今日は豆の躍動です。

震えるぞビート!燃えつきるほどヒート!
えーと、皆さんこれご存じ?1971年に誕生したそうで、当然僕が子供の頃からあるわけですが・・・食べてた記憶がないんですね。
アポロとマーブルはよく食べてまして、しっかり記憶に残ってるんですが、このコーヒービートはまったく覚えていないのです。お店で見かけた覚えすらない。
なぜでしょう。コーヒーだから敬遠していたのでしょうか。これは大人の食べ物だって。
あらためて食べてみると、実に美味。コーヒー豆の形を模したチョコで、食感がパリパリするのですが、飴でコーティングしてあるんですかね。
大人・・・。そう、大人の話をしましょう。気遣いできてますかって話。
僕は以前、草刈りのバイトをしていました。夏季限定のお仕事でした。
午前7時には会社に集合して、ワゴン車で現場に向かってました。メンツは社員数人、バイト数人で、日によってまちまちなのですが、だいたい5~10人くらいで仕事に当たります。
草刈りの現場は日陰のないところが多く、真夏の直射日光を浴びながら作業をしなければなりません。際限なく汗が吹き出します。会社が用意してくれるお茶をがぶ飲みし、持参した2リットルのスポーツドリンクのペットボトルを半日でカラにしていました。1度だけ熱中症にもなりました。
そんなわけで、仕事が終わるころにはヘトヘトになるのですが、何度もそれに追い打ちをかけるような目に遭っていました。帰社途中に、社員がよくコンビニでマンガの立ち読みをしていたのです。
そこの会社、清掃会社だったんですけど、独自のルールがありまして、日勤の社員は午後6時までに帰社した場合、夜勤にも回されることになっていたのですね。なので、仕事が早めに終わったとき、社員連中は夜勤に入らずにすむよう、コンビニに寄って立ち読みで時間をつぶしてから帰っていたのです。
社員は固定給だから、夜勤に入ろうが入るまいが、実入りは同じ。昼も夜も働くなんてキツイし、同じ給料ならできるだけやりたくない。だから夜勤をさけるために、時間つぶしの立ち読みを行っていたのです。だいたい30分~1時間弱くらいやってましたかね。
社員の立場からしてみたら、それは当然のことだったのかもしれません。ですが、バイトの僕からしたら、「なんでそれに付き合わなきゃなんないの?早く帰らせてくれよ」としか思えなかったんですね。僕は立ち読みしたい雑誌などなかったので、社員が戻ってくるのを、その他数名のバイトとともに、車の中でひたすら待っていたのです。
バイトだから、社員が夜勤に入る入らないは関係ない。とにかく疲れてるし、少しでも早く家に帰りたい。何より、立ち読みが終わるのを車の中でジーッと待ってるのがバカバカしい。
毎回毎回、いい加減にしてくれよと思いながらワゴンのシートに座ってました。
もし、「待たせちゃってゴメンね」っつって、お菓子なり飲み物なり買ってきてくれたなら、待たされることを受け入れられたでしょう。しかし、そんな気遣いなどありませんでした。夜勤と無関係なバイトをひたすら待たせておいて、「お待たせ」のひとこともなし。ウンザリでした。
そうそう、ウンザリと言えば、こんなこともありました。
僕はイベント関係のバイトもしていました。野球やサッカーの試合があったときや、コンサートが開催されたときに、会場で接客を行う仕事です。
一番多かったのが、福岡ドームでの野球の仕事。その仕事の直前、社員がバイトを集めて話をしたことがありました。
「今日はみんなの働きぶりを査定する。働き方がよかったら時給をアップする。みんな頑張るように」。概略そんな話でした。
僕は俄然ハリキリました。その日の配置はスタンドで、席案内したり、こぼれた飲み物をモップで拭いたり、お客さんがホームランボールに当たってケガしないか監視したりといった業務だったのですが、精力的に目を光らせ、機敏に行動し、ひとつひとつに熱心に対応しました。
我ながらいつも以上に頑張れて、これは時給アップ間違いなしだと確信しました。手ごたえを感じながら帰宅の途についたのです。
結果、時給は上がっていませんでした。
それからというもの、僕は急速にやる気を失いました。力を抜いて仕事に当たるようになり、最小限の業務だけこなし、できる限り働いてるフリをするようになったのです。
今振り返ってみれば、時給が上がろうが上がるまいが、やるべきことはちゃんとやれよって話なんですけどね。
でも、こーゆーこともあるのですよ。ヘタにごほうびチラつかせると、かえって従業員のやる気を失わせてしまう、ということが。
