ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第93巻-1クロスアングル

2007-09-01 18:05:49 | 第091巻~第095巻

■クロスアングル(第314話) 発表1991年8月

評価   ★★

依頼人   不明

ターゲット 武器商人”僧侶”

報酬    不明

今回弾丸発射数       2/ 通算弾丸発射数 1,725

今回殺害人数         1/ 通算殺害人数   3,876

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数    95

<ストーリー>
スキャンダル・カメラマン「ビクター・ランス」。世界中の著名人のスキャンダルを写真で暴いてきた彼が、ゴルゴに対し”知る権利”を行使しようとする・・・

<この一言>
科白なし

<解説>
世界42カ国で250名以上の著名人のスキャンダル写真をものにしてきた「ビクター・ランス」。引退を考えていたランスに、雑誌編集長「パトリー」がゴルゴの狙撃写真を撮影すれば大きなスクープになると吹き込む。

カメラマンとしてのプライドをくすぐられたランスは、情報屋からゴルゴの行動予定を入手し、武器職人”僧侶”の狙撃の瞬間を撮影することを企てる。狙撃と撮影に共通点が多いことに着目、ターゲットのアジトを元にゴルゴの狙撃地点を割り出す。

ビルの窓ガラスに写った狙撃体制のゴルゴををファインダーに捉えるランスであるが、カメラレンズの反射に気付いたゴルゴは、窓ガラスを射抜きランスの撮影を阻止、ターゲットである”僧侶”の狙撃を敢行する。ゴルゴの注意深さに脱帽するランス。撮影機材をしまい帰路に就くランスは、待ち受けていたゴルゴを見ての己の最期を悟る・・・

カメラマン・ランスとゴルゴの知恵比べだが、レベルが違いすぎる。ランスは愛すべきキャラではあるがゴルゴの敵ではない。ゴルゴが自らの狙撃シーンを窓ガラスに晒してしまうという失態もいただけない。物足りなさを感じてしまう短編。

ズキューン

ゴルゴ13 (93)巻掲載
ゴルゴ13 145巻(最新刊)
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