徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

森永製菓 ポテロング しお味

2024-03-29 23:49:53 | 
今日は長芋です。




じゃがいもを原材料としながら、ここまでふんわり軽いスナック菓子があっただろうか。いや、ない。
シンプルな塩と油の味だけでずっと食べられる、サクサク揚げ菓子。
吉野家の話をします。庶民の味方の牛丼屋、吉野家の話。
あらかじめお断りしておきますが、吉野家好きの方は以下の文章を読まないでください。まあまあな悪口が含まれています。
では吉野家好きがいなくなったところで、まず最初にハッキリ言わせてもらいます。吉野家の牛丼はマズいです。
「激マズ」というほどではありません。「ややマズ」です。変な酸味があって、口当たりのよくないパサパサした低品質の肉。
「早い・安い・ウマい」というキャッチコピーがありますが、吉野家は「早い・安い・ややマズい」です。このマズさは、「安さ」によってなんとか許容できるマズさなのですね。安さによって担保されてる味なのです。安くなければ、とても食べることはできません。たとえシャブ漬けにされた常務取締役企画本部長であったとしても。
僕も2,3回食べたことがあります。まだ熊本に住んでいた10代のころ、熊本に吉野家ができる前から、「庶民の味方の牛丼屋」との評判だけは聴こえており、その後、自宅から少し離れたところにオープンしたのを知って、行ってみました。
初めて食べたその味に、ハテナマークが浮かびました。素直においしいと思えなかったのです。
そのときのコンディションがよくなかったのか、さもなくば、舌が馴染んでなかっただけかもしれない。そう思って、2度ほど再訪しました。
やはり感想は同じでした。どうしてもおいしいとは思えない。
僕は、「吉野家はマズい」という結論にたどり着きました。世間の評判と逆行しますがしょうがない。それが自分の感覚です。
なので、よっぽどのことがない限り、もう吉野家は食べないと決めました。ちなみに、松屋にはちょいちょい行きますが、食べるのはほぼ定食メニュー。すき家は生活圏内にないので行きません。
世の吉野家好きの人、吉野家の牛丼をありがたがって食べている人は、何よりも300円未満という安さにつられて食べているのでしょう。それを「おいしい」と言っているのは、「この安さであれば、この程度の味でも妥当」ということです。あるいは、ガマンできる範囲の「ややマズ」を、「これはウマいんだ」と自己暗示をかけることで、毎日食べても苦痛に感じないようにした。
つまり、

食費をおさえるために吉野家を選ぶ→できるだけ毎日食べたいが、マズいものを毎日というのは苦痛だ→この牛丼はややマズではなく、どちらかというとウマいほうだと自分に言い聞かせる→錯覚が生まれ、それによって吉野家を毎日食べられるようになる

このような流れがあったのでしょう。
「食費をおさえる」という現実的な取り組みは、マズいものをおいしいと錯覚させる作用まであるのです。不況とは恐ろしいものです。

で、そんな吉野家ですが、牛丼を販売できなくなった期間がありました。2003年の12月、アメリカでBSE(狂牛病)に感染したおそれのある牛が見つかり、アメリカ産の牛肉が輸入停止になったためです。吉野家では、翌2004年の2月に牛丼の販売が停止され、それは2006年の9月まで、約2年半続きました。
その間、代わりに豚丼を販売したり、牛丼がないことに腹を立てた客が従業員を暴行するといった事件が発生するなど、様々な出来事が起こり、ニュースで頻繁に報じられていました。
その販売休止期間中、東京で何かのイベントがあって、その会場内限定で吉野家の牛丼が販売されたことがありました。入場料を払った客だけ牛丼が食べられたのです。特別な出店ということで、牛丼の値段は2000円か3000円くらいになっていました。
その会場の様子がニュースで流れていたのですが、吉野家ファンが詰めかけており、泣きながら牛丼をほおばっている人までいました。
その中で、インタビュアーがお客さんに、「高くないですか?」と尋ねると、「値段は関係ない!大事なのは味!」という答えが返ってきたんですよ。
僕は、「だったら国産牛使った高級牛丼食べろよ!」と思いました。まあ、牛丼ってのはそもそも大衆的な食べ物であって、高級牛丼なんてものは存在してないのかもしれませんが。
それにしても、なんという転倒。なんという倒錯でしょう。
本来なら、吉野家の価値は「安さ」であったはずです。安いからこそ、なんとか食べられる。安さによって、ややマズをガマンできる。
だから、安くなくなれば、価値もなくなるはずです。マズいものに大枚払う価値などない。
なのに、毎日毎日吉野家を食べ、その味にならされてしまった人たちは、それを強固に「おいしい」と思い込むようになった。その思い込みのせいで、安くなければ食べる価値のないややマズの牛丼に、2000円か3000円払うようになってしまった。
習慣というのは、なんと恐ろしいものでしょう。マズいものでも長期間食べずにいると、食べたくてしょうがなくなってしまうのです。

