ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第96巻-2情報漏洩源

2007-09-20 23:45:01 | 第096巻~第100巻

■情報漏洩源(第325話) 発表1991年6月

評価   ★★★

依頼人  ①モサド(イスラエル中央情報局)長官デール ②西ドイツ首相

ターゲット ①キム・フィルビー ②BND(西ドイツ連邦情報局)内部の情報漏洩源

報酬    ①不明 ②不明

今回弾丸発射数       3/ 通算弾丸発射数 1,768

今回殺害人数         2/ 通算殺害人数   3,916

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数    95

<ストーリー>
西ドイツ連邦情報局(BND)内部の情報漏洩源(ディープ・スロート)を見つけ出し、始末せよという依頼にゴルゴは・・・

<この一言>
情報源を教えてくれ・・・

<解説>
西ドイツ連邦情報局(BND)からの情報漏れが発覚。情報漏洩源は幹部クラスの大物ということは判明したが、裏切り者の正体を掴むことのできない西ドイツ首相は、ゴルゴに情報漏洩源(ディープ・スロート)を探し出し、抹殺することを依頼する。

ベルリンの壁崩壊により東西統一への展望が開けたドイツを巡って、各国の諜報機関が蠢く。西ドイツに潜入し、東ドイツに情報をもたらしていたスパイをなびかせようと、諜報機関が暗躍するなか、BND内のディープ・スロートにKGBが接触を試みる。従来東ドイツに流していた情報を今後はソ連に提供することで合意したディープ・スロートは、直後ゴルゴの銃弾の前に倒れる。ディープ・スロートの正体はBNDソ連・東欧情報局長「シャーロッテ・パイヤール」であったが、KGBとの接触の現場をゴルゴに押さえられ正体を見破られたのである。

モサドの”ハイド”はディープ・スロートの仲介役を務めていたが、ゴルゴにディープ・スロートの正体を隠し、虚偽の申告を行った。ゴルゴを手玉に取ったと思ったハイドであるが、ゴルゴに警告の弾丸を打ち込まれるハメになる。

ディープ・スロートが秘密の情報源を意味するようになったのは、ウォーター・ゲート事件で内部告発を行ったアメリカ政府高官をディープ・スロートと呼んだのが始まり。ちなみにディープ・スロートとは、ポルノ映画のタイトルである。本作ではディープ・スロートに「ゴルフクラブの柄」の意味もあると注記されており、ゴルフクラブの柄にマイクロフィルムを隠すというトリックが使われている。

ズキューン

ゴルゴ13 (96)巻掲載
ゴルゴ13 (146)巻(最新刊)
★ゴルゴ・グッズ紹介 デイブ・マッカートニーの店★

<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>