徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

明星食品 マタドール×闘牛脂W監修 富山ブラック風牛まぜそば

2020-08-28 22:17:53 | 
今回はどこぞの有名店W監修のまぜそばです。




本日は第14回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは成人功の『いんちき』(全2巻・講談社)です。
これはねぇ・・・マイナー中のマイナー、このシリーズの中で一番知られていないであろうマンガです。ジャンルは4コマ。
前にも話しましたが、僕は一時期「アフタヌーン」がお気に入りで、自分にとっての黄金期の作品のひとつがこの『いんちき』なんですね。
頭割れそうなくらい絵が下手なんですけど、アイディアはとにかく秀逸。根暗人間やひねくれ者やトンガリキッズにはたまらないであろうブラックユーモアてんこ盛りです。
皆さん『王様はロバ』はご存じですか。読んだことあるならわかるでしょうけど、あのマンガには「モテない文系男子のヒガミパワー」が込められてますよね?『いんちき』からはそれと同じ匂いがするんです。成人功さんは、なにわ小吉さんと同じように「年齢=彼女いない歴」なのでしょう(あくまで推測ですよ)。
ちなみにこの成人功という名前はペンネームで、「なるびと・いさお」と読みます。なぜこのような名前にしたか。それは、マンガが単行本化されたとき、「成人コミック」というクレジットをつけるためで、その表記によって「男子中高生にエロマンガと勘違いさせて買わせる」という罠を仕掛けるためのペンネームなのです。間違って買ってしまった中高生は、自宅に帰って本を開いたとき、タイトルの意味を思い知る・・・、という壮大な計画なのでした。しかし目論見は失敗し、2巻にその総括が載っています。
90年代の作品で、とっくに絶版になってるだろうし、マンガ喫茶にも置いてないだろうから、入手するには古本屋を探すしかないか・・・。マンガ図書館や国会図書館みたいなところに行けばあるでしょうけど。
しかも成人さんはこの連載終了後、僕の知る範囲では読み切りを2回公開したきり再び連載を持つことなく、そのまま消えてしまいました。今はどこで何をされていらっしゃるのか・・・。
でね、1巻は雑誌に掲載されたのを丸ごと収録してるんですけど、2巻は「選集」になってるんです。単行本未収録のネタがいくつもあるのですよ。だから僕は、「今こそ『いんちき』を完全版で復刻してくれ!」と言いたい。いや、ほんと面白いんですよこれ。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
麻生さんによると、安倍ちゃんが147日連続で勤務していたそうで、16~18日に休みを取りましたが、体調を気遣う声が上がってました。でも、僕はほんとに安倍ちゃんは頑張ってたと言えるのか、と思いました。
休日はなかったにしても、1日あたりの勤務時間はどれくらいだったのか?また、仕事の内容と質は、それほど負担の大きいものであったのか?体調不良になるほどの働きぶりであったと言えるのか?
147日連続という言葉に騙されてるだけで、1日平均の勤務時間はさほどでもなく、仕事の中身もあまりハードではなかったのではないか・・・といった疑問が生じたのですが、しかし休みをちゃんと取ってもらうことには賛成です。
理由はふたつ。ひとつは、政治家としては安倍ちゃんを全く評価しておらず、信頼もできないし、はやく辞めてほしいとすら願っているのですが、それでもひとりの人間としては元気であってほしいというか、倒れてしまえばいいとまでは思わないから。
もうひとつは、ただでさえろくでもない言動をくりひろげているのに、疲労によってますますおかしなことをしでかされたらたまったものじゃないから。安倍ちゃんより政治そのものへの悪影響を心配しているわけです。疲労で頭がおかしくなったら逆にまともな政治家になるかもしれませんけどね。
でも疲れがたまることでおかしなことやらかす可能性のほうが高いし、またアベノマスクみたいなバカげたことしないようにきっちり休んでいただきたい。いや、任期終了まで休んでもらったほうが日本のためかもしれません。