吉野家の牛丼が販売休止になっていた期間、吉野家ファンが、アメリカ産の牛肉の輸入をすぐに再開しろと訴えていました。はやく牛丼が食べたいという訴えです。
当時、BSEの恐ろしさが広く喧伝されていたにもかかわらず、それでも安い牛丼を食べたいと考えている人が大勢いたのです。
貧乏というのは、なんと恐ろしいものでしょう。脳がスポンジ状になるリスクよりも、食費の高騰のほうを憂うようになっていたのです。
でもまあ、その後BSEを由来としたプリオン病に感染した人は現れていませんので、結果的には騒ぐほどのことではなかったのかもしれませんが。
ただ、食べてすぐに発症するのではなく、発症まで時間がかかるということもあり得ます。発症するには、一定量のBSE感染肉を食べねばならず、その量に達するには、何年か感染肉を食べ続けねばならない、とかですね。
なんでも、生物学者の福岡伸一さんによると、現代の人類ってのはプリオン病にかかりにくいらしいんですね。なぜかっつーと、「人類は歴史の中でたびたび飢饉を経験してきた」からだそうで。
プリオン病は、共食いによって発症します。人類は過去、飢饉が起きた際、食べられるものがなくなると、やむを得ず共食いをしてきたのです。
そこでプリオン病を発症した人がいた。発症した人は、そのまま亡くなった。
しかし、発症しない人もいた。遺伝子的に、プリオン病に強い人もいたのです。その人たちは、共食いしてもプリオン病を発症せず、生き延びた。
そうやって生き残った人たちが、我々の先祖なのです。つまり人類は、飢饉に見舞われるたびに共食いをして、プリオン病に耐性のある遺伝子の人だけが生き残る、という経験をくり返してきたのです。飢饉というふるいが、プリオン病に強い人を選別してきた。
そのため現代の我々は、プリオン病に強いのです。それは、ご先祖様が共食いをしてくれたおかげなのです。ということは、おじいさんのおじいさんのそのまたおじいさん、というふうに先祖をたどっていけば、必ずどこかの時点で共食いをした人がいるということです。
つまりそれは、人類が共食いをしてきたから安い牛丼をおいしくいただける、ということ?
あまり考えすぎないほうがいいかもしれません。
なんにせよ、僕はこれからも吉野家食べませんけどね。

