■アーリイ・オータム(第77話) 発表1973年8月
評価 ★★★
依頼人 チャールズ・ルカ
ターゲット ジョニイ・オーガスタ
報酬 不明
今回弾丸発射数 3/ 通算弾丸発射数 524
今回殺害人数 2/ 通算殺害人数 401
今回まぐわい回数 1/ 通算まぐわい回数 44
<ストーリー>
ニューヨークのボス「チャールズ・ルカ」の下で殺しを請け負ってきた「ビル・マクダネル」。ルカがゴルゴに仕事を依頼したことから、マクダネルはゴルゴに対決を申し込む・・・
<この一言>
話があるのなら・・・早くすませてくれ・・・
<解説>
ニューヨークのボス「チャールズ・ルカ」の下で殺しを請け負ってきた「ビル・マクダネル」は、ルカが自分以外の者に殺しを依頼したことに不満を持つ。ルカに理由を問いただしたところ、仕事を依頼した男は「きれいな仕事」をする「超A級のプロフェッショナル」だからだとの返答を受ける。自身のプライドを傷つけられたマクダネルはゴルゴに対決を申し入れる。
本作は所謂「サイドストーリー」もので、老齢に差し掛かった殺し屋の悲哀を描いた作品。殺し屋といえど愛した女に子どもができれば戸惑いを覚える人間である。一方、愛した女を殺せとの依頼を受ければ、女に引き金を引かなくてはならない。プロフェッショナルとしての生き様とプライドを賭けるマクダネルであるが、自分の限界と負けを悟った最期の姿があまりにも哀しい。
ズキューン
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ゴルゴ13シリーズの魅力のひとつとして「登場人物のキャラが立っている」、というのがありますね。ゴルゴはもちろんのこと、各ストーリーに登場する人物の性格描写が素晴らしいと思います。『良い味を出している』キャラが忘れたころに別のストーリーで再登場すると、なんだかうれしくなります。