Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2016年1月8日(金) 「京都花街 歴史をつくった奥座敷」

2016-01-08 | 講演/写真展 日本国内にて &相原恭子同行ツアー

来週から、三回シリーズで、講座をします (*'▽')
次のようなお話です
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朝日カルチャーセンター/新宿教室 HPより
[京都花街 歴史をつくった奥座敷」

講師名 相原 恭子

講座内容
新撰組、文人、政治家と芸妓、開国後に外国人を魅了した「都をどり」、富豪モルガンとお雪、雅な舞妓衣装の秘密、遊び方、江戸から今日に続く知られざる世界をひも解きます。

日時・期間
金曜 15:30-17:30 1/15~1/29 3回

日程
1/15, 1/22, 1/29

受講料(税込み)
1月(3回)会員 9,072円 一般 11,016円

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第一回 歴史の舞台となり 文化を育んだ京都花街

① 「一見さんお断り」がつくった丹念な“おもてなし”
マニュアル化できないお客さんを大切にする心、
なぜ「一見さんお断り」なのか、一見さんお断りの暖簾をくぐるには

② 幕末・維新の志士たちと芸妓の恋物語
西郷と豚姫、気丈な美人芸妓と井上聞多(元老・井上馨)、近藤勇ほか

③ 文芸の生まれいずる花街
東大から京大へ転入した秀才/近衛文麿、文壇の華となった文芸芸妓/磯田多佳、夏目漱石、長田幹彦、里見、川端康成、水上勉ほか

④ 今に生きる京都五花街
上七軒、祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町(五十音順)

第二回 西洋人をも魅了した美の化身

① 国際社会・上流社会の社交界へ出た明治の芸妓モルガンお雪
世界屈指の財閥に見初められ、恋物語はマスコミを騒がせ、結婚へ
米国・フランスで見せた日本女性の心意気

② 京都の伝統工芸品、美術品をまとう芸妓と舞妓
西陣の帯、京友禅の着物、簪、履物など衣装の系譜、年齢やキャリアにより替わる衣装や髪形の日本ならではの伝統、お店だし、衿かえなどの伝統的な儀式の美、舞妓になるには

③ 学生たちの憧れ 芸舞妓の“ブロマイド”
写真館「美人堂」など

第三回 毎日磨きをかける“芸”の伝統と魅力

① 明治維新 都を再生させた芸舞妓の芸
“をどり”で始まる京の春/五花街の舞台、京都を内外にアピールした
”都をどり”と三世・井上八千代、舞の名手で祇園の看板となった松本佐多

② 現代に生きる日本の芸の伝統
若者にも人気上昇中の花街の舞台、芸舞妓の芸の学校、歌舞練場とその歴史、
芸が支える芸舞妓の世界

③ 海外でも注目される京都花街
私の著書「Geisha – A living tradition」、エストニア・ハンガリー・スペインなど、ヨーロッパでの写真展や講演会の様子を通して、外国人に日本文化として関心を持たれている京都花街をみてみましょう

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講師紹介:
相原 恭子 (アイハラ キョウコ)
慶応義塾大学文学部卒業(哲学科美学美術史)。ドイツに暮らし、ドイツ政府観光局勤務を経て、ヨーロ
ッパ、ビール、京都花街をテーマに執筆、撮影、講演活動を続ける。「もっと知りたい!ドイツビール
の楽しみ」、「ベルギー 美味しい旅」、「ヨーロッパお菓子紀行」、「ウェッジウッド物語」、「京都
舞妓と芸妓の奥座敷」、「京都花街 もてなしの技術」、「未知の京都」など著書多数。ヨーロッパ紀行書の
第一人者といわれる一方、京都へのユニークなアクセスも注目され、英国の出版社 Carlton Books London(カールトン・ブックス・ロンドン)から、ヨーロッパに造詣が深く、外国人に日本を語れる日本人に選ばれ、2000年、英語でテキストを執筆し、自ら写真も撮影をした著書「Geisha」が刊行された。ハンガリー語版(DEE-SIGN)、フランス語版(Soline)、ポーランド語版(Świat Książki)も刊行され、世界各国で発売。NHK教育テレビ「知る楽~京都花街歴史をつくった奥座敷」、「美の壺」、NHKラジオ深夜便「私の心をとらえたドイツの魅力・京都の魅力」など 内外のTV・ラジオ出演多数。


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