徳丸無明のブログ

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RIZIN.24 観戦記

2020-09-28 23:14:26 | 雑文
RIZIN消滅も危惧されていましたが、先月に2大会連続開催で復活し、今回地上波復帰。よかったよかった。
しかし今回、RIZIN運営に対して非難の声が多く上がってました。いわく、カード発表が遅すぎる。「選手ファースト」とか「ファンの声を聞く」などと言っておきながら真逆のことをしている。1か月前に試合したばかりで、大晦日の堀口戦を控えている朝倉海に急なオファー出すな、怪我したらどうする。金太郎を出せ。こんなことやってるならクラウドファンディングに協力しない・・・等々。
コロナ禍で逆境にある団体を応援したいっていうファンのほうが多数派だったはずですが、にもかかわらずこれだけ非難が集まるというのは、やっぱりいろいろ問題が多いということ。消滅はしてほしくないので、運営側はこの声をきちんと受け止めて改善に努めていただきたい。ただ直前に金太郎の出場が決定したらだいぶファンの空気が変わってましたけどね。


RENA vs 富松恵美・・・RENAちゃんが手堅く勝ちを取りに行ったという印象。左の前髪が少し気になりました。カットされた2Rに富松のグラウンドの展開があったのでしょうか。そっちを観たかった。「このリングを降りる」っていうのは、戦いの舞台を移すということなのか、引退ということなのか。
キャプテン・タカダはもともと貧困だったコメント力が増々乏しくなっている。

朝倉海 vs 昇侍・・・昇侍、まだ現役だったのか・・・。だいぶいいおっさんだよな。3秒KOとかしてたころは調子良かったけどもうピークは過ぎてるだろうし・・・。
フジテレビの要請でどうしても海を出場させなくてはならなくなったけど、ケガは絶対させたくないので、実力差のある相手をということで昇侍なんでしょうね。組み合わせ的にはミルコ・クロコップ対ドス・カラスJrを連想しました。
試合前、海を前にしていながら落ち着き払った表情の昇侍。それだけでもたいしたもの。海のセコンドにみくるが付いてなかったのは、昇侍レベルには必要ないという判断だったのだろうか。でもわりといい試合でしたね。一方的にやられそうな予感がありましたけど、まあまあ戦えていたし、審判に止められてもまだ戦おうとする負けん気の強さ。ロートルとは感じさせませんでした。
しかし海の身長が172センチで昇侍が171センチ?少なくとも5センチは差があるように見えるけど・・・。
海は大晦日に堀口戦を実現できるか。堀口のケガが充分治りきってないなら無理しないで延期してほしいですけどね。

那須川天心 vs 皇治・・・僕は皇治をよく知らんのですけど、K‐1から移籍して、天心と武尊の試合を実現するための架け橋になろうとしてる・・・という噂。
この試合も天心が一方的にタコ殴りにするのかと思いきや、皇治が善戦。いいのが2,3発ほど入ってました。試合終了後、天心の左の額が赤くなってましたけど、皇治にもらったやつでしょうか。天心は通常ダメージすらもらわないので珍しい。皇治軍団が下品な野次飛ばしやしないかと気になってましたけど、それもなかった。あと皇治のセコンドについてたマスクマンが誰なのか気になりました。
天心は入場のときから苛立ってて、皇治のクリンチを突き飛ばす仕草にもそれが表れてたけど、そのせいで普段のペースが崩されていたなら皇治の作戦的中でしょう。
天心はキックを卒業してボクシングに行くの?総合やらないなら興味ないんでどうぞ頑張って、って感じです。

スダリオ剛 vs ディラン・ジェイムス・・・元貴ノ富士のスダリオ剛。このカード発表があってから、「また元相撲取りか。これまで結果出せないヤツばっかだっだじゃん」という声が出てましたが、しかし一方で「これまで総合に転向した元力士はみんな30歳以上で肥満体、体はボロボロの人ばかりだった。でもスダリオはそのどれにも当てはまらない。これで力士の本当の実力がわかる」という声もあって、なるほどと思いました。
相手のディラン・ジェイムスは、ダッドリー・ボーイズのジムでプロレス教わってたとか、袈裟斬りチョップとラリアットを橋本真也から継承したとか、かつての「プロレスラーが総合に挑戦する」というアングル再びって感じで、ワクワクさせてもらいました。
最初のスダリオの一発が張り手だったのがひと笑い。あっという間にスタミナが切れたジェイムスにもうひと笑い。相手が相手とは言え、けっこう総合に対応できていたのではないでしょうか。
エンセン井上のジムで教わってるということは、KIDが途中で放棄した大和魂をスダリオが継承する、ということでしょうか。だとしたら感動的ですね。プロ格闘技のリングはいじめっ子気質(Sっ気)を発揮するのにちょうどいいかもしれません。おなかのお肉をもうちょっと落とすとさらにいいでしょう。

