「天国への扉」ではなく、「Trying to get to heaven before they close the door」

1966年に、ボブ・ディランは（The Bandと供に）「ロール」を始めたのです（精神面ではなく、音楽的に）。そうして2016年に、彼自身が、ではなく、（私のような）外野の方こそが、「ロック」を終わらせたのかもしれません。その間、たかだか50年。私の歴史程度の時間軸なのです。

母に頼まれたので、草刈機のコードを買わなくてはなりません。それで、Amazonで検索するってぇと、「2000円以上で送料無料」ってかぁ。ついでに、掃除機の紙パック、ペンギンのスポンジ、う～ん、あとは何だろう・・・、トレビーノ（浄水器）かなぁ。

おそらくディランは、私のような物欲魔とは異なり、名誉や金銭、数多な欲より何よりも、ただひたすらに「アガペー」を求めているのでしょう。あるいは「天国」かもしれませんけれども。

今、ディランが欲しているのは、おそらく唯一、「晩酌の友」だけなのかもしれません。なぜならば、その存在こそが「アガペー」であり「天国」なのでしょうから。


「Trying To Get To Heaven」Lucinda Williams