ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第18巻-3白い巨人

2006-11-16 00:35:37 | 第016巻~第020巻

■白い巨人(第75話) 発表1973年7月

評価    ★★★★

依頼人   カストロ派ゲリラFAR(反乱武装集団)

ターゲット コーポレイティッド・グリーン・カンパニーのボス「アルベルト・ゴメス」

報酬    不明

今回弾丸発射数       8/ 通算弾丸発射数 518

今回殺害人数         8/ 通算殺害人数   395

今回まぐわい回数     1/  通算まぐわい回数  43

<ストーリー>
グアテマラにてアメリカ資本企業のボス「ゴメス」の殺害依頼を受けるゴルゴ。父親をゴメス一派に殺された少年「ピッカロ」はゴルゴへ協力を申し出る・・・

<この一言>
いいかぼうず・・・おれの言うとおりに動くんだぞ・・・勝手なことをした時は死ぬ時だと思え・・・

<解説>
少年「ピッカロ」とゴルゴの心のふれあいを描いた作品。ピッカロの父親「ペドロ」はアメリカ資本企業の搾取に反対、「コーポレイティッド・グリーン・カンパニー」のボス「アベルト・ゴメス」の殺害をゴルゴに依頼する。ゴルゴが到着する前にゴメス一派に情報が漏れ、ペドロは殺害される。ゴルゴはピッカロの母親がゴメス一派への内通者と知り殺害しようとするが、母親の裏切りを知らないピッカロの闖入により、母親殺害を見合わせる。父ペドロの敵討ちに荷担すべく、ピッカロはゴルゴに協力を申し出る。父親の敵討ちを哀願するピッカロの熱意に応え、ゴルゴはピッカロとの共闘を約束。ピッカロの母親はゴメス一派により殺害されるが、ゴルゴは最後まで母親の裏切りをピッカロに隠し通す。ピッカロの真摯な思いを受け止めるゴルゴの度量と男気はチャンドラーの名セリフ「タフでなくては生きていけない。優しくなくては生きている資格がない。」を想起させる。

ズキューン

ゴルゴ13 (18)巻掲載
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴルゴがピッカロの父親だったらピッカロは両親を... (M16)
2006-11-17 20:54:22
ゴルゴがピッカロの父親だったらピッカロは両親を失わずに済んだのにと思います。

ところでチャンドラーとはどこの誰なんですか?

ファミコン名人の高橋名人のことは知りませんでした。まさかそんなに早く打てる人間がいるとは世の中広いですね。
返信する
M16さん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2006-11-17 23:55:55
M16さん、こんばんは。

少年の名前「ピッカロ」でした。本文中すべて「ピッコロ」と誤っていましたので修正します。

>チャンドラーとはどこの誰なんですか?
アメリカのハードボイルド作家です。主人公フィリップ・マーロウ探偵が活躍する小説は、何を読んでもハズレがありません。M16さんも気に入ると思いますよ。
返信する
この話が載ってある18巻を初めて買ったんですよ... (sss)
2009-01-15 21:17:03
この話が載ってある18巻を初めて買ったんですよ。つまり、僕にとってゴルゴ初体験という事です。
特におもろしかったのが動作24分の4とこの作品。
この作品のラスト、哀れな少年の姿を見て黒幕のアジトに突入して始末するシーンは仕事人そっくりでした。暗闇から黒幕の前に現われて、闇へと葬る・・

現在、必殺仕事人2009が金曜夜9時に放送されているので良かったら是非。DVDも販売してますよ。もちろんおもろしさは超A級ですよ(笑)
返信する
sssさん、こんにちは。 (賛美歌13番)
2009-01-17 10:16:01
sssさん、こんにちは。
18巻がゴルゴ・デビューですか。
『白い巨人』といい、『動作24分の1』といい、味わい深い作品ですよね。特に、『白い巨人』の<哀れな少年>のエピソードは感動的です。
仕事人、見てみますね。
返信する

コメントを投稿