Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

陸上競技場の改修工事

2008-11-06 19:34:44 | 議員日記
 鈴鹿市石垣池公園内の陸上競技場が改修工事を終え11月3日に全天候型トラックを披露するイベントが開かれました。

 3種公認陸上競技場だった石垣池公園陸上競技場でしたが、陸上連盟の基準見直しで、全天候型トラックや、電子計時、写真判定設備が必要となったための改修工事で、3億数千万円を使って世界につながる、三重県内4番目の公認陸上競技場となりました。

 イベントでは、今年のパラリンピッック400メートル競技で金メダル、新記録を作った伊藤智也さんと小学生4人のリレーとの走り比べもあり、奇麗な走りをする子供を見つけ、車いすの追い込みスピードに驚き、仲々見ごたえのあるレースでした。

 鈴鹿墨を作る伊藤さんと、ほうきで書を描く大谷さんが、智也選手と話し合い「零」という字を描いてくださいました。競技場内のどこかに展示してくれるでしょう。
 
 いつもスタートするときは「零」の気持ちで。臨む気持ちは勝利を信じる強い心で。と智也選手のスピーチもありました。


 もっと、いいものにできなかっただろうか!?という視点でこの改修イベントを観ていて気がついたこと。

・フィールドの座る子どもたちの位置取り。
・施設概要の説明不足。
・本田宗一郎さんの「鈴鹿の道は世界に通ず」に絡めて、「この競技場から世界へ」というような、子供たちへ贈る言葉。

・改修工事の段取りにフィールドの芝刈りが抜けていたために、芝が伸びすぎてしまった状態での刈り込みとなって、フィールドの芝が無残な状態であったこと。

・陸上競技場でも専用競技場でもサッカーのピッチサイズは105X68mが望ましいと日本サッカー協会から通達が出ています。
3億数千万円の投資で、より多くの市民が喜ぶためには、現在100mしか取れないフィールドの芝生を5m延長できるデザインをして改修工事をしてくれたらよかったのに。
などと思いをめぐらせていました。


 「無知の知」というソクラテスの言葉を思い出しました。
「自分が知らないということを知ること」自覚すれば人から知恵を頂いてもっといいものができる。
ちょっと残念。な改修工事でした。
計画段階で声が掛けられなかったことも残念。反省です。

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