矢地祐介 vs 大原樹里・・・一か月前にソウザにボコられたばかりのヤッチくん。よく出たね。でもチャンスのときに前に出ないのが矢地のダメなところ。2Rにチャンスあったのに、なぜ積極的に追撃しなかったのか。リリースされそうでされなかったけど、いよいよか。RIZINは大原を取ったほうがいいかもしれません。
天井からのアングルのときに、リング上にヨギボーが置いてあるのかと思いました。


「半沢直樹」の最終回の裏なのにカードがしょぼすぎる、これではキツイ、という声もありましたが、視聴率はどうなったでしょうか。今回もフジテレビの編集には不満が多く、消化不良気味です。北岡と金太郎の試合を流してほしかった。
年末に期待・・・ってなんか同じことばかり書いてる気がする。

キングオブコント2020 寸評

2020-09-27 21:56:36 | 雑文
直前の「お笑いの日2020」は録画したのを後日ゆっくり鑑賞します。8時間ぶっ通しで観る体力ありませんからね。
去年のKOCのあとで、「なぜかが屋と空気階段がもっと評価されなかったんだ」という意見を多く見かけました。空気階段よりも、かが屋に対する声のほうが多かったですね。僕はそれらの声に触れて、「なんかかが屋を高評価してればそれだけでいっぱしのお笑い通ヅラができる、っていう空気が蔓延してんな」って感じました。
僕は去年のKOCでかが屋が披露したコントは、彼らのネタの中でもあまり出来のいいものとは言えず、よって採点も順当なところだと思っています。そして何より思うのは、かが屋はネタを量産しすぎなんじゃないか、ってことです。聞くところによると、1日1本のペースでネタ作ってるそうですが、それだと1本1本の質が薄くなっちゃうんじゃないの?それより時間をかけてネタを練り上げていくことを優先した方がいいんじゃないの?って思ってたんですね。
今回空気階段がファイナルに残り、かが屋は残りませんでしたが、おそらくネタの作りこみにかける時間の差がこの結果に表れたのではないか・・・という気がします(と言っても、同じくネタを量産しているジャルジャルは決勝残ってますけどね)。
ちなみに僕が決勝残ってほしかったのはかが屋よりも空気階段よりもゾフィー。去年のフクちゃんのネタよかったなあ。

個別の感想は以下の通り。まずはファーストステージから。


滝音・・・「たきおと」かと思ったら「たきおん」っていうんですね。感じの悪い客がラーメン屋で普通に飯食ってるだけかと思わせといて、大食い選手権だったというひっくり返し。最初の笑いまでのタメが長いが、無駄のある長さではなく、笑いの大きさに見合っている。紹介映像にもあったけど、「足軽フードファイター」とか「私立中華料理高校の道徳の授業」とか、独特のワードセンスが素晴らしい。さすけの甲高い声はツッコミによく合ってる。一人称が「あたし」なのもさりげなく面白い。「胃袋テロリズム」という言葉が出てから笑いに至るまでがちょっと遠かったか。

GAG・・・最近「ネタパレ」で推されているのが喜ばしいGAG(特に福井)。んでその「ネタパレ」で「大宮セブン」ってのが話題になってまして、そのメンバーはGAG・囲碁将棋・マヂカルラブリー・タモンズ・すゑひろがりず・ジェラードン・ボーイフレンドの7組らしいんですけど、こないだ「いろはに千鳥」で押見ヒストリーっていう、犬の心・押見の過去のふり返りの回があって、それによると2014年11月の時点では犬の心・GAG・マヂカルラブリー・タモンズ・ブロードキャスト‼・サカイスト・えんにちが大宮セブンだったらしいんですね。月日が流れて顔ぶれも変化したということでしょうか。ちなみにサカイストは現在活動拠点を福岡に移してます。
んで本題に移りますけど、体がぶつかって人格が入れ替わるというネタ。中島美嘉の悪意あるキャラ作りがいい。ステージの外で入れ替わりに気づかないまま草野球が進行しているのを想像するとまた笑える。わかりやすい笑いだし、話の展開もいいし、きれいにまとまっている。松本きんに君が「テグス好きじゃない」って言ってたけど、なんでダメなの?テグスなかったらどうやってフルートだけ動かすんだよ。わけわかんねーよ。
採点のときに苛立ってた浜ちゃんは年々イラチになってるのだろうか。
そういや去年の「キングオブ昆布」はどうなった?

