徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

名糖産業 ちびさく ミルクチョコレート・いちごみるく

2023-06-30 22:37:15 | 
今日は小さくて可愛いアイツです。






可愛いは正義。つまりちいかわは正義。ゆえにちびさくも正義。これぞ三段論法。
マルボーロをチョコでコーティングしたもの。やさしい味わい。
アニメ・・・。そうですね、アニメつながりということで『ザ・シンプソンズ』の話でもしましょうか。
ご存じですよね、『シンプソンズ』。小学生の男の子、バートとその家族、父のホーマー、母のマージ、妹のリサ、赤ん坊のマギーを中心とした、コメディーアニメ。
ヤンチャなバートが主人公ですけど、話が進むにつれて天然バカのホーマーのほうが目立つようになっていきましたよね。
アメリカのFOXテレビで放送されてて、日本でも吹き替え版がWOWOWとかで流れてました。大人気作品で、いままでに600話以上のエピソードが作られているそうです。僕も子供のころよく観てました。
ですがその中で、日本じゃ放送されていないエピソードがあるそうなんですね。正確には、放送されていないんじゃなくて、放送できないエピソード。
それは、シンプソン一家が日本に旅行に行く、という話。
観たいでしょ?
すごく興味ありますよね?
シンプソンファミリーが、日本で何をするのか。どう観光するのか。すごく気になるでしょ。
日本人なら、このエピソードほど観てみたいって思うじゃないですか。
なのに、そのエピソードに限って放送されていないんです。いや、放送できないんです。
なんでかというと、作中に父のホーマーが、天皇を担ぎ上げてぶん投げるというシーンがあるからなんですね。
とんでもないでしょ。こりゃ不敬だってことで放送禁止なのです。
なんか『シンプソンズ』って、反権力反体制みたいな姿勢がありますよね。キリスト教批判とか、学力批判みたいなんを観たこともあります。
なんでまあ、君主だからってひざまずかねえぜ、っていうメッセージなんでしょうね。そういうのも、たとえばイギリスであればギリギリ許容範囲なのかもしれませんけど、日本じゃちょっと・・・ってなっちゃう。君主に対する敬意や尊重の度合いは、国によってまちまちですからね。
「Thirty Minutes Over Tokyo」ってタイトルのエピソードで、ウィキペディアにも項目が立てられていますんで、詳しい内容はそちらでご確認ください。アメリカ版そのままなら、たとえばネットフリックスなんかで視聴可能だと思います。

ちなみに、アメリカ在住の映画評論家・町山智浩さんがコラム集『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』の中で『シンプソンズ』のことを書いてるんですけど、2006年10月に放送された同作にブッシュ政権を批判するセリフを盛り込んだら、FOXにカットされてしまったそうなんですね。で、それに反発した制作陣が、FOXを徹底的にあげつらう話を描き上げたそうです。そのストーリーの記述部分を引用します。


シンプソン家の長男バートが「悪夢に苦しんでるんです」と精神科医に相談する。「自分がアニメのキャラで、商業的に成功したことで、狂った右翼プロパガンダのニュース局を支えてしまうという悪夢です」それって現実じゃん!
父親ホーマーはFOXニューズに洗脳されて「リベラルは悪魔だ」と唸り、FOXネットのエロ番組見て「うほー、おっぱいー」と鼻の下を伸ばす。娘のリサが「FOXニューズは超保守なのにFOXネットは超下品。どうして?」と不思議がると、「FOXネットで稼いだ金は共和党に献金されて、それが放送倫理を監視する全米通信委員会にも回る仕組みなんだよ」と説明される。


いやー、素晴らしい批評精神だ。ジャーナリスト顔負けのジャーナリズム精神。同書では指摘されていませんが、たぶんFOXがアフガニスタン戦争とイラク戦争にもろ手を挙げて賛成し、そのうえ強く肩入れしてきたことへの反発もあったんでしょうね。
町山さんは上の文章を「『シンプソンズ』のプロデューサー、マット・グレーニングはこの第400話を密かに製作したそうで、放送直後にFOX上層部から「番組打ち切って、訴えるぞ!」と脅された。でも、奴らにはできっこないさ。夏休みに公開された『シンプソンズ』の劇場映画は興収500億円に届く大ヒットなんだから!」と結んでいるのですが、その後『シンプソンズ』がどうなったのか、僕は知らないのですね。
まだ放送は続いているのでしょうか。告訴はされたのでしょうか。どなたかご存じの方、いらっしゃいましたら情報提供お願いします。