・・・という文章を用意してたら、今日になって辞意表明。在職日数の歴代最長を更新してから辞めたかったのかな。おつかれさまー。でも疑惑の追及はまだ続くよ。

カルビー 堅あげポテト 炙り牛タン塩レモン味

2020-08-21 23:15:12 | 
今回は堅あげポテトの牛タン塩レモン味です。




本日は第13回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは卯月妙子の『人間仮免中』(全1巻・イースト・プレス)です。
作者の卯月さんは壮絶な人生を送ってこられた方でして、「BOOK著者紹介情報」によると、「1971年、岩手県生まれ。20歳で結婚。しかし程なく夫の会社が倒産し、借金返済のためにホステス、ストリップ嬢、AV女優として働き、カルト的人気を得る。その後夫は自殺。幼少の頃から悩まされていた統合失調症が悪化し、自傷行為、殺人欲求等の症状のため入退院を繰り返しながらも、女優として舞台などで活動を続ける」。
本作は、作者の実体験を描き綴ったエッセイコミックで、卯月さんが統合失調症の悪化により、歩道橋から飛び降り自殺をする場面から始まります。車道に顔面から激突して病院送りとなり、療養の日々へ。家族と最愛の人の支えによって少しずつ回復していく・・・とまあざっくり言えばこういう話。
正直あんまオススメできるような作品じゃなくて、正統派のマンガや流行してるマンガ、大衆に迎合してるマンガなんかをくだらねーって思ってる人なら読んでみれば?って感じですけど、読んでて不快になる描写も多いので要注意。あと、あんまり描写がうまい人ではないので、ストーリーがわかりづらいところもあります。
「面白さ」を楽しむためではなく、「生き様」に触れるために読むマンガ、ですかね。
前作の『実録企画モノ』(太田出版)と、後日談の『人間仮免中つづき』(小学館)を合わせて3部作になってるんですけど、前作と比べてだいぶ絵が荒れてまして、なんでだろって思ってたら、巻末の処方箋一覧を見て納得。こんだけ大量の薬服用しなくちゃならない精神状態なら、そりゃ絵も荒れるわ。あと自殺未遂によって片目の視力を失ったためでもありました。
卯月さん、無理してマンガなんか描かなくていいから、とにかく生きてくれ!あんたが生きていてくれればそれでいい!


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース。
コロナ不況による経営悪化で、ロイヤルホールディングスがロイヤルホストなど70店舗の閉店を発表、同じくジョイフルも約200店の閉店を発表しました。
ジョイフルは九州外の人には馴染みないでしょうけど、九州を中心に展開してるファミレスです。九州でファミレスっつったらジョナサンでもデニーズでもなくジョイフルなんですね。
この2つのファミレスグループの大量閉店の一報を聞いて、自分の家の近くの店舗はどうなるのかと心配していたのですが、今も変わらず営業を続けており、大丈夫のようです。いや、まだ安心できないかな・・・。
どちらのファミレスも、目立ってお客さんが減ってるんですよ。もっと戻ってきてほしい・・・。コロナの影響長引きそうだし、当座はつぶれなくても、長期的にはどうなるかわかりませんしね。

ブルボン ルマンド

2020-08-14 23:19:10 | 
今回は紫色がシブいブルボンのルマンドです。




僕は以前介護施設で働いていたことがあります。グループホームです。
そこで入所者さんの行動にかんして、少し不思議に感じてたことがあります。それは食事のときのこと。食事に果物やプリンなどのデザートが付いている場合、入所者の皆さんは決まってまず最初にデザートから食べていました。
グループホームの入所者数は最大9人。その9人のほぼ全員が、まるで示し合わせたかのように真っ先にデザートを食べていたのです(グループホームの入所者はみな認知症なので、示し合わせるということができません)。
これがけっこう不思議でした。認知症になると、甘物から食べるようになるのか?それとも、「デザートは最後に食べる」というのは、ある年代以下の世代における常識であって、年寄り世代はこの常識を共有していないということなのか?
そして、「デザートから先に食べる」のは、どこの介護施設でも見られる光景なのか?つまり、「介護施設あるある」なのか?
僕はそこのグループホームでしか働いたことがないので、ほかの施設のことを知らないのです。もし、介護施設に勤務している方、勤務した経験がある方、いらっしゃいましたらお話を聞かせてください。
あなたが勤めている施設では、利用者さんはデザートを先に食べていますか?


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
脱獄者が続出してるホテル大阪アカデミア。もともと善意で宿泊療養施設に転用させてあげてるはずなのに、脱獄騒ぎを起こしてる収容者のせいでイメージが悪化してしまうかもしれません。今も苦情の電話が相次いでいるかも。こうなったら開き直って「脱獄ホテル」として売り出すしかないか。

テレビじゃ徐々に観客入れての収録やらロケやら再開させてますけど、これ大丈夫と言えるんでしょうか。
いずれも「ソーシャルディスタンスに配慮した収録・ロケ」を謳っていて、各現場でそれなりに感染防止に努めてはいるようです。でも、そのソーシャルディスタンスに基づいた収録やロケというのは、通常の収録やロケと比べれば「いくらか感染確率が低い」収録やロケでしかないはずです。感染する可能性は低いでしょうけど、ゼロではない。
だから、いずれそのうちどこかの収録・どこかのロケで感染者が出るのではないか。そうなったら、テレビはいっせいに委縮し、無観客収録が復活、いっさいのロケは禁止されるのではないか・・・という気がします。
ただ僕は、観客入れての収録にせよロケにせよ、やめるべきだとは思いません。ウィズコロナでもアフターコロナでもどっちでもいいですけど、いずれにせよ今は「少なからず感染のリスクを引き受けなければ行動することができない社会」です。
極力感染防止対策はとるけど、それでも感染するときは感染する、という覚悟がないと生活できません。だからテレビで感染者が出たとしても、「たまにはそういうこともあるよな」くらいの受け止めで済ますべきではないでしょうか。