アサヒ飲料 ぐんぐんグルト

2024-03-22 23:41:24 | 
今日は伸びる乳製品です。




ぐんぐんグルトと言えば、「ウチぐんぐんグルト飲めないヤツ無理なんじゃ」というセリフが印象的な、蛙亭のコントを思い出しますね。
あと、ギニュー特戦隊は、グルドだけなんの食べ物から名前を取ってるのかわからなかったんですけど、ヨーグルトだったんですね。乳酸菌でお腹を整えましょう。
ささやかだけど、怖い話をします。人々の無関心が集まると、とんでもないことになるという話。
ちょいちょい通ってる近所の某ファミレスの駐輪場には、いつも同じ自転車が停めてありました。立地の都合上、駐輪場はあまり広くないのですが、そのこじんまりとした駐輪場のはじっこに、いつも必ず停めてある自転車があったのです。
サドルに黄緑色のガムテープが貼ってあり、その上にサインペンで名前が書いてありました。実名出しちゃうと問題あるかもしれないので、仮に佐藤さんの自転車としておきましょう。ガムテープにカタカナで「サトウ」と書いてあったのです。
たぶんサドルがやぶれたので、補修ついでに名前を書いておくことにしたのでしょう。いつ来店しても必ず停まっていたので、勤勉なベテランの店員さんがいるのだと思っていました。
去年の夏ごろ、そこの駐輪場の中央に2台の自転車が停めてあり、ハンドルとハンドルの間に、クモの巣がかかっていました。この2台は、サトウさんのとは別の自転車です。
クモの巣がかかっているということは、長期間停めっぱなしだということです。乗り捨てた自転車か、もしくは盗難だと思われました。
先に言いました通り、そこの駐輪場はあまり広くありません。6台くらいでいっぱいになってしまう。停めっぱなしの2台は、かなり邪魔になっていました。
店側もそれを感じたのでしょう。次に来店したときには、「無断駐輪はやめてください」という貼り紙がしてありました。
しかし、驚くべきことに、貼り紙がしてあったのは、クモの巣が張った2台だけではありませんでした。サトウさんの自転車にも同じ貼り紙がしてあったのです。
なんということでしょう。サトウさんは、ベテランの店員さんではなかったのです。
おそらくは、盗難自転車だったはずです。いらなくなった自転車を適当なところに放置する、ということをする人もいますけど、もしそうするなら、名前の書かれたテープは剥がすはずです。自転車を放置したのが自分だとバレないようにするはずですから。
名前の書かれたテープがそのままになっていたということは、サトウさんの自転車は、盗難されていたということです。誰かがサトウさんの自転車を盗み、ファミレスの駐輪場に乗り捨てていたのです。
問題は、なぜ今まで自転車がそのままにされてきたのか、ということです。僕は20年近くそのファミレスに通っています。たぶん、通い始めたときにはすでに、サトウさんの自転車はあった。
だから、少なくとも20年、ヘタしたらそれ以上の長きにわたって、サトウさんの自転車は、そのファミレスの駐輪場に停めっぱなしになっていたのです。
僕もウカツではありました。仮に長年勤務している店員さんがいるとして、いつ行ってもその人が出勤しているなんてこと、あるはずがないのですから。20年間もそんな偶然が続くはずがない。
これ、冷静に考えて、とんでもないことではないでしょうか。
だって、お店の人は、その自転車が自分たちのものではないことを知っていたはずですから。知っていながら対処せず、長年ほったらかしにしていたのです。
通常こういう場合、警察に届けるはずです。防犯登録をしていたら持ち主が照会できますし、それができないにしても、撤去するのは警察の仕事です。
しかしそのファミレスは、警察に届けださなかった。これって、盗難自転車であるかもしれないとわかっていながら放置していたってことですよね。とんでもないことじゃないですか?
去年になってようやく対処したのは、新たに2台の放置自転車が表れたからです。6台くらいしか停められない駐輪場が、3台ぶんふさがれていると、3台しか停められなくなってしまう。それだと駐輪場として機能しない。だからやむを得ず対応に動き出した。もし、新たな2台の放置自転車が表れなければ、サトウさんの自転車は、ほったらかしにされたままだったでしょう。
ファミレス側にも何かしらの事情があったのかもしれません。でも、それにしても、20年間まったく何もしないというのは、やっぱりおかしいのではないでしょうか。
自転車の貼り紙には、「8月31日までにご移動お願いします。9月になりましたら撤去させていただきます」という警告文もありました。しかしあきれたことに、9月を過ぎても3台の自転車は、そのまま停め置かれていたのです。店長は実にズボラと言わねばなりません。11月ごろにはさすがに撤去されていましたが。

