まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

行間を読む 本質を知る

2014-07-17 21:15:59 | 日記
依頼心が強い。

言わなくてもわかってくれよ、細かに説明をしなくともわかってくれよ。

一方通行の会話。

自分が言いたいことだけを覚えている。

自分が困ったことは忘れられない。

宮澤賢治の「雨ニモマケズ」ってのは、単なるメモなのだ。

素晴らしいメモであることには違いないが、メモでしかないことは事実なのだ。

彼の本質は、公開を前提にした作文の、その行間にある、ということ。

お釈迦様は何も書き残していない。

キリストも何も書き残していない。

今現在、彼等は何を語るのだろうか。

そういう意味で、例えば大江健三郎と江藤淳の夏目漱石に関しての論争は正しい。

立場や意見は異なるにせよ、的確な問題提起をしていると思う。

「諸行無常」と「諸法無我」。

そうして「一切皆苦」。

私は悟れない。


「つぐみ」スピッツ
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