茨城から発信しますⅡ

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茨城から発信します II ひたちなか市の白亜紀層

2017-09-09 07:00:00 | 茨城紹介

大洗海岸から「国営ひたち海浜公園」に向かってドライブした。

途中で奇麗な波に魅せられて一休み。

ここには傾斜した白亜紀系那珂湊層群の岩礁が連続している。

これは、およそ8,000万年前頃の大陸棚斜面において
形成されたタービダイト混濁流により深海に運ばれた。


堆積した陸性堆積物からなる砂岩泥岩互層が、
その後の隆起に伴って緩やかに傾斜した。

さらに、礫岩、砂岩、泥岩からなる岩石のうち、
軟らかい部分が海食によって選択的に削られて、
いわゆる「鬼の洗濯板」状になったものである。

当時の海に生息していたアンモナイト、モササウルス、
ウニ、二枚貝、サメなどの化石も発見されておる。
特に異常巻アンモナイトの群棲地として有名である。


常陸那珂港と東京電力・原子力発電所 

アンモナイトは茨城県内で最初の中生代地層の発見で

茨城県指定天然記念物に指定されている。