個人経営のお店ならまずあり得ないんでしょうけど、チェーン店って、こういうことが起こりやすいんじゃないんでしょうか。なぜなら、店長であっても、権限の限られた、いち従業員に過ぎないからです。
権限が限られていれば、そのぶん責任感も限られてきます。「しょせんこの店は本社のものだし」という意識が店長に働く。
それゆえ、長年放置されてる自転車があっても、「店長だけど、それに対処するのはオレの仕事じゃない」と考えてしまう。
店長の下で働く従業員たちも同じことです。「店長なんとかしろよ」と思いつつ、「でも知ったこっちゃねーや」と、見て見ぬフリを決め込む。
その結果、盗難かもしれないと思いつつも、従業員が誰も対処せず、20年ほったらかしにするという、とんでもない事態が起きてしまったのです。盗難という事件の内容だけ見たら、それほど重いことではないのかもしれませんが、長年放置されていたという点は、やはり異常と言わねばなりません。
もし、店側が放置自転車に気づいた時点で、すぐに警察に届けていたらどうだったでしょう。盗難であれば、サトウさんは盗難届を出していたはずですから、比較的早く手元に自転車が戻っていたでしょう。
しかし、20年か、それ以上経っています。サトウさんは、「今更返ってきても」とか、「なぜ今まで見つからなかったんだ」と思うはずです。
20年間雨風に晒され続けた自転車です。「もういらない」って思うんじゃないでしょうか。
仮に、ファミレスの人たちが、盗難かもしれないと思いつつ長年ほったらかしにしてきたと知ったら、どうでしょう。サトウさんは、どう思うでしょうか。

ほんと、こういうことって、けっこう起きているのかもしれません。権限が限られた従業員しかいないお店で、問題があると知りつつも、みんな「自分が対処することじゃない」ってほったらかしにしているという事例。
僕が話したのは、盗難自転車という、犯罪としては比較的軽微なものですけど、もっと重い事件に関して、このようなほったらかしが起きたらどうでしょうか。軽視してはならない、重要な案件ではないでしょうか。
このように、問題があると知りつつも誰も対処しない状況が発生するのはどうしてなのか。
先に言いました通り、自転車のほったらかしは、ファミレスのチェーン店で起きました。チェーン店は、店長であっても権限が限られています。それゆえ、上(店長)から下(バイト)まで無責任になりやすい。
権限が限られているのは、そのほうが幅広く店舗を展開できるからです。利益優先・効率優先の結果です。
つまりは資本主義が大本の原因としてあり、お金儲けと利便性を追求してきた僕ら日本人の・・・。ああ、話が大きくなりすぎました。
等身大レベルの視点に引き下げて言えば、何か問題を見つけたときに、「自分の責任じゃねーし」ってしらんぷりするんじゃなくて、困ってる人のこと考えて積極的に動きましょう、ってことです。うん、簡単に言えばね。

