徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

ウイングエース ミニプリンハニーメロン

2021-08-06 21:58:24 | 
今日はハニーなプリンです。




輸入菓子。原産国はタイ。見た目はゼリーだし、食べてもゼリーっぽいんだけど、プリンなのだそうです。一口サイズのカップ入りで、四角くカットしたナタデココが入ってます。すごくジューシーで、ナタデココがいいアクセント。
輸入食品扱ってるお店を探してみてください。以前はドン・キホーテでも見かけたことあります。
本日は第36回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは花輪和一の『刑務所の中』(全1巻・青林工藝舎)です。講談社から文庫版も出ています。
前に「ブルボン アルフォート」の記事(2019・4・30)でも言及しましたけど、また改めて。
拳銃不法所持で逮捕された花輪さんが、自身の獄中体験を描いた実録マンガ。山崎努主演で映画化もされています。
このマンガが発売されたとき、「日経エンタテインメント!」にレビューが載ったんですよね。で、評者は「作中には刑務所の食事風景が何度も出てくるが、そのマズそうなこと!」と書いていたんです。
たしかに食事の場面は多く、いわゆる「ムショのメシ」はこうなっているのだと知ることができるのですが、僕は正直、美味しそうだと思ったんですよね。たぶんそれが普通の感想のはずです。読者の大半は『刑務所の中』を読んで、ムショのメシを「おいしそう」「一度食べてみたい」と思う。そう思えるような描写になっているからです。
しかし、「日経エンタ」の書評氏は、「マズそう」と思った。たぶんこの方は、西麻布やら中目黒といったオシャレスポット(東京のことよく知らないんで、地名テキトーです)でこじゃれたメシを食べるのが好きな、いけ好かない御仁なのでしょうな。
そんなスタイリッシュさんの言うことなんか気にせずに読んでみてください。毎日の献立を楽しみにしながらお勤めしてる囚人の皆さんとともに、春雨スープでよだれを垂らすこと請け合いです。
ただ、手放しで絶賛するのははばかられるんですよね。このマンガを読んでると、メシがおいしそうだというだけでなく、ムショの暮らしも悪くなさそうだなって思えてきますので。刑務官が厳しいとか、「願います」って断らないと消しゴムをひろうこともできないとか、ストレスもあるにせよ、その暮らしはわりと快適そうでもあるんですよね。だから犯罪の敷居を低くしてしまいかねないというか、ある意味危険なマンガなんです。

小学館が2匹目のドジョウを狙った続編『刑務所の前』は、花輪さんの「お筆先」ならぬ「おペン先」の暴走のせいで、ほぼ時代劇になってしまいました。『刑務所の中』を読んで、面白かったから次は『前』を、ってうっかり買っちゃったら騙された気持ちになるかもしれませんのでご注意を。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
3週間前の記事(菓道 チョコ太郎)でお伝えしていましたが、今週、ワクチン接種で熊本に行ってきました。会場は普通の小さな町医者。同じ時間に数人の予約を入れてまとめて打つ、というやり方にしているようで、僕を含めて10人弱の人たちが来てました。
待合室で体内の酸素濃度と体温を測り、中に呼ばれたら先生から「体調はいいですか。何か疑問に思うことはありますか」という2つの質問をされ、続いて看護師さんから注射。ファイザー製でした。
なんか「ワクチンの注射はまったく痛くない」って言ってる人たくさんいますけど、ちょっとだけチクッとしましたよ。針がだいぶ細いようで、これまでの注射と比べたら痛くないですけど、まったくということはないですね。なんなんですかね、まったく痛くないって言ってる人。男子中学生ばりの強がりなんでしょうか。
んで終わったら待合室で15分待機。異変が起きないか様子を見ます。注射された左腕に軽い痺れを感じたような気がしましたが、「痺れが出ることもある」って話を聞いていたことによる思い込みだったかもしれません。
それ以外は何もなかったので帰宅しました。
夜になって、腕を動かすと痛みが出るようになりました。これも話に聞いていた通り、筋肉痛のような痛みです。痛みは翌朝まで残っていましたが、昼頃にはほとんどなくなっていました。ただし、注射痕に触れると痛みが出る状態はその後もしばらく続きました。
その他の体調の変化は特になし。次は3週間後です。
2回目は熱が出ることが多いそうですが、どうなるでしょうか。


病院でもらった案内。




最近日本でもロックダウン(都市封鎖)の必要性に関する議論が活発になっています。実際にやるかどうかはともかくとして、法律上ロックダウンができないのであれば、法整備だけは一応しておいたほうがいいでしょうね。
急に状況が悪化したら、法整備しているうちに人がバタバタ死んじゃうかもしれないし、「ロックダウンという選択肢もありうる」ことを人々が自覚するようになれば、その意識が行動の抑制となって、感染者減に働くかもしれないからです。
カードを切らなくても、カードを持っているという状況が効果を上げる、ということです。

通常コロナのワクチンは2回接種することになっていますが、3回目の接種を行う「ブースター接種」というのがあるそうで、早くに2回の接種が行き渡ったイスラエルなんかじゃ、3回目がもう始まっているとのこと。
ワクチン接種推進担当大臣の河野太郎も、X JAPANのYOSHIKIとのツイッター上での対談(そんなのがあるんですね)で、「日本はたぶん来年に3回目を行うことになる」と発言しました。
しかしデルタ株の拡大によって2回接種した人も感染したりするし、ウイルスは今後も変異を起こすであろうことは間違いないし、なんかますます終わりが見えないというか、どうなったら「コロナとの戦い」が終了したことになるのか、よくわからなくなってきましたね。
いずれ日本でも3回目の接種をやるとして、それで終わりなのか?4回目5回目の接種が必要になってくることはないのか?計5回の接種を行っても感染してしまうような変異種が出てこないのか?って疑問に思っちゃうんですよ。