湖池屋 カラムーチョ ホットチリ味

2023-06-23 23:48:33 | 
今日はHOTなムーチョです。




ババアでおなじみカラムーチョ。いまどきババアをウリにしてるのは漫☆画太郎とムーチョくらいのもの。口から火を噴きましょう。
こないだ「にけつッ!!」を観ていたら、ケンドーコバヤシが「店員さんを100%呼べる声がある」という話をしていました。ムーディ勝山から仕入れた情報らしいんですけど、にぎやかな店内で、大きな声出してもなかなか聞こえない状況であっても「通る声」というのがあるのだと。
それは、アニメ『キャプテン』のイガラシの声。イガラシの声で呼べば、遠くにいる店員さんにも届くらしいのです。
イガラシがどんな声なのか知らねーって人は、各自調べてもらうしかないんですけど、それってよーするに、周波数の問題らしいんですね。大勢の人が話している、にぎやかな店の中で、普通に大声を出しても店員さんには届かない。にぎやかな話声の間を通り抜ける周波数の声じゃないといけないと。
周囲が騒がしいときって、どんなに大きな声を出しても遠くには届かないように思えますけど、必ずしもそういうわけではない。声の周波数によっては、いくら周りが騒がしかろうが遠くまで届く。しかも大声である必要もない。そういう話でした。
それを聞いて、ひとつ思い出したことがあるんです。僕は以前、草刈りのバイトをしていたことがあります。夏季限定の、短期バイトでした。
草刈りには、草刈り機を使います。草刈り機は、刃を勢いよく回転させるため、エンジン音がとにかくやかましいのです。すぐ隣にいても、まともに話をすることができません。
仕事のさなかに、「休憩にしよう」とか、声をかけなくちゃならない場合もありますが、草刈り機を稼働させている人には、なかなか声が届かない。それに、草刈り機の刃は危険なので、軽々しく近づくわけにもいかないのです。肩を叩いて知らせるわけにもいかない。
では、そんなときにどうしていたかというと、甲高い声で「ホウッ」と叫んでいたのです。まあ別に「ホウッ」じゃなくてもいいんですけど、とにかく甲高い声ってことですね。
甲高い声だと、草刈り機のやかましいエンジン音をくぐり抜けて聞こえるのです。それもやはり、周波数の違いなのでしょう。
皆さんもこれ、覚えておいて損はないはずです。声が届かないときには、声量を上げるのではなく、周波数を変えてみる。

あと、草刈りバイトでもうひとつ思い出しました。その草刈りの仕事は、清掃業者が請け負っていて、社員じゃまかなえない人手を補うために夏季限定でバイトを募集していたんですね。
で、仕事の合間に、そこの社員さんとちょいちょいおしゃべりする機会があったんですけど、「家はどこ?」って訊かれて、住所を答えたら、「あ、じゃあ◯◯の近く?」って言われたんですよ。その◯◯がなんなのか知らなくて、「え?」ってなったんですけど、パチンコ屋さんの名前でした。
なんか、パチンコ好きの人って、パチンコ屋中心に地理を覚えますよね。地理だけじゃなく、人生をパチンコに喩えたりとかね。
「知らないよ」って思いましたね。「そんな、誰でもパチンコ屋知ってるみたいに話さないでよ」って。僕はパチンコやらないんで、パチンコ屋の名前も、お店がどこにあるかも知らないんですよ。
ほかにもですよ、「何千回転の台と何百回転の台、どっちがいい?」とかですね。人生の比喩として訊いてくるわけですよ。
いや、知らんと。回転数ってのがなんのことなのかわからんから、まずそこの説明をしてくれよと。そう思うわけですよ。
なんつーかもう、パチンコ脳なんですよね。パチンコに脳みそ支配されてて、パチンコでしか思考できなくなってる。パチンコやってる人同士なら意思の疎通がすごくスムーズなんでしょうけど、やったことがない人にはなんのこっちゃわからない。
勘弁してほしかったですね。

あと、そこの社員さんはみんな肉体労働のうえ、日々筋トレもしてて、すごくたくましかったんですよね。休憩時間に腕相撲大会になったことがあって、僕も勝負したんですけど、岩でしたね、岩。岩を相手にしてんのかってくらいビクともしなかったのです。
筋肉の集団でした。筋肉脳だからあまり物事を深く考えないということもあったのかもしれません。