極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

ナノテク解体新書 ②

2023年10月06日 | 環境リスク本位制

  
彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救ったと
伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦国時
代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと)の兜
(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。



このブログをはじめからずつとマイクロウェブ(電子レンジ)派で推して
きた。最近、自分でランチをつくらなかったが(彼女が用意)、久しぶり
にプロシード・アリーナ横のセブンで「冷凍海鮮お好み焼き、これは、毎
日頂けると感心したのでレポする。
1.ひとことで美味。2.加熱ムラを配慮する、3,ベースのパウダーは
小麦だけでなく米粉・蕎麦粉・キビ粉・野菜粉などアレンジ可、4、具材
調理加工Ⅱ係わるの明細情報はQRコードで表示義務化。
また、原稿の電子レンジあるいはレンジオーブンに満足しているかといえ
ば、におい、騒音とそして加熱ムラ(これは、ひと手間かければ解決でき
る)あることも掲載しておきたい。

ところで、セブンのたこ焼きも美味しいので掲載しておく。

  <

タコは西アフリカ・モーリタニアから来る

2011年、たこやきの蛸は国内だけでないが、コンビニの冷凍食品使われて
いるかというとわからない。ところで、モータリアと日本政府の他国間貿
易政策の政策の成功例がある。西アフリカの砂漠と<海岸の美麗さ、イス
ラム信仰以外これといったものがないが、40年前、中村正明氏が蛸壺漁と
養漁法の指導により、モーリタニアの水産物輸出の86%がタコ。日本が
輸入タコの35%を占めるまでなる(2020年)。   


登山予定日:10月14日~21日(本日の予想では15日は晴れ、14日にスタート
➲15日午後帰宅で決行できそう





金沢美術館観光予定日:2023
年10月21~22日

再エネ革命渦論 175: アフターコロナ時代 176】
技術的特異点でエンドレス・サーフィング-
   特異点真っ直中 ㊿+⑥
  



逆回転の発想で救える人がいるという、 どこの国でも、格差や貧困は社会
問題。家を失い、外で暮らす人々が大勢いる。ロンドンは大都市というこ
ともあり、ホームレスが少なくない。ただ昔と違って今のホームレスはス
マートフォンを持っており、生活に必要な各種申請や情報を得たり、連絡
や送金受け取りなどが行なえる生命線になっているが、電子機器の難点は
電池切れ。彼らは充電できるスポットにアクセスしにくいため、日々とて
も困っているという。そこで生まれたのがモバイルバッテリーの「My Powe-
rbank
」。 市の交通局が運営しているレンタサイクルに磁力でくっつくよう
デザインされ、レンタルせずともペダルを後ろ向きに漕ぐと、歯車の回転
で発電できるよう設計されていというのだ。



100分漕いだらスマホを4回フル充電
25分間ほど漕ぐと、スマホのフル充電1回分になる。内蔵電池は2個あり、
最大でスマホを4回フル充電にできる容量を備えている。つまり「My Power-
bank」自体をMAXにするには、100分間漕がなくてはならない。自分がヒマな
ら時間が潰せ、いい運動にもなる。レンタサイクルは市の運営とはいえ、「
他人のもので勝手に充電なんて…」と思うかもしれない。でもこれがないと、
生きていけない人たちもいる、と社会福祉政策を考えれば納得できる。「
My Powerbank」はデザインのコンペで受賞し見事に賞金をゲット。地元のN
POや慈善団体からも協力を得ることができた。製造はお古のバッテリー2個
を使い、筐体を3D印刷して使い方は夜でも読めるよう取説が紫外線インク
で印刷され、ひとつ作る費用は3ポンド(約550円)で、必要な人たちにす
ぐ広がりそうだというがいかがでしょうか。




