徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

江崎グリコ フレンドベーカリー

2022-03-25 22:50:20 | 
今日は友達の焼菓子です。




シンプルで美味しいチョコレートビスケット。シンプルこそ正義だ!
本日は第45回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのはかわぐちかいじの『イーグル』(全11巻・小学館)です。全5巻のコンビニコミックス版もありますけど、こちらはたぶん手に入りにくいと思います。
『沈黙の艦隊』を始めとした「沈黙シリーズ」で知られるスティーヴン・セガール、もといかわぐちさんの、アメリカの大統領選挙を描いた政治ドラマ。
新聞記者の主人公城鷹志は、初の日系アメリカ大統領候補を密着取材するために、ワシントン総支局への転勤を命じられる。自分になぜそんな大役が巡ってきたのか、理解できないまま現地に向かうと、取材対象のケネス・ヤマオカから衝撃的な一言を告げられる・・・。
主人公の視点からアメリカ大統領選挙を始めから終わりまで眺められる構成になっており、純粋なエンタテインメントとして作品を楽しみながら、アメリカ政治、および大統領選挙のシステムを学ぶことができます。このマンガを読んでおけば、現実のアメリカ大統領選の仕組みを把握でき、身近に感じられるようになるでしょう。韓国ドラマ『プレジデント』の原作でもあります。
銃規制、人種差別、ベトナム戦争、軍備、貧困など、現実のアメリカが抱える問題にも切り込んでいます。かわぐちさん流の「アメリカ改革案」としても読めますね。
政治の描写だけでなく、主人公の出生の秘密にまつわる人間ドラマと、それに絡んだサスペンス要素もあって、最後まで目が離せません。
ただ、いくらか現実を単純化しすぎているきらいがあるのは否めないかもしれません。僕は特に、テキサスの牧童たちの人物造形がステレオタイプだと感じました。
しかしそれは玉に瑕。全体的には完成度が高い良作です。そしてとにかくTボーンステーキが食べたくなる!ゴーヤチャンプルは苦いから苦手!
本作の連載終了後に、バラク・オバマがアメリカ初の黒人大統領になりましたが、南米からの移民であるヒスパニック系が年々増え続け、WASPがいずれ少数派となることが確実なアメリカ社会において、非白人の大統領は、リアルかつナイーブな問題。理想を現実にできるのか?という問いを投げかけている作品でもあるのです。
次回のアメリカ大統領選に備え、『イーグル』を熟読しておきましょう。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
僕ね、「月曜から夜ふかし」をずっと観てるんですけどね、コロナになってから、明らかに番組の質が落ちてるんですよね。街頭インタビューの多い番組ですけど、コロナ前であれば100人インタビューしてその中からいい人1人選ぶとか、面白い映像撮れるまでひたすらインタビュー続けるとかいうこともできたんでしょうけど、コロナ後はそうもいかない。人との接触をできるだけ少なくしないといけないから、必要最小限のインタビューを行い、消去法でオンエア映像を選ぶようになる。そりゃ質が落ちますよね。
このままでは「夜ふかし」危ないんじゃないか。コロナの影響でなくなったほかの番組と同じように、打ち切りになってしまうのではないか・・・という気がしていたのです。
そしたら、4月から夜10時にお引越し。まあ番組続くのはいいことですけど、深夜に散々扱ってた下ネタはどうなるのでしょうか。もうやれなくなるのでしょうか。
下ネタがなくなるとすれば、それこそ本当に終わる兆候ではないでしょうか。
珍宝館、フォーエバー。
あ、「夜ふかし」と言えばさぁ、田中美和子さん覚えてます?粘着質なアシスタントって呼ばれてた人。
最初は千葉テレビ放送の「お悩み解決 ジャガーだよ!県民集合‼」の映像を番組内で紹介したんですよね。あのジャガーさんのコーナー。したら反響が大きくて、全部で4回くらい出たのかな。でも2回目以降はからきしダメでした。初回がピークだったのです。
それはなぜかというと、美和子さんが構えちゃったんですね、「夜ふかし」に対して。初回は「夜ふかし」向けでない映像を切り取って放送した。それは構えていない映像だったし、切り取り方もよかったから面白かった。
でも本人に直接オファーして「夜ふかし用」の映像撮りますってなったら、美和子さんが「夜ふかし」に似合った振る舞いをしなきゃ、って意識しちゃった。それで通常の美和子さんじゃなくなっちゃった。だからつまんなくなっちゃったんですね。
これは美和子さんのせいではなく、「夜ふかし」が美和子さんの扱いを間違えたというべきでしょう。直接オファーを出さず、出演番組の映像を切り取るという紹介の仕方にとどめておくべきだったのです。惜しいことをしました。
お美和子様はJ:COMテレビの「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV@J:COM」にも出演されてますので、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
まったくコロナと関係ない話になりましたが、気ままなひとり言みたいなコーナーだから、まあこんなもんですよ。