ロングコートダディ・・・部品の入ったダンボールを、ひとつの部品を出すごとに順番にそって積み上げ積み下ろし、ムダな動きが多い、というネタ。ダンボールを動かしてる時間が長いので、必然的に笑いの数が少なくなってしまう。なので1個1個の笑いを大きめに仕上げておかねばならなかったのだが、そこまでには至らなかったか。せめて箱の数をAからCまでにしておけばもっと笑いの手数を増やせたはず。あとせっかくならダンボールにもっといろんな仕掛けを入れといてほしかったです。

空気階段・・・もぐらの声は「クローゼットの精」(だっけ?)と同じ。見た目の個性といい、キャラを作りこみすぎてる感がある。霊媒師がおばあちゃんを口寄せしようとして、誤ってコミュニティFMラジオを受信してしまう、というネタ。途中でラジオとおばあちゃんが混線するけど、だったらラジオだけのくだりを短くして、おばあちゃんがラジオに向かって話し出すとか、ラジオとおばあちゃんとかたまりのいろんなパターンの絡みを見せてほしかった。トシやん10mストラップの伏線回収はよかったです。ラジオから電話がかかってくるパートがより面白かったので、そっちを長くするでもよかったと思います。

ジャルジャル・・・鹿沼のキャラ、中川家礼二演じる大阪のおっさんキャラみたいなアクがあるのがいい。おっちゃんのヤジなのか鹿沼の発言なのかが紛らわしいという、構成はシンプルなネタ。でも僕はやっぱりジャルジャルの反復は好きじゃないということがわかりました。「誰やねん」「知るか」「下手くそ」では笑えませんでした。何度も繰り返してるから、初見のはずなのに先の展開を知ってるヤジが出てくるところはよかったです。
あと、ジャルジャルは曲作りの才能もあるようで、これまでにもコント用に作ったオリジナルの曲聴いたことありますけど、今回のもオリジナルですよね。そこがまたすごい。DVDに収録するのも問題なしです。

ザ・ギース・・・アポロン高佐はどうしても身に着けた特技のハープを披露したいという誘惑に勝てなかったのだろうか。ハープ登場でそこそこの笑いが起きると踏んでたんでしょうけど、なぜかややウケ程度。その時点で調子がくるってしまった感があります。ハープの高額さではなく、豆知識みたいなんで笑いとれなかったでしょうか。チューニングに「これは何をやってるのかな」というセリフは、余計というか、洗練されてない印象を与えてしまう。「糸」の演奏だけでセリフがない長めのシーンがあったけど、間を持たせるためのもうひと工夫がほしかったです。切り絵が小田和正である必然性がないけど、フォルムの面白さで選んだなら正解でしょう。
ネタ終了後のアポロンの謎の興奮状態はハープズ・ハイ?売れてない芸人が高額な楽器の費用をどうやって捻出してるのかを想像すると笑える。結果は残念だったけど、僕はザ・ギースを推し続ける!彼らが売れるその日まで!

うるとらブギーズ・・・頑固な陶芸家が自分の作品を評して、出来の悪いのを割っていくが、勢いでいいやつまで割っちゃう、というネタ。なんか作りがシンプルすぎて歯ごたえがないかんじ。師匠が呆然となったりつい若者言葉になっちゃったりするのが笑いどころではありますが、それもなんか使い古された感があります。もっと違う展開があればよかったんですけどね。あと個人的には食器類が割れる音が不快なので、その不快感が笑いを抑え込んでしまっていました。

ニッポンの社長・・・最初ケツが独り言で自分自身の説明をするのですが、セリフをもっとわかりやすく、面白いものに作り替える余地があると思います。「3学期やぞ」はよかったですけどね。ほとんど歌だけで構成されてますけど、それだとせっかくのケンタウロスという奇抜なキャラがほとんど活かせなくなってる。ケンタウロスが制服だから学生で、牛女(?)が私服だから働いてる成人女性なんでしょうけど、その設定も活かされてないかんじ。せめて歌いながらケンタウロスならではの動きを見せてくれたらよかったんですけどね。

