ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第20巻-1ペギーの子守歌

2006-11-20 00:37:12 | 第016巻~第020巻

■ペギーの子守歌(第79話) 発表1973年12月

評価    ★★★★

依頼人   不明(KGB?)

ターゲット チャールズ・コバーン

報酬    不明

今回弾丸発射数       2/ 通算弾丸発射数 534

今回殺害人数         2/ 通算殺害人数   412

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数  45

<ストーリー>
公園でおきた婦女暴行殺人事件。ゴルゴは被疑者として聴取される・・・

<この一言>
子守歌か・・・

<解説>
本作のトピックスはなんといってもゴルゴの血液型の手がかりが得られている点だ。公園で発生した婦女暴行殺人事件で遺体に残された精液から犯人の血液型はAB型と判明。FBI捜査官ギャラットは事件の容疑者としてゴルゴを局へ連行、タバコの吸い殻からゴルゴの血液型を割り出す。検査の結果、ゴルゴの血液型はAB型ではないことが明らかになりゴルゴの潔白が証明される。後に第61巻-2『7号コテージ事件』でゴルゴの血液型はA型と判明するが、ゴルゴの血液型に言及した本作の価値は色褪せていない。

FBIのギャラットはゴルゴと殴り合いの際、ゴルゴの左頬にストレートを決めている。ゴルゴとボクサーの対決シーンは 第4巻-1『査察シースルー』第15巻-2『残光』 で描かれている。それぞれの闘いでゴルゴは完全勝利。『査察シースルー』では世界ヘビー級チャンピオンを半殺しにしており、『残光』では東部ヘビー級チャンピオンのパンチを完全に見切りスウェイで軽くいなしている。ゴルゴにパンチをクリーンヒットさせたギャラットのボクシングの腕前は東部チャンピオンを軽く凌駕していることが分かる。

なお、コバーンの愛犬「ノージイ」も眉間を打ち抜かれて死亡しているため、今回の射殺人数2名には「ノージイ」も含まれている

ズキューン

ゴルゴ13 (20)巻掲載
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴルゴ自身ケチな犯罪者に思われて心外なのでは・・・。 (M16)
2006-11-20 21:20:03
ゴルゴ自身ケチな犯罪者に思われて心外なのでは・・・。

ギャラットの攻撃を食らったのはこれ以上攻撃を避けたり、反撃したらまずかったとも考えられます。

ノージィを殺した理由は何でしょうね?
返信する
M16さん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2006-11-21 01:04:47
M16さん、こんばんは。

>ゴルゴ自身ケチな犯罪者に思われて心外なのでは・・・。
同感です。しかも、婦女暴行犯ですからね。不本意でしょう。

>ギャラットの攻撃を食らったのは・・・
なるほど!深い読みですね。

>ノージィを殺した理由は何でしょうね?
第2巻-5『南仏海岸』でも飼い主の狙撃後に犬を殺していますね。主人に忠実な犬を生かしておくのが忍びないと思い、犬も葬るのでしょうか?
返信する
Unknown (ソリッドスネーク)
2019-08-19 10:42:54
そう考えると映画のビックスネークは強すぎます
返信する

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