誘われて 断るわけも なにもかも なしと思えど 動き鈍し
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ラインに立ちスタートを切ったのは良いのだが
ブログも書けずにいるほどだ。忙しいとは心を
亡くすと書くとはいまはなき先輩の口癖だった。
土曜日にふれあいの里に取材にでかけ、どうだ
仕事を手伝ってはくれないかと誘われているが
この調子ではそれにも応えられない状態だ。気
力だけはあるが、頭も、体力もついてきてはく
れないようだと歌を流し書く。
物皆は 新しき良し ただしくも 人は古りにし 宜しかるべし
万葉集/作者未詳
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【映画にみる統合失調症時代】
The 6 Lexington Avenue Local
「ペラムベイパーク午後1時23分発の列車乗
っ取り」(映画邦題「サブウェイ123激突」)
のBRで観る。映画の技術的構成やシナリオの鉄
道オタクぶりの詳細描写や、ハイスピードなス
トーリテイラーという点では米国らしい映画だ。
ましてブルーレイ画像で大画面TV映像で家で
みるわけだから迫力満点で、これが3Dだった
らとどれほどかと想像するけれど(心臓疾患者
は危険だ)、毎度のことだがよくも残酷な殺人
シーンをサクサク撮るねと考え込んでしまう。
リアリティを希求しながら、音響と映像に偏り
過ぎていて、臭覚の臨場性を役者の微細な表情
に反映させないのは何もこの映画に限ったこと
ではないが不満として残る。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
によれば、『サブウェイ123 激突』(原題:The
Taking of Pelham 1 2 3)は、2009年のアメリカ映
画でジョン・ゴーディの小説『サブウェイ・パ
ニック』を原作をベースに、1974年版、1998年
版に続いて3回目の映画化とある。舞台となる
ニューヨーク市地下鉄は一時治安が悪かったも
ののジュリアーニ時代以降改善したが、フルタ
イム営業という利点を除き、貫通幌がなく、ダ
イヤル編成が余りにも恣意的だという評判だ(
※「まどがわ通信」参考)。
Morton Freedgood
そもそも、犯罪の動機が株の不正取引でニーヨ
ーク市長に告訴された主犯格のジョン・トラヴ
ォルタ扮するライダーが、人質の身代金要求、
市長への怨恨(復讐)とテロの騒擾を利用する
金融市場の操作で暴利を得ようと計画したもの
だが(実際、9.11以降は過剰反応しやすい傾向
にあり、証券の一部銘柄は下落し金は上昇する。
為替は円高ドル安に流れる)、個人的な動機に
偏り市場への影響は僅少だ。犯罪の重大性から
比べれば、同犯者たちは余りにも割の悪い山(
ヤマ)だし、愉快犯としても余りにも自己満足
的であり自滅自爆的だ。つまり、共犯者を事件
現場以外に設定すれば、いちいち犯行現場で相
場の動きを気にせずとも不正取引は成立できる。
つまりは、技巧を凝らした「おかず」ばかりで
「メイン」のない料理を喰らっているようなも
のだ。
文学、映画、TVでの幅広いジャンルの一つであ
り、テンポが速く、アクションシーンが高頻度
に出ることが特徴で、構成や枠組みでは機知に
富んだ少数の英雄的な主人公が重武装の強大な
敵の計画を阻止しなければならないというスリ
ラーを自己目的化すればなんでも良いんだ(興
業成績がよけりゃ)という考えに反対している
のではない。折角心を込めて頂いたご馳走なら、
美味しく頂きたいものだ。
“ Hit the door, then opened it ! ”
『鮟鱇と統合失調症時代』
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【あかかますの姿寿司】
カマス(魳)とは、硬骨魚綱・スズキ目・サバ
亜目・カマス科・カマス属に分類される魚の総
称。カマス科にはカマス属だけが含まれ、世界
で18種ほどが知られる。バラクーダ (Barracuda)
という英名でも知られている。アカカマス、ヤ
マトカマス、オオカマス、オオメカマス、タイ
ワンカマス、オニカマスなどがいるが、日本で
カマスとだけ呼ぶときはアカカマスのことを指
すことが多い。口先がとがり、下あごが上あご
より少しつき出ている。口は大きく、するどい
歯が発達している。体は細長い円筒形で、背び
れが前後2つに分かれている。全長は25cmほどの
ヤマトカマスから、180cmに達するオニカマスま
で、種類によって差がある。すべてが南方系の
海水魚で、熱帯・温帯の海に広く分布する。沿
岸域に生息していて、サンゴ礁や岩礁の周囲で
群れをつくり、活発に泳ぎ回る。食性は魚食性
で、イワシなどの他の魚を襲って捕食する。オ
ニカマスに至っては水中で人が襲われた報告も
ある。ほとんどの種類が食用魚で、釣り、定置
網、延縄などで多く漁獲される。肉は白身で淡
白だが、生では水っぽく柔らかいため、刺身で
食べられることは少ない。ほとんどが干物、塩
焼き、唐揚げなどに加工される。
寿司でカマスをみれば、福岡久留米の姿寿司が
有名。塩で締めたカマスを酢で締めなおし、す
しご飯を抱かせて姿ずしに仕立ててある。尾頭
つきの立派なもので、姿かたちが豪勢な割には
カマスの味わいが上品で淡白で、食べる人を飽
きさせないといわれている。
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