だってねぇ、頑張ってるのに評価されなかったら、頑張ってもムダだって思っちゃうじゃないですか。そうなったら、やる気維持するの難しいじゃないですか。
時給を上げる判断基準として、働きぶりをチェックする、ってのも問題あったかもしれません。だって、従業員全員の動向を逐一観察することなど不可能なのですから。
従業員が数人しかいないのであれば、それは可能でしょう。ですが、福岡ドームで働く従業員は、100~200人います。その全員の働きぶりを正確にチェックするなど、どだい無理なことなのです。やるべきではなかった。
せめてあらかじめ告知せずに行っていれば、やる気をなくすといった影響も起きなかったんですけどね。でもやっぱ、時給アップは勤務日数に応じて行ったほうが無難ですね。
僕が勤めていた当時、2000年代は時給が低くてですね・・・。なんでか知らんけど、九州は本州より平均時給がだいぶ低い傾向にあるんですね。
福岡の最低時給が600何十何円で。働き始めは時給700円でした。4,5年して750円に引き上げられましたけどね。それでも安かったですね。
今は日本全体の人手不足もあってか、時給の平均もだいぶ上がってますね。そーゆー意味じゃ、フリーターも暮らしやすくなってるんじゃないでしょうか。それとも物価高だから、そうでもないんですかね。
あ、そういや750円への引き上げって、ベテラン・新人の区別なく一律に行われたんですよね。とすると、「働きぶりを査定して、よかったら時給を上げる」というのは、ウソだったのでしょうか。一律750円にしたら、過去の査定が無意味になっちゃいますからね。
なら、あのとき働きぶりを認められ、時給を上げてもらった従業員はひとりもいなかったのでしょうか。だとすると、なんのための査定宣言だったのでしょうか。
うーん、真相は闇の中です。
とにかく、ごほうびを鼻先に吊り下げるのは考えものだということです。そーゆーのは、やり方次第。
やり方ひとつで、従業員のやる気をかきたてることもあれば、逆に奪ってしまうこともある。
人の上に立つ人は、よく計算するべきでしょう。
こんなことやあんなことがあり、僕はひたすら仕事のやる気を失ってきました。人生とは、やる気をなくす過程のことです。
皆さんはどうやってやる気を出していますか。僕はもうガンバレネーヤです。

震えるぞビート!燃えつきるほどヒート!
えーと、皆さんこれご存じ?1971年に誕生したそうで、当然僕が子供の頃からあるわけですが・・・食べてた記憶がないんですね。
アポロとマーブルはよく食べてまして、しっかり記憶に残ってるんですが、このコーヒービートはまったく覚えていないのです。お店で見かけた覚えすらない。
なぜでしょう。コーヒーだから敬遠していたのでしょうか。これは大人の食べ物だって。
あらためて食べてみると、実に美味。コーヒー豆の形を模したチョコで、食感がパリパリするのですが、飴でコーティングしてあるんですかね。
大人・・・。そう、大人の話をしましょう。気遣いできてますかって話。
僕は以前、草刈りのバイトをしていました。夏季限定のお仕事でした。
午前7時には会社に集合して、ワゴン車で現場に向かってました。メンツは社員数人、バイト数人で、日によってまちまちなのですが、だいたい5~10人くらいで仕事に当たります。
草刈りの現場は日陰のないところが多く、真夏の直射日光を浴びながら作業をしなければなりません。際限なく汗が吹き出します。会社が用意してくれるお茶をがぶ飲みし、持参した2リットルのスポーツドリンクのペットボトルを半日でカラにしていました。1度だけ熱中症にもなりました。
そんなわけで、仕事が終わるころにはヘトヘトになるのですが、何度もそれに追い打ちをかけるような目に遭っていました。帰社途中に、社員がよくコンビニでマンガの立ち読みをしていたのです。
そこの会社、清掃会社だったんですけど、独自のルールがありまして、日勤の社員は午後6時までに帰社した場合、夜勤にも回されることになっていたのですね。なので、仕事が早めに終わったとき、社員連中は夜勤に入らずにすむよう、コンビニに寄って立ち読みで時間をつぶしてから帰っていたのです。
社員は固定給だから、夜勤に入ろうが入るまいが、実入りは同じ。昼も夜も働くなんてキツイし、同じ給料ならできるだけやりたくない。だから夜勤をさけるために、時間つぶしの立ち読みを行っていたのです。だいたい30分~1時間弱くらいやってましたかね。
社員の立場からしてみたら、それは当然のことだったのかもしれません。ですが、バイトの僕からしたら、「なんでそれに付き合わなきゃなんないの?早く帰らせてくれよ」としか思えなかったんですね。僕は立ち読みしたい雑誌などなかったので、社員が戻ってくるのを、その他数名のバイトとともに、車の中でひたすら待っていたのです。
