まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

「除夜」

2017-01-29 12:07:54 | 日記
「除夜」は、大晦日に、(松井山)専福寺が、除夜の鐘をつきに来る参拝客に対して振る舞う、オリジナル銘柄のお酒です。酒造元は高橋庄作酒造店ですので、つまりこのお酒(の中身)こそが、「(本醸造)会津娘」、ということになるのではないでしょうか。「会津娘」にはいくつかのバリエーションがあり、純米酒も呑んだことがありますが、私の好みは本醸造の方にあります。高橋庄作酒造店には、「無為信」というブランドもあるのですが、親鸞のお弟子さんである、無為信こそが、専福寺の開祖なのだ、と、「除夜」のラベルには記されています。

「会津娘」は、会津でもなかなか手に入りません。あまり流通していません。人気だからなのか、製造数が少ない(限度がある)からなのか、どうしてなのでしょう、わかりません。けれども、先ずは、一ノ堰の蔵元に行けばよろしい。燕の巣と共存している、あの蔵を、是非、訪問して頂きたいです。それが無理であれば、「會津酒楽館(渡辺宗太商店)」に行けば必ず手に入ります。

写真のわんこは、誰がどう見たってゴールデン・レトリバーですが、ちいこは、イングリッシュ・セターと和種系(柴犬?)のあいのこでした。いわゆる出来ちゃった婚という奴でして、どうやら望まれて生を受けたわけではなく、だからこそ突然我が家に来てくれた、という、そんな経緯だったように記憶しています。ともあれ、雑種には雑種特有の愛らしさや魅力がありますし、とにもかくにも、オリジナルな犬でした。最高にキュートな犬でした。かよたん星人はよく「どうしてあんなに可愛かったんだろう」と言います。全くその通りの犬でした。

「会津娘」は、進呈するお酒ではありません。薄給の一般庶民が、自らが好んで呑む、そんな美味しいお酒だと思います。「除夜」とは矛盾しているようで、矛盾していません。というのは、「除夜」は振る舞い酒なのですから。つまり、無料のお酒なのです。そんなわけで私は、去年の大晦日もまた、専福寺に行くようにと、ケーコにお願いをしておきました。彼女は4人で参拝に行って、しっかりとゲットしてきてくれました。写真には3本しか写っていませんが、1本は彼女が呑んでみたからなのです。そうして、「おいしかったよ」と、申しておりました。無為信は、親鸞の稲田時代のお弟子さんのようです。なんというか、いろんな縁を感じます。
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