偕楽園の蓮の花が咲き始めました。
仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が
仏の智慧や慈悲の象徴とされています。
如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、
また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしています。
子供の頃仏壇に向かって鐘を叩く時鐘の下にレンゲの座布団を思い出しました。
寺院では仏前に「常花」と呼ばれる金色の木製の蓮華が置かれています。
死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって
身を託すという思想があって「一蓮托生」という言葉の語源になっています。
蓮根の生産量は茨城が日本一。
良い泥水が多いからでしょうか?
蓮の花はとても清らかで綺麗です。