バイトだから、社員が夜勤に入る入らないは関係ない。とにかく疲れてるし、少しでも早く家に帰りたい。何より、立ち読みが終わるのを車の中でジーッと待ってるのがバカバカしい。
毎回毎回、いい加減にしてくれよと思いながらワゴンのシートに座ってました。
もし、「待たせちゃってゴメンね」っつって、お菓子なり飲み物なり買ってきてくれたなら、待たされることを受け入れられたでしょう。しかし、そんな気遣いなどありませんでした。夜勤と無関係なバイトをひたすら待たせておいて、「お待たせ」のひとこともなし。ウンザリでした。
そうそう、ウンザリと言えば、こんなこともありました。
僕はイベント関係のバイトもしていました。野球やサッカーの試合があったときや、コンサートが開催されたときに、会場で接客を行う仕事です。
一番多かったのが、福岡ドームでの野球の仕事。その仕事の直前、社員がバイトを集めて話をしたことがありました。
「今日はみんなの働きぶりを査定する。働き方がよかったら時給をアップする。みんな頑張るように」。概略そんな話でした。
僕は俄然ハリキリました。その日の配置はスタンドで、席案内したり、こぼれた飲み物をモップで拭いたり、お客さんがホームランボールに当たってケガしないか監視したりといった業務だったのですが、精力的に目を光らせ、機敏に行動し、ひとつひとつに熱心に対応しました。
我ながらいつも以上に頑張れて、これは時給アップ間違いなしだと確信しました。手ごたえを感じながら帰宅の途についたのです。
結果、時給は上がっていませんでした。
それからというもの、僕は急速にやる気を失いました。力を抜いて仕事に当たるようになり、最小限の業務だけこなし、できる限り働いてるフリをするようになったのです。
今振り返ってみれば、時給が上がろうが上がるまいが、やるべきことはちゃんとやれよって話なんですけどね。
でも、こーゆーこともあるのですよ。ヘタにごほうびチラつかせると、かえって従業員のやる気を失わせてしまう、ということが。
だってねぇ、頑張ってるのに評価されなかったら、頑張ってもムダだって思っちゃうじゃないですか。そうなったら、やる気維持するの難しいじゃないですか。
時給を上げる判断基準として、働きぶりをチェックする、ってのも問題あったかもしれません。だって、従業員全員の動向を逐一観察することなど不可能なのですから。
従業員が数人しかいないのであれば、それは可能でしょう。ですが、福岡ドームで働く従業員は、100~200人います。その全員の働きぶりを正確にチェックするなど、どだい無理なことなのです。やるべきではなかった。
せめてあらかじめ告知せずに行っていれば、やる気をなくすといった影響も起きなかったんですけどね。でもやっぱ、時給アップは勤務日数に応じて行ったほうが無難ですね。
僕が勤めていた当時、2000年代は時給が低くてですね・・・。なんでか知らんけど、九州は本州より平均時給がだいぶ低い傾向にあるんですね。
福岡の最低時給が600何十何円で。働き始めは時給700円でした。4,5年して750円に引き上げられましたけどね。それでも安かったですね。
今は日本全体の人手不足もあってか、時給の平均もだいぶ上がってますね。そーゆー意味じゃ、フリーターも暮らしやすくなってるんじゃないでしょうか。それとも物価高だから、そうでもないんですかね。
あ、そういや750円への引き上げって、ベテラン・新人の区別なく一律に行われたんですよね。とすると、「働きぶりを査定して、よかったら時給を上げる」というのは、ウソだったのでしょうか。一律750円にしたら、過去の査定が無意味になっちゃいますからね。
なら、あのとき働きぶりを認められ、時給を上げてもらった従業員はひとりもいなかったのでしょうか。だとすると、なんのための査定宣言だったのでしょうか。
うーん、真相は闇の中です。
とにかく、ごほうびを鼻先に吊り下げるのは考えものだということです。そーゆーのは、やり方次第。
やり方ひとつで、従業員のやる気をかきたてることもあれば、逆に奪ってしまうこともある。
人の上に立つ人は、よく計算するべきでしょう。
こんなことやあんなことがあり、僕はひたすら仕事のやる気を失ってきました。人生とは、やる気をなくす過程のことです。
皆さんはどうやってやる気を出していますか。僕はもうガンバレネーヤです。
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