徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

カバヤ食品 フィンガーチョコレート

2023-03-31 22:35:29 | 
今日は甘い指です。




人体は甘いにこしたことはない。指がチョコレートであれば小腹が空いたときにしゃぶることでしょう。でもこのお菓子は指ではなく、ビスケットにチョコをコーティングしたもの。太古から愛されています。
電車って忘れ物多いですよね。通常忘れ物は駅で保管され、持ち主の受け取りを待ちますが、持ち主が訪れないこともけっこうあるようです。どのような理由があるのか、かなり高額なもの、腕時計や高級ブランド、宝飾品などが、引き取られることなく保管庫で管理され続ける事例が少なくないと。
で、半年だったか1年だったか、保管期間が決まっていまして、それを過ぎた忘れ物は預かり側で処分していいらしいんですね。鉄道会社によっては、それら預かり期限切れの忘れ物を売却して資金に変えているそうです。
そんな忘れ物の話。もう20年くらい前になりますけど、ある日JR博多駅に行ったら、たまたま預かり期限切れの忘れ物が売りに出されていました。駅構内の一画に折りたたみテーブルを立て、忘れ物を並べて売っていたのです。
物が物だけに売値はかなり安く、傘やカバンにお値打ち価格がつけられていました。いくら品がよかろうが、忘れ物で儲けるのは倫理的によくないし、お客さんから非難されかねないから、一般の古物販売店の水準よりはるかに安値で売りに出されるのですね。
ただ、よくよく見てみると、おかしなことに気づきました。ハンカチが売られていたのです。ハンカチですよ、ハンカチ。新品のハンカチじゃないんですよ。落とし物で、使用済みの、誰が使ったかわからないハンカチです。
買いますか?そんなの。どこの誰が使っていたかわからないハンカチ。どれだけ使いこまれているかもわからないハンカチ。そんなハンカチが売りに出されていたのです。
そんなハンカチ買って使おうなんて人、どこにいるってんですか。潔癖症じゃなくてもイヤでしょ、そんなの。誰も買いやしませんよ。
何を考えてんだって。そんなの売りに出すんじゃねーよって思うでしょ。あきれましたよ。
値段はだいぶ安くて、10円とか20円とかでしたけど、それでも買うはずありません。こんなものを販売に回す判断をした人の神経を疑います。何かは覚えていないんですけど、それ以外にも、誰も買わないようなガラクタが平然と並べられていました。
物を大切にする、それはいいことです。でも、売れる物と売れない物との区別はつけるべきでしょう。売れない物をいくら並べたって、時間と労力のムダですよ。
ハンカチひとつだってムダにしたくない。その心がけは素晴らしいと思います。でも、それを売りに出すのは違うでしょう。せめてぞうきんにして掃除に使うとか、そういう形で有効利用するべきなんですよ。
なのに販売するとは・・・。使用済みのハンカチを・・・。
JRは今でも定期的に忘れ物の販売を行っているはずです。今もなお、ハンカチの販売を続けているのでしょうか。いい加減売れないということに気づき、売りに出す品の適切な判別を行えるようになっているでしょうか。

忘れ物とは関係ないんですけど、ハンカチでひとつ思い出しました。僕の母親がだいぶ前にお相撲さんのサインをもらったことがあったんですね。誰だったかは覚えてませんが、わりと有名な力士だったはずです。
んで、母親はそのとき色紙やノートを持っていなかったため、ハンカチにサインしてもらったんですよ。ちょうど白のハンカチだったんで、サインもらうにはよかろうと。白のハンカチにサインペンでサインしてもらったそうなんです。
それでそのいただいたサインを、自宅の居間の壁に画鋲で貼りつけて飾ってたんです。長年飾られていたので、実家の風景の一部のようになっていました。
ところがある年、里帰りしてみたら、そのサインがなくなっていたのです。母親にどうしたのかと尋ねると、「汚れてきたから洗濯したら消えてしまった」という答えが返ってきました。
マジですよ。「洗濯したら消えた」って言ったのです。
そんなん当たり前じゃないですか。洗濯なんかしたら消えるに決まってますよ。なんでそんなこともわからない?
いくら油性だって洗剤の威力にゃかなわないでしょうし、それでなくても時間の経過とともに薄れていたはずですしね。だいたい、飾ってるだけで手を拭くわけでもないハンカチをなぜ洗う?必要ないでしょ。よく考えろよって。
自分の親が心底恐ろしくなったという話です。