ニューヨーク・・・う~ん、古典的。結婚式の余興がエスカレートしていくという、実に古典的な笑い。スタンドマイクに戻るときのコミカルな動き、たしかにもう1回あったほうがよかった。千羽鶴がダメ押し感。屋敷はツッコむときに笑わないことを強く意識していたのでしょうか。

ジャングルポケット・・・太田とおたけの役どころがほとんど同じなため、3人であることの強みが出せていない。2人が人間関係の情報を次々まくしたてるため、観ているほうは情報を整理するのに追われてしまい、そのぶん笑いに集中できなくなってしまう。相関図を早めに出しといたほうがよかったかもしれません。斉藤の「だからなんだよ」の間はよかったです。あれで空気を変えている。優しい留学生アンドリューでもうちょっと遊べたんじゃないでしょうか。


続きましてファイナルステージ。


空気階段・・・なぜ定時制?なぜ筆談?と疑問に思ったのですが、私服で個性を際立たせるためと、筆談でもハルくんは何言ってんのかわかんないというひとひねりを入れるためですね。楠あおいだけはハルくんの言葉を聞き取れるという、O次郎とQ太郎の関係。「また職質かよ」で笑いが起きなかったのは想定外なのでは。聞き取れないのにトイレ行きたいって言ってるのは理解できたり、ところどころうっすら聞き取れる箇所が笑いどころ。
かたまりは女装がよく板についてますね。レインボー池田と張り合える。

ニューヨーク・・・ヤクザ2人の帽子取る取らないの些細な言い争いがエスカレート、『アウトレイジ』みたいにキレていく、というネタ。そういや『アウトレイジ』もギャグっぽいですよね。バナナマン日村の「こういうのを待っていた」という感想はよくわかります。これがニューヨークなんですよね。ヤクザキャラもよく似合ってる。

ジャルジャル・・・泥棒という静かにしなくちゃいけない状況で大きな音を立ててしまうという、あまりにもわかりやすい笑い。「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の時代に戻ったのかと思いました。
優勝おめでとう、そして福徳、結婚おめでとう。


今回は爆発的な面白いネタはなく、平均的なネタが出そろった、という印象です。今回のKOCきっかけで誰がブレイクするかというと・・・、誰もしないんじゃないかという気がします。滝音とロングコートダディとニッポンの社長は仕事いくらか増えるでしょうけど、優勝したジャルジャルは芸人としての評価が変わるだけで仕事は変化しそうにないし、ほかの芸人もインパクトを残せたのはあんまり・・・。今回もやっぱりニューヨークはブレイクしそうにないし、空気階段が若手としての評価をまた少し高めた、といったくらいでしょうか。
あと音楽使ったネタが多かったですよね。DVD化されるときどうなるんだろ。
全体的な感想は、「今年も西村はいらなかった」。浜ちゃんがなんかしでかしそうな予感がありましたが、無事終わってよかったですね。

カバヤ アーモンドチョコレート

2020-09-25 23:31:17 | 
今回はカバヤのアーモンドチョコレートです。




いわゆるお徳用のやつですが、これがなかなか手が止まらなくなる。
またまた福岡ドームでバイトしてたときの話です。従業員としてドームに行くと、わずかながら選手と接触する機会がありました。従業員通用口からロッカーに行く途中の通路が、ホークスの対戦チームの入退場通路と一部重なってまして、タイミングがよければそこで選手を目撃することができたのです。
僕も幾度となく目撃しましたが、プロ野球にまったく興味がないので、ほとんど誰だかわかりませんでした。認識できたのは、清原和博とか古田敦也くらいですかね。ちなみにホークスの入退場通路はそことは全く違う位置にあるため、ホークスの選手と接触する機会はありませんでした。
試合終了後、選手が引き上げるときには、取材の記者を引き連れてきます。人気や実力がそれほどでもない選手には記者は張りつきません。人気と実力が高い選手ほど多くの記者がぶら下がります。
その通路、幅は7,8メートルほどでしたが、スター選手や監督ともなれば、記者が横一列、通路一杯に広がって歩いてきます。記者の壁です。選手を中央にすえた記者の壁が、通路を歩いてくるのです。すれ違うことはできません。もし向こう側から記者の壁が押し寄せてきたら、横道にエスケープしてやり過ごすしかありません。
ある日のこと、たしかオールスターのときだったと思いますが、松坂大輔がその通路を通って行ったことがありまして、グッズ売りやらビール売りやらほかのバイトの子たちも何人かいて、みんな口々に「松坂小さい」「松坂小さい」って呟いてました。松坂の身長は183センチ(昔は公称179センチだったようですが)。プロ野球選手としては普通だと思いますが、なぜかみんな「小さい」って言ってたのです。
僕は、「本人に聞こえんじゃないか、失礼なんじゃないか」ってハラハラしたんですけど、でもおそらく松坂自身にしたら、どこに行っても同じようにいろいろ言われてんだろうから慣れっこなのかな、と後で考えなおしました。
ただこういうのって、スターにはわりとあることなんじゃないでしょうか。スターの偉大さ・カリスマ性が、その人を巨大な存在と錯覚させてしまう。テレビなどの映像メディアを通して見ると、実体よりも大きく見えてしまうのがスターなのです。なので、イメージの中で大きく作り上げてしまったスターを実際に目の当たりにすると、イメージと実体の落差のせいで「小さい」と感じてしまう。そういうことなんだと思います。

