今日は今はなきものです。

今年の3月に販売が終了したアイス、ビエネッタ。1983年から発売されていたのが、ライセンスの契約期間切れによって販売終了となったそうです。またぞろ転売ヤーが買い占めを行っていたのでしょうか。
契約先はユニリーバっつーイギリスの多国籍企業だそうで、ということは、国によってはまだビエネッタ売ってるところあるってことなんですかね?契約してりゃ販売できるわけでしょ。ビエネッタ探して世界を放浪する人が出てくるかもしれません。
もう手に入らないもの記事にするのどうかって思われるかもしれませんけど、このブログに記録を残しておきたかったのです。どうかご寛容ください。
このビエネッタはカップ入りですが、元々は箱入りで、そちらのほうはティラミス味もありました。僕が子供のころは、ぜいたく品というイメージで、誕生日とかクリスマスとか、特別な日にだけ食べられたんですよね。
母親が包丁で切り分けて出してくれましたっけ。ケーキアイスとか、アイスケーキとか呼ばれてましたよね。ああ、ノスタルジー。
そう、ノスタルジー。子供のころの思い出話をしましょう。注意1秒の話。
小学3,4年のときのことです。校庭の大掃除をしたことがありました。側溝の掃除でした。
通常お昼休みのあとに掃除の時間があって、掃き掃除は毎日行われていたのですが、側溝は半年に1回くらいしか掃除しなかったのです。
側溝はほとんどコンクリート製のフタでおおわれていました。タテ50センチ、ヨコ40センチ、厚さ5センチくらいのやつです。
掃除するためには、当然そのフタを開けなくてはならないのですが、小学生にはけっこう重いのです。苦労しながら取り外した記憶があります。
そんで、前後の記憶が曖昧なんですけど、たしかフタを1枚1枚外して、側溝の横に並べていたとき、ちょっとヘンな体勢になっちゃったんですよね。フタのタテ側の片辺を地面につけ、ナナメにして支えていたんです。
これをこのまま地面に置きたいんだけど、真下に自分の足がある。足の位置をうまくズラすことができない。
どうしたらいいかとあれこれ迷って、フタから手を離すと同時に、すばやく足をうしろに引こう、と決めました。
手を離すと、フタは手前に、自分の足元のほうに倒れてきました。僕は足を逃しました。
・・・しかし、思ったより落下速度が速く、フタは左足の上に落ちてきました。
激痛が走りました。靴と靴下を脱いでみると、小指の爪が真ん中からタテに割れていました。爪がまっぷたつになっていたのです。
痛みもさることながら、その見た目にショックを受けました。これはえらいことになったと。
どんな治療をしたかは、よく覚えていません。爪と皮膚のあいだに血がたまり、しばらくは黒くなっていたと思います。
家族には言いませんでした。話すほどではないと思っていたのか、騒がれたくなくて黙っていたのか、当時の考えはよく覚えていません。
出血していた部分は、一週間か二週間くらいで治りました。ですが、割れた爪はなかなか治りませんでした。
割れた部分がくっつき、元通り1枚の爪になってくれるのを期待して見守っていたのですが、そうはならなかったのです。あたかも、最初から2枚だったかのように、真ん中から断裂した爪のままであり続けたのです。
痛みはもうありませんでしたが、少し面倒なことがありました。靴下をはくとき、真ん中の割れ目に生地が引っかかってしまったりするのです。
引っかかり具合によってはなかなか外れず、面倒な思いをします。それに、靴下をはく勢いで、爪が剥がれそうになることもあって、ヒヤッとするのです。痛みはほとんどないけど、心臓に悪い。
そんな、靴下をはくときだけちょっと困る体になってしまったのです。爪治ってくれ、爪元通りになってくれと日々祈りました。
しかし左足の小指の爪は治りませんでした。小学校高学年になり、中学校に進学しても、2つに割れたままでした。
そのうち、もう治らないのではないかという気がしてきました。
もう一生このままなのではないか。一生靴下が引っかかる爪をかかえて生きていかねばならないのではないか、と。
ほんのちょっとの判断ミスで、このようなことになってしまったのです。ごく小さなケガではありますが、それでもずっと引きずっていかねばならない。
爪切りの際は、2つになった爪を、順番に切らねばなりません。手間がひとつ増えたわけです。