良品計画 国産米でつくったスナック 青さ醤油味

2024-03-15 23:49:11 | 
今日はメイド・イン・ジャパンライスです。




無印良品のシンプルお菓子。醤油の味がジュワーッとしみる、お米のスナック。
あおさっておいしいですよね。僕は味噌汁の具で一番好きです。
前回に引き続き、家電の買い替えの話をします。
前回、テレビと扇風機の話をしましたね。今回は冷蔵庫から。冷蔵庫もまた、2000年の引っ越しの際に新品を購入しました。
当時は冷凍室に霜がつかない冷蔵庫が普及し始めた時期だったんですよね。もう忘れられつつあるのかもしれませんが、昔の冷蔵庫は、冷凍室に霜が発生していたのです。なので、定期的に霜取りをしなければならなかった。そうしないと、霜はどんどん増え続け、冷凍室が狭くなっていく一方だったのです。冷凍室の霜は異様に硬く、霜取りは、かなり力のいる作業でした。
そんな霜取りが不要な冷蔵庫が発売されたのが2000年ごろだったのです(正確にいつ発売されたかまでは知りません)。霜がつくほうより少しお高めではありましたが、ズボラな僕は、迷わず霜がつかないほうを選びました。ちなみに、自動で氷を作ってくれる冷蔵庫は、まだなかったと記憶しています(曖昧な記憶ですが)。
その冷蔵庫、長いこと頑張ってくれましたが、20年目くらいで、異様なうなり声を上げるようになりました。最初はなんの音かわかりませんでしたが、観察してみると、どうやらモーター音だとわかりました。冷蔵庫はもともとモーター音がしていますが、それが極端に大きくなっていたのです。
聴いているとなんだか不安な気持ちになる、不快な音でした。狭い1DKのアパート。どこにいても音は聴こえてきます。この音を止めないと、くつろぐこともできません。
さらに冷蔵庫を観察してみると、手が触れたときは音が小さくなることがわかりました。これがどういうことなのか、最初はよくわかりませんでしたが、モーターの震えが大きくなりすぎて、冷蔵庫全体が震えていたのです。
冷蔵庫全体が震えることによって、大きなうなり声が起きていた。手を触れると音が小さくなったのは、触ることで振動が抑えられたからだったのです。
原因はわかりましたが、どうやってこれを止めればいいかがわかりません。ずっと触っているわけにはいかない。
僕は知恵を働かせ、つっぱり棒をかますことにしました。冷蔵庫の隣には、電子レンジと炊飯器を置いてあるラックがあります。そのラックと冷蔵庫の間につっぱり棒をかませば、棒が振動を抑えて音が止むはずです。
では、つっぱり棒をどうするか。適当なものは売ってそうにないし、できればタダで済ませたい。
あれこれ考えて、新聞紙で作ることにしました。新聞紙をラックと冷蔵庫の間の長さに切って、筒状に丸める。
それをハメてみたら、見事に音が治まりました。アナログな知恵で乗りきったのです。
そこから2,3年はそのまま使っていたのですが、徐々に冷え具合が悪くなってきました。飲み物がぬるくなり、チョコレートもパキッとした固さにならなくなったのです。
それでもガマンして使っていましたが、夏になって、牛乳が賞味期限前に悪くなるようになり、もう限界と買い替えました。
2023年に買い替えましたので、約23年使っていたのですね。お世話になりました。
で、電気屋に行って気づいたのが、今の冷蔵庫、ほぼすべて冷蔵室が上で、冷凍室が下になっているということ。2000年当時はそうではありませんでした。みんな冷凍室が上で冷蔵室が下だったのです。
たしかに、開閉する機会が多いのは冷蔵室なので、そちらが上のほうが合理的ですよね。昔はそうではなかったのは、合理的視点がなかったからなのか、技術的な問題なのか。
買い替えの際、冷蔵庫の中身の移し替えが問題になりますよね。ちょうど冷凍庫にアイスクリームの買い置きがありまして、これを溶けないようにするにはどうしたらいいかに頭を悩ませました。今使ってる冷蔵庫の電源抜いて、新しい冷蔵庫の電源入れて、その冷凍室が冷えるまでにそこそこ時間がかかるからです。わざわざクーラーボックス買うわけにはいきません。結局、氷を大量に作っておいて、アイスと一緒に袋詰めにしました。結果、「やや溶け」程度で済みました。