と・・・ここまで書いてきてふと思ったんですが、ひょっとしたら「小さい」と言われていたのは松坂ではなく、ほかの選手だったかもしれません。僕は野球に興味がないため、そのぶん記憶もいい加減なのかもしれず、ほかの選手を松坂と混同してしまっているのかも・・・。
背が低いスター選手って誰かいますかね?最近の選手じゃなくて、2000年代に現役だった選手でそういう人いますか?心当たりありましたら教えてください。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース。
行きつけの床屋に行ったら、店内ではマスクを着用してくれと言われました。順番待ちのときだけでなく、散髪中もずっとマスクつけてて、髭剃りとシャンプーのときだけ外すというルール。うーん・・・。

ロッテ ガーナ 焦がしミルク

2020-09-22 23:40:47 | 
シンプルながら美味しいロッテのガーナ、焦がしミルク味です。




今日もしつこくイベント関係のバイトの話をします。僕が勤めていたイベント会社には、天然のバイトの子がたくさんいました。
ある日サッカーの仕事の休憩中に、天然の子と座って休んでたとき、その子がふいに「俺よく2度見するんですよ~」って言ってきたんですね。なんで、何か2度見の出来事の話をしてくれるのかなって思って、「うん」って答えて、次の言葉を待ってたんですよ。
でも話の続きはなかったんです。「2度見をよくする」、ただそれだけ。ただそれだけのことを出し抜けに伝えてきたのです。
その子はそのあとにも、近くに貼ってあった薬物禁止を訴える「ダメ、ゼッタイ」のポスターを見て、「ダメ、セックスに見える」と言ってひとりで笑ってました。僕は「見えねーよ」ってツッコんだんですけど、まったく聞こえてませんでした。
ほかにも挙動不審な動きをする子とか、夢中になると人の言葉がまったく聞こえなくなる子とか、指示されたこと以外の行動ばかりとる子なんかがいました。
僕はふと、疑問に思いました。「この職場、天然率が妙に高くない?」と。
天然の子というのは、世の中に一定数います。そのこと自体は珍しくもない。皆さんも一度は遭遇したことがあるでしょう。
しかしその職場は、一般社会よりも天然との遭遇率が高かったのです。なぜでしょう。
その会社は、野球・サッカー・コンサートなどのイベントを請け負っていました。そのため毎回何十人、何百人という大量のバイトを動員する必要があったのです。それがカギでした。
普通バイトを雇い入れるときには、面接を行います。そこで大丈夫そうな人を選び、そうじゃない人ははじく。しかしそのイベント会社は、大量の人員を必要としているため、面接は一切行わず、18歳以上とか黒髪であるとかの条件を備えているなら、仕事の説明を行う1時間ほどの講習を受けるだけで、だれでも働くことができました。面接を行うだけの時間的余裕も人員の余裕もなかったのですね。
普通のバイトなら面接で落とされてしまう人も、そこなら雇ってもらえたのです。だから、いろんなところの面接で落とされた天然の子が、廻り廻ってそのイベント会社にたどり着いていたのです。
そう、そこはまさに「天然の吹き溜まり」でした。
おかげでいろんな奇人変人に出会う機会に恵まれました。皆さんも天然の子とお知り合いになりたいのなら、面接を行わないバイトを選びましょう。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
4連休は観光地がにぎわってましたね。これだけ混雑する人出があって、特に感染者が増えている様子もないようです。ということは、これはもう3密、それも過剰な、長時間の3密でない限りはそうそう感染は起こらないということではないでしょうか。
マスク着用もそういった場所だけに限定していいんじゃないでしょうかね。