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極めて個人的な事柄を、公の場に晒してしまうってことに、きっと、反感を覚える向きもあるだろう。むろんそんなことは承知している(つもり)。現実問題として、そんなことはメールでやりたまえ、とね。けれども、オレは楽しんでいる。それに、もう一つの事実も付け加えておこう。ご存じの通り、オレは10年以上前の機種の携帯電話を使っている。そうして、このポンコツでメールを打つ作業ってのが、異常に厄介なんだ。さらに、もう一つの事実も伝えておこう。ブログのせいで別れたとは言わない。でも、それが彼女を傷つけていたことに関しては、疑いようもないことだった。私は懲りない。きっと、死ぬまで。
さて、昨日は池袋のパルコで、随分長い間悩んでいたんだ。ストーンズショップが閉店するのは、まさに昨日だった。そして、Tシャツやら何やら、そのほとんどが50%オフで売っていた。もちろん、欲しいものはたくさんあった。例えば、ビル・ワイマンがいちばん目立っているTシャツ。72年か、73年のツアーの時のプリントだと思う。ベロマークのついた、凄く素敵な色のシャツもあった。とくかくたくさんあったんだ。そうして私は、散財することを公言していたにも関わらず、その店では結局何も買わなかった。後悔するのかな。わからない、今のところ。
スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベルの5枚組のCDは、池袋のタワーにはなかったので、わざわざ新宿まで行って買ったんだ。あっくんの趣味じゃないことは承知している。でも、もうしばらく辛抱してくれ給え。ご存じの通り私はキンクスのファンなのだが、その声や音はまるでレイ・デイヴィスを彷彿させてくれた。だからきっと、You Yubeの中にはなくて、CDでしか聴くことが出来ない素晴らしい音源がまだ隠されているんじゃないかな、って。そんなことを、例のオムライスを食べながら、考えていたんだ。
ご存じの通り、今私はロッドの自伝に夢中になっている。そうして、その中で、次のような文章に出会った。
<1人目のギターはジム・クリーガンだ。ジムはスティーヴ・ハーレー&コックニー・レベルの「メイク・ミー・スマイル」において、流れるような素敵なアコースティックギターのソロを披露していた。>
そう、まさにこれがそうだったんだ。まだ太ってしまう前のジム・クーリガンを確認することが出来る。ジムは、ロッドの新譜の生みの親でもある。彼に感謝しなくてはならないことは、たくさんある、ってことなんだ。
「Make Me Smile (Come Up and See Me)」Steve Harley & Cockney Rebel
この曲を聴いていると、どういうわけか、「Come See Me Baby(The Cheater)」を思い出します。どうしてかのかな。