Kyoko AIHARA's Diary (Writer&Photographer) 相原恭子(作家&写真家)のブログ 

ヨーロッパ紀行、京都花街と着物、ビールとグルメなどをテーマに執筆、撮影、国内・海外での写真展や講演等。今日も良い日!

2012年3月20日(火) 「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」

2012-03-20 | 京都花街
書店の店頭やWebで、
 私の新刊
「京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話」(淡交社)が、
   発売開始となって、二週間あまり。



京都花街の芸妓さん、おかあさん、
他の花街の芸妓さん、芸者さんや、
京都の歴史を研究している方々、
日本舞踊や邦楽関係の方々、
学生さんなど、
友人知人や、一般の読者の方々からの連絡が続いている。

『興味を持って読んでくださる読者がいる』と思うと、
著者としては、やりがいを感じるものだ。


サブタイトルにあるように、
芸・美・遊・恋・文学・うちあけ話・・・
文春新書「京都 舞妓と芸妓の奥座敷」とは
異なった視点で、さらにプライベートな話が加わり、
「まさに『今まで書かれなかった』奥座敷だ」
という感想が多い。


芸妓さんや女将さんの私的なことがたくさん書いてあるが、
「本当か?なぜ、あなたは、そんな話を聞くことができたのか?」
という読者の方もいたが、
私が無理やり聞いたのではない。
皆が、話してくれたのだ。


実名で出ているし、狭い世界だから、
うちあける方も、書くほうも、嘘はつけない。
本当の話である。


最後の章、
「幕末の京都花街 ~明日をも知れぬ男たちと芸妓の恋」と
「文学の生まれ出る花街」は、
男女問わず、人気があるようだ。
NHK教育TV「知る楽」に出演した歳に、
話した内容も入っている。


西郷さんが愛した豚姫、
近藤勇と祇園の芸妓・君尾、
三本木の芸妓・幾松と桂小五郎などなど、
たくさんのエピソードを綴った。

モルガンお雪さんの写真もいくつも掲載してあり、
他では見ないような写真も
祇園甲部 お茶屋「かとう」さんの提供で、掲載できた。


今夜、改めて、私も第三者的に再読してみましょうね!