千年屋 トリュフのタマゴ

2023-03-24 22:37:34 | 
今日は三大珍味の見習いです。




とにかくしょっぱい!味が濃い!おつまみ向けの、濃い味煮卵です。贅沢感あふれるトリュフ味の、うずらの卵。濃い味好きの人にぜひ。
朝のテレビ番組で、よく占いやってるじゃないですか。星座占い。
たいていランキング形式になっていて、1位から12位まで発表されます。んで、「これで運気アップ!」みたいなひとことが添えられていますよね。ランキングが低い星座に対する救済として。
ラッキーカラーとかラッキーアイテムみたいなやつですね。この色の服を身に付ければいい、このアイテムを所持してればいいという、ワンポイントアドバイス。そうすりゃ今日の運勢が低くても大丈夫、というわけです。
なんかこの手の占いを本気で信じてる人もいるそうで、そういう人は、運勢が悪い日はお出かけしないとか、ウソかホントかわからない噂がまことしやかにささやかれています。
なので、テレビ局が「ウチの占いのせいで悪影響与えちゃったら申し訳ないんで、ランキング低くてもポジティブになれるようにしなくては」と考えたのかどうか、つまり保身のためにあみだしたのかどうかはわかりませんが、とにかく運気を回復するワンポイントが、いわば抜け穴的に用意されているわけです。
ですがこの運気回復、「なんじゃそりゃ」って言いたくなるものもあるんですよ。よく考えずに設定しているんじゃないかって疑いたくなるようなものが。
たとえば以前、「お風呂にゆっくり浸かる」というのがありました。なんとなく、運気回復にふさわしい行為のように思えます。
でもね、お風呂ってだいたい1日の終わりに入るものじゃないですか。1日が終わろうとしているときに運気回復したってしょうがないでしょ。遅すぎますよ。
朝からお風呂入る人だっていないことはないですけどね。でも少数でしょ。優雅に朝からゆっくりお風呂に入るなんて。選ばれし人しか運気を回復できないなんて、そんな理不尽なことがありますか?
大抵の人は朝からバタバタ支度して仕事に行くんですよ。バタバタしながらテレビの占いを観るんです。
そんなときに、「運気回復したきゃゆっくり風呂に入れ」って言われてもねぇ。「そんなんできるかよ」って腹が立つだけでしょ。
同じように、赤ワインがラッキーアイテムだったこともあります。赤ワインを飲めば運気が回復するというのです。
こちらもお風呂と同様、朝っぱらからできることではありません。お酒というのは1日の終わりに飲むものです。運気が回復したと思ったら、1日が終わってしまう。
朝からお酒を飲めるのは、アル中や無職の人くらいのものです。そんな人しか運気回復できないとは、どういうことなのか。
だから、「占い決めてる人は何考えてんだ」と思うのです。そのラッキーアイテム、意味ないよって。
テレビの占いは、だいたい占い師に依頼して作ってますよね。だから占い師の責任になるわけです。向こうの言い分を考えると、「占ったらそのような啓示が出ただけであって、自分の意思で決めてるわけじゃない」ということなのかもしれませんが。
皆さんはテレビの占い、観てますか。とんでもないラッキーアイテムは、ほかにもいろいろあることでしょう。面白半分にチェックしてみてはいかがでしょうか。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
「マスク着用は個人の判断に委ねる」となった13日から11日が経過。予想通り、マスク外してる人はごく少数にとどまっています。やはり周囲の目を気にせずにはいられない日本人ですね。
僕はだいぶ前にこのコーナーで、「マスク外していいよってなっても、ほとんどの人は、周りが外すなら外すけど、自分からはなかなか先んじて外せないのではないか。みんながみんな、誰か先に外してくれないかなってうかがい合って、結局誰も外さない〈逆チキンレース〉のような状況が出現するのではないか」と書きましたが、今がまさにそれに当たるのではないでしょうか。
この状況を打破するには、「みんながマスクしてようがカンケーねえよ」っていうKYな人や、「オレが外したいから外すんだ」っていう自己中な人に突破口になってもらわねばならないのではないか、と思ってたんです。でもそういう人って、13日以前にもう外してるんですよね。
日本人ってやっぱ多数派に弱いですから、外してる人が過半数を超えたら脱マスクが加速するはずなんですけど、そこまで行くのが難しい。どうしたもんですかね。

あと、アクリル板やパーテーションが今後不要になってくるわけですけど、それでも付け続けるお店もあるでしょうね。せっかく買ったからもったいないとか、外すのめんどくさいとか、そういう理由で。
そんでこれから産まれてくる、コロナ禍を知らない子供たちが、将来アクリル板やパーテーションを見て、「なんでかわかんないけどずっと前からあるなー」とか思うんでしょうね。歴史的遺産のようなものになっていくのです。