に目を輝かせていた。
◯ 10月7日(土)
今日は植田(あきひさ)君、アヤさんが到着するので栗原さんが空港に迎えに行った。ありがたいことである。
到着後、2002年に香港に作られた禅寺に観光に行かせていただいた。
高層ビルの中にポツンと佇むその景色は、アンバランスで何とも言えない面白さを感じた。ここで中国式の
精進料理を頂いた。なかなか美味だった。
16時から18時まで二回目の稽古会。この日は多くのメンバーが集まってくれ、楽しい稽古会になった。
多くの言語も飛び交い、熱心に私たちの動きを見てくれていた。
そのあとは、中華料理で会員の皆さんと「懇親会」、その後2次会で「栗原宅」にお邪魔した。素晴らしい
お家だった。
◯ 10時8日(日)
この日は朝9時30分から11時30分の朝稽古。朝なのに多くの方々が来てくれた。奈良に来てくれた
ピータとも再開できた。
千鶴さんの指導の成果か女性の熱心な方々の参加が多い。誰でもができる
合気道、力にとらわれないで正しい「形」を練磨するという稽古方法を私たちは修行しているのだと
実感できる。
そうした思想を栗原さんらが指導してきた結果といえる。
稽古後、観光に女人街、上海街に出かけた。香港はどこへ行っても人が多い、多くの言葉が飛び交い
活力に溢れている。
少しホテルに休んでビクトリアピークに出かけた。100万ドルの夜景に感動し、夜の
北京ダックに舌鼓を打った。
◯ 10月9日(月)
この日の昼に植田(あきひさ)君、アヤさんが帰るので午前中百貨店のようなところでショッピングした。
自動卓球練習機が展示されていたのでアヤさんが挑戦、その様子を見た現地の中国人が試合を申し
入れた。アヤさんが軽く一蹴、さすが…とみんな称賛した。
ホテルで休んで19時から21時まで稽古。平日なのでそう来ないだろうと思っていたが、20人強のメンバー
が来てくれた。
稽古後、栗原夫妻が夜景の見えるバーに連れて行ってくれた。生牡蠣とビフテキを頂いた。
最高な夜となった。
◯ 10月10日(火)
香港とも今日で最後となる。皆さんにお世話になった。朝10時からの稽古に参加させてもらった。
少数と言っていたのに朝のこの時間に10人近くのメンバーが集ってくれた。
香港の人たちは合気道を求める気持ちが純真だ。座技正面打ち1教などの基本技を行った。
稽古後、空港へ急いだ。この間栗原ご家族には本当にお世話になった。
次の香港の交流稽古を誓って香港を後にした。
皆様、ありがとうございました。