特集:カーボンナノチューブ用途と量産化
 カーボン、つまり炭素は地球上に存在する元素の一つです。炭素原子はそ
の性質上ほかの元素と結びついて炭素分子として存在することが多いが、
純粋な炭素原子の集合体としては、身近なもので言うと鉛筆やシャーペン
の芯に使われているグラファイト(黒鉛)、それから自然物としてはもっ
とも硬いダイヤモンドが代表的。ナノカーボンと呼ばれるナノサイズの炭
素の結晶状態が注目を集めたのは1985年のこと。60個の炭素原子で構成さ
れるサッカーボールのような構造体(フラーレン)が発見され、1996年に
その発見者にノーベル化学賞が授与される。この発見以降、ナノカーボン
の研究が盛んになり、その後、ナノカーボンの仲間(炭素同素体)である
グラフェンが発見され、その発見者は2010年にノーベル物理賞を受賞して
いる。1960年代から繊維状炭素物質の存在は知られていが、1976年に信州
大学の遠藤守信教授(現:特別栄誉教授)がCVD(化学気相成長)法とい
う高効率の中空筒状の炭素繊維、いわゆるカーボンナノチューブ(CNT)合
成法を発明、また1993年にはNEC基礎研究所の飯島澄男氏(現:名城大学終
身教授)によって単層CNTの構造が解明された。CNTは炭素原子だけで作ら
れた筒状の構造体で、直径が数nmから数十nm(1nm:1mmの100万分の1)、
長さが数μmから数十μm(1μm:1mmの1000分の1)と、細くて非常に長い
のが特徴(下図1)。しかも、高い導電性と熱伝導性を持ち合わせ、密度は
アルミより低いため非常に軽く、さらに引っ張り強度は鋼鉄よりも強い、
という夢のような物質である。


出展;産業技術総合研究所



------------------------------------------------------------------
 1.特開2002-255519 単層カーボンナノチューブの製造方法およびゼオ
 ライトの除去方法
【概要】
レーザ蒸着法およびアーク放電法などのカーボンナノチューブの合成法は
、大量合成に不向きであること、アモルファスカーボン等の不純物が多い
ことなどの課題を有していた。一方、熱分解法では、合成温度における触
媒金属の安定性、および触媒微粒子の構造制御、加熱時の粒径制御が課題
であった。下図1のごとく、耐熱性の多孔性担体に触媒微粒子を分散担持
させた基体上に炭化水素ガスをキャリアガスとともに送り、炭化水素ガス
の熱分解を利用して、単層カーボンナノチューブを気相合成することを特
徴とする単層カーボンナノチューブの製造方法を提供する。

図1.施形態1に係わる単層ナノチューブ(SWNT)合成装置の概略模式図


2.特開2022-12095 単層カーボンナノチューブの製造方法
【概要】
図1のごとく、単層カーボンナノチューブの製造方法は、金属基板50を
洗浄する第1工程と、金属基板50の表面にAl2O3バッファ層51を作
製する第2工程と、Al2O3バッファ層51の表面にIr(イリジウム)
20を蒸着させる第3工程と、CVDを実行する第4工程と、を備えてい
る、単層カーボンナノチューブをより簡便に得ることができるカーボンナ
ノチューブの製造方法を提供。