買い替えずに今でも使っているのが掃除機と洗濯機と電子レンジです。
掃除機がまだ壊れてないってのは、別におかしなことじゃないんですよ。僕はズボラで、掃除をあまりしないからです。掃除機の出番は少なく、そのぶん消耗していない。
驚異的なのは洗濯機です。僕はだいたい3~5日に1回は洗濯しています。その頻度で、24年もっているのです。スーをさしあげます。
一部壊れているのが電子レンジです。うちのは温め時間をデジタル数字で入力するタイプではなく、ツマミを回すタイプ。シンプルでアナログな電子レンジなのですが、そのツマミが壊れているのです。
ある日、いつものように温めようとしたら、ツマミが回らなくなったのです。ツマミの根元が折れてしまったようで、「切」の方向を向いたまま、動かなくなってしまいました。
ただ、ツマミは「切」でも、根元は稼働する状態を維持しているようで、扉を閉めると動くのです。そのため、温めはできるのですが、ツマミが動かないため、扉を閉めていると、延々温め続けることになるのです。扉の開閉で電源(温め)のオンオフをするしかないのです。
そのため、ツマミが壊れて以降は、タイマーで時間を計り、時間がきたら扉を開けて温めを止めるようになりました。これだと、「チン」が鳴ってからゆっくり取りに行くことができず、少し不便ですが、温めは元通りできています。
こうなったのが5年ほど前。うちの電子レンジは、もう「チン」と言わなくなっていますが、24年頑張ってくれてます。
それと炊飯器もあるんですけど、僕が自炊してたのはひとり暮らし始めて5年くらいで、その後、おかず買ってきてご飯だけ炊くのを5年くらい続けたのち、完全に自炊を止めました。
なぜ自炊をしなくなったかというと、「自分で作って自分で食べる」という行為が、ひたすらむなしく思えてきたからです。誰か食べてくれる人がいたら作るようになるのかもしれません。
なので炊飯器は10年以上使っておらず、ホコリをかぶっています。動くのかどうかもわかりません。
あとはシェーバー(ヒゲ剃り)とかブルーレイ(以前はビデオデッキ)とかCDラジカセとか電気スタンドとかガスコンロなんかもあるんですけど、お話しするほどのことはないので割愛します。

あ、あとケータイね。僕はいまだにガラケーです。
初めてケータイ買ったのが、やはりひとり暮らし始めた2000年。当時はケータイの普及率がまだそれほどでもなく、僕の同年代だと、その多くが、ひとり暮らしや大学進学を機にケータイを持つようになった、という具合でした。まだ固定電話のほうがメインで、小中学生とお年寄りは、まずケータイ持っていなかったと思います。
契約はドコモを選びました。なんでドコモだったのか、よく覚えていませんが、たぶんNTTという古参企業に対して、漠然とした信頼があったのでしょう。その時点ですでに型落ちの機種だったと記憶しています。
それを10年使い続けました。物は壊れるまで使う主義ですからね。
メールはショートメールで、画面はゲームウォッチみたいな白黒の、ドットが荒いやつでした。
5年目くらいで、充電コードの挿し込み口のフタが紛失したため、セロテープを貼って対処してました。僕のケータイを見た人は一様に驚き、化石呼ばわりされることもありました。
10年目くらいで、電池パックの充電時間が極端に短くなってしまい、故障はしていなかったのですが、あまりに不便なので、やむを得ず買い替えました。買い替えたのも、やはり型落ちのやつ。
僕は、ケータイは電話とメールだけできればそれでいいと思っているので、その他の機能はほとんど気にしていないのです。なんで古くてもオッケー。最新機種の新しい機能使えなくても無問題。
その2代目を今でも使っているのです。もう14年になりますか。
2代目もだいぶ充電短くなっていて、去年ドコモショップで電池パック買おうとしたんですけど、「もう製造してなくて在庫もない」と言われました。そんでそろそろスマホにしようかなーって思いながらもダラダラと買い替えずにいる状況です。
スマホにしたら画質のいい写真も撮れるだろうし、パソコンと連動できるだろうし、ブログライフも変わるのかもしれませんね。

そういやパソコンもありましたね。今こうして文字入力していながら、すっかり忘れていました。
パソコン買ったのはブログ始めたのと同じ年ですから、2015年ですか。ブログのために購入したようなところがあります。
電気屋に置いてある中で、一番安かったレノボを選びました。3万ちょいでしたかね(そのすぐあとにスキャナーも購入。エプソンの1万くらいのやつ)。
アップル社製の、シルバーでうすーいボディのやつなんかもあって、すごくカッコよかったんですけど、10万とか20万とかでしたからね。手が出ませんよ。
そんで9年近く使い続けてるわけですが、パソコンってどれくらいもつんですかね?ある日突然壊れて、保存してある画像とか全部パアになっちゃう、みたいな話聞いたことありますけど、やっぱ早めに買い替えといたほうがいいのでしょうか。
ご意見・アドバイスありましたらお願いします。