そんな、ちょっとだけ面倒だけど、後遺症とか障害などと言うほどではない傷跡をかかえこむことになったわけです。人に話すほどではない(と、自分では思っていた)ので、家族にも友達にも黙っていました。
10代のころも治らず、20代のころもずっと治りませんでした。こうなってくると、もう一生このままなのではないかという予想が、確信に変わってきました。死ぬまでこの割れた小指の爪と付き合っていかねばならないのだろうと。
そう覚悟を決めていたら、30代のころ、いつの間にか治っていました。1枚の爪に戻っていたのです。
自分にとってそれほど大事件ではないので、正確に何歳のときだったかは覚えていません。ですがとにかく、爪の割れ目はキレイにくっつき、元の1枚に戻っていたのです。
20年以上割れたままで、くっつく気配すらなかったのに、なぜ急に治ったのか?理由はまったくわかりません。けれどもとにかく治ったのです。
無事に治った、左足の小指の爪。今は、あたかもずっと無傷であったかのようにキレイな姿をしています。
注意1秒、ケガ一生・・・になりかけた話です。
皆さんも側溝の掃除をするときや、重い物を扱うときにはご注意ください。
爪がポケットのビスケットのごとく、増えてしまうかもしれませんからね。
爪~爪~腕に女キ~ズ♫
先週、gooブログサービス終了のため、ブログを引っ越さなきゃならない、という話をしました。
運営が提示してきた引っ越し先は、アメーバとはてな。この2つを比較してみると、アメーバはコメントの移行なしで、はてなはありになっていました。
せっかくいただいたコメント、消したくはありません。だから、はてなに決定です。当ブログは、はてなに引っ越します。
引っ越しにともない、何か問題が生じるかもしれません。その対処にも時間がかかるであろうことを考えると、期限ギリギリより、早めに引っ越したほうがよさそうです。
なので、ぼちぼち引っ越し作業に取りかかろうと思います。その間、ブログはお休みするかもしれません。
またなんかありましたらお知らせしますので、それまでお待ちください。

今年の3月に販売が終了したアイス、ビエネッタ。1983年から発売されていたのが、ライセンスの契約期間切れによって販売終了となったそうです。またぞろ転売ヤーが買い占めを行っていたのでしょうか。
契約先はユニリーバっつーイギリスの多国籍企業だそうで、ということは、国によってはまだビエネッタ売ってるところあるってことなんですかね?契約してりゃ販売できるわけでしょ。ビエネッタ探して世界を放浪する人が出てくるかもしれません。
もう手に入らないもの記事にするのどうかって思われるかもしれませんけど、このブログに記録を残しておきたかったのです。どうかご寛容ください。
このビエネッタはカップ入りですが、元々は箱入りで、そちらのほうはティラミス味もありました。僕が子供のころは、ぜいたく品というイメージで、誕生日とかクリスマスとか、特別な日にだけ食べられたんですよね。
母親が包丁で切り分けて出してくれましたっけ。ケーキアイスとか、アイスケーキとか呼ばれてましたよね。ああ、ノスタルジー。
そう、ノスタルジー。子供のころの思い出話をしましょう。注意1秒の話。
小学3,4年のときのことです。校庭の大掃除をしたことがありました。側溝の掃除でした。
通常お昼休みのあとに掃除の時間があって、掃き掃除は毎日行われていたのですが、側溝は半年に1回くらいしか掃除しなかったのです。
側溝はほとんどコンクリート製のフタでおおわれていました。タテ50センチ、ヨコ40センチ、厚さ5センチくらいのやつです。
掃除するためには、当然そのフタを開けなくてはならないのですが、小学生にはけっこう重いのです。苦労しながら取り外した記憶があります。
そんで、前後の記憶が曖昧なんですけど、たしかフタを1枚1枚外して、側溝の横に並べていたとき、ちょっとヘンな体勢になっちゃったんですよね。フタのタテ側の片辺を地面につけ、ナナメにして支えていたんです。
これをこのまま地面に置きたいんだけど、真下に自分の足がある。足の位置をうまくズラすことができない。
どうしたらいいかとあれこれ迷って、フタから手を離すと同時に、すばやく足をうしろに引こう、と決めました。
手を離すと、フタは手前に、自分の足元のほうに倒れてきました。僕は足を逃しました。