図1.実施例1及び実施例2の単層カーボンナノチューブの製造方法を示
 す概略図
【符号の説明】 20,120…Ir(イリジウム)  30,130…単
層カーボンナノチューブ  50…金属基板  51…Al2O3バッファ層 
52…PDMSバッファ層  110…Si基板  140…0.01M酢
酸イリジウムエタノール溶液(Ir(イリジウム)イオン溶液)  S…
Ir(イリジウム)イオン溶液の液面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属基板を洗浄する第1工程と、 前記金属基板の表面にA
l2O3バッファ層、又はPDMSバッファ層のいずれかを作製する第2工
程と、 前記Al2O3バッファ層、又は前記PDMSバッファ層の表面にI
r(イリジウム)を蒸着させる第3工程と、 CVDを実行する第4工程と、
を備えていることを特徴とする単層カーボンナノチューブの製造方法。
【請求項2】 前記Al2O3バッファ層の厚みは、30nmから200nm
であることを特徴とする請求項1に記載の単層カーボンナノチューブの製
造方法。
【請求項3】 Si基板を洗浄する第1工程と、 前記Si基板の表面側に
Ir(イリジウム)イオン溶液をコーティングする第2工程と、前記Si
基板を焼成する第3工程と、 CVDを実行する第4工程と、を備えている
ことを特徴とする単層カーボンナノチューブの製造方法。
【請求項4】 前記第2工程において、前記Si基板は、前記Irイオン
溶液に浸漬され、前記Si基板の表面を前記Irイオン溶液の液面に交差
する向きにした状態で0.1mm/secから0.6mm/secの速度
で前記Irイオン溶液から引き上げられることを特徴とする請求項3に記
載の単層カーボンナノチューブの製造方法。
------------------------------------------------------------------
カーボンナノチューブの構造や作り方
1.ナノテクノロジーとカーボンナノチューブ 
ナノテクノロジーとは、ナノメートルのとても小さなスケールで物質を操
作することによって、物質に全く新しい機能を実現する技術です。ナノテ
クノロジーによって実現できることは、例えば以下のようなことです。連
邦議会図書館の全蔵書のデータを角砂糖の大きさの記録媒体に収める。鉄
より10倍強い新材料を開発して全ての乗り物を軽くし、燃費を向上させる。
コンピューターの計算速度を100万倍以上あげる。 がん細胞を検知し、遺
伝子や薬物をその細胞に狙い撃ちで送り込む。 太陽電池のエネルギー効率
を2倍にする。
2.構造
カーボンナノチューブは、「グラファイトを筒状に丸めたもの」とよく言
われる。グラファイトは、炭素原子が六角形の網目を作るように平面状に
結合した膜を重ねたような形をしている。カーボンナノチューブは、この
膜を筒状に丸めたような形状をしている。
3.特徴と将来
電気的な性質を応用した素材としても有用なカーボンナノチューブ、モノ
を作るための材料としてみた時も、次のような優れた特徴がある。
軽い(アルミニウムの約半分) 丈夫(鋼鉄の20倍、特に繊維方向の引っ
張り強度はダイヤモンドより強い) 弾力性がある(チューブなのでしな
りがある) 内部に分子をな内包でき、性質を持つデバイスとして活用で
きる。チューブの中に分子を取り込む性質の応用として注目されるのが、
水素燃料電池への活用。水素は、地球上に豊富に存在し、かつ水以外の廃
棄物を出さないクリーンなエネルギーとして注目されているが、コンパク
トなスペースに安全に貯蔵することが難しいという問題点がある。ところ
が、カーボンナノチューブの中に水素を吸収することで、安全に水素を持ち
歩ける燃料電池の形にできるのではないかということで研究が進められ、
実際にカーボンナノホーン(円錐形の特殊な形のナノチューブ)を電極と
した燃料電池が開発されている。充電なしで数日間使えるパソコンや電気
自動車などが開発される日も近い。 カーボンナノチューブでロープを作
ると、直径1cmで1200トンの重さに耐えられるという、従来の素材に比べ
てまさに桁外れの強度のロープとなる。建築物や自動車など、強度としな
やかさの両方が求められる分野の素材としての応用が期待されている。
宇宙開発の分野でもカーボンナノチューブは期待されている。ロケットの
機体や内部の配線、コンピューターなどをカーボンナノチューブで作るこ
とで、ロケットを軽量化し、より遠くへ飛べるロケットを作ることが可能
になる。まさに小さなものから大きなものまで動かす、ナノテクノロジー
の「米」とでも言うべき物質が、カーボンナノチューブである。
------------------------------------------------------------------
燃料電池市場は2040年度に18兆円規模に
2022年度比で45倍以上の拡大予測
調査会社の富士経済が燃料電池(FC)関連の世界市場の調査結果を発表。
2040年度の市場は2022年度比45.2倍の18兆2320億円まで拡大すると予測。
調査会社の富士経済は2023年9月21日、燃料電池(FC)関連の世界市場の
調査結果を発表した。それによると、2040年度の市場は2022年度比45.2
倍の18兆2320億円まで拡大すると予測している。 2023年度の燃料電池シ
ステムの世界市場は、燃料電池車と燃料電池トラック・バスに加え、商業
施設の発電設備や発電事業者の充電設備などに導入される産業・業務用燃
料電池で80%以上を占め、金額ベースでは前年度比25.1%増の5046億円が
見込まれる。特に、燃料電池トラック・バスは欧州・中国を中心に大きく
伸びている。  今後は、航続可能距離の長さや水素充填時間の短さとい
った燃料電池の優位性を生かし、大型・長距離走行車両への普及が進むと
みられ、2025年度から2030年度にかけて燃料電池トラック・バスの市場
規模が最も大きくなるという。  
2030年度以降は、燃料電池車や燃料電池トラック・バスの普及を通じて燃
料電池スタックのコストダウンが実現するほか、自動車メーカーによる積
極的な燃料電池モジュールの販売や船舶、ドローンでの採用など用途の多
様化が予想され、2040年度の市場は2022年度比45.2倍に成長する予測して
いる。 vir スマートジャパン 燃料電池市場は2040年度に18兆

風蕭々と碧い時












John Lennon Imagine  



アルバム『終わりなきこの愛』 2019.4.24
鳥を夢みて
Richard Greidaman MURMURES

今夜の寸評:迷惑なビデオ通話
彼女からLINEビデオ通話が入る。マイピーシーのビデオカメラを封
印しているのにと思いつつ、LINE通話はまあよしにしよう。それに
しても双方とも皺が深いのは百年の恋も冷めてしまうわい。


 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナノテク解体新書 ① | トップ | ショコラと金鉱 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

環境リスク本位制」カテゴリの最新記事