・・・しかし、思ったより落下速度が速く、フタは左足の上に落ちてきました。
激痛が走りました。靴と靴下を脱いでみると、小指の爪が真ん中からタテに割れていました。爪がまっぷたつになっていたのです。
痛みもさることながら、その見た目にショックを受けました。これはえらいことになったと。
どんな治療をしたかは、よく覚えていません。爪と皮膚のあいだに血がたまり、しばらくは黒くなっていたと思います。
家族には言いませんでした。話すほどではないと思っていたのか、騒がれたくなくて黙っていたのか、当時の考えはよく覚えていません。
出血していた部分は、一週間か二週間くらいで治りました。ですが、割れた爪はなかなか治りませんでした。
割れた部分がくっつき、元通り1枚の爪になってくれるのを期待して見守っていたのですが、そうはならなかったのです。あたかも、最初から2枚だったかのように、真ん中から断裂した爪のままであり続けたのです。
痛みはもうありませんでしたが、少し面倒なことがありました。靴下をはくとき、真ん中の割れ目に生地が引っかかってしまったりするのです。
引っかかり具合によってはなかなか外れず、面倒な思いをします。それに、靴下をはく勢いで、爪が剥がれそうになることもあって、ヒヤッとするのです。痛みはほとんどないけど、心臓に悪い。
そんな、靴下をはくときだけちょっと困る体になってしまったのです。爪治ってくれ、爪元通りになってくれと日々祈りました。
しかし左足の小指の爪は治りませんでした。小学校高学年になり、中学校に進学しても、2つに割れたままでした。
そのうち、もう治らないのではないかという気がしてきました。
もう一生このままなのではないか。一生靴下が引っかかる爪をかかえて生きていかねばならないのではないか、と。
ほんのちょっとの判断ミスで、このようなことになってしまったのです。ごく小さなケガではありますが、それでもずっと引きずっていかねばならない。
爪切りの際は、2つになった爪を、順番に切らねばなりません。手間がひとつ増えたわけです。
そんな、ちょっとだけ面倒だけど、後遺症とか障害などと言うほどではない傷跡をかかえこむことになったわけです。人に話すほどではない(と、自分では思っていた)ので、家族にも友達にも黙っていました。
10代のころも治らず、20代のころもずっと治りませんでした。こうなってくると、もう一生このままなのではないかという予想が、確信に変わってきました。死ぬまでこの割れた小指の爪と付き合っていかねばならないのだろうと。
そう覚悟を決めていたら、30代のころ、いつの間にか治っていました。1枚の爪に戻っていたのです。
自分にとってそれほど大事件ではないので、正確に何歳のときだったかは覚えていません。ですがとにかく、爪の割れ目はキレイにくっつき、元の1枚に戻っていたのです。
20年以上割れたままで、くっつく気配すらなかったのに、なぜ急に治ったのか?理由はまったくわかりません。けれどもとにかく治ったのです。
無事に治った、左足の小指の爪。今は、あたかもずっと無傷であったかのようにキレイな姿をしています。
注意1秒、ケガ一生・・・になりかけた話です。
皆さんも側溝の掃除をするときや、重い物を扱うときにはご注意ください。
爪がポケットのビスケットのごとく、増えてしまうかもしれませんからね。
爪~爪~腕に女キ~ズ♫
先週、gooブログサービス終了のため、ブログを引っ越さなきゃならない、という話をしました。
運営が提示してきた引っ越し先は、アメーバとはてな。この2つを比較してみると、アメーバはコメントの移行なしで、はてなはありになっていました。
せっかくいただいたコメント、消したくはありません。だから、はてなに決定です。当ブログは、はてなに引っ越します。
引っ越しにともない、何か問題が生じるかもしれません。その対処にも時間がかかるであろうことを考えると、期限ギリギリより、早めに引っ越したほうがよさそうです。
なので、ぼちぼち引っ越し作業に取りかかろうと思います。その間、ブログはお休みするかもしれません。
またなんかありましたらお知らせしますので、それまでお待ちください。
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