Go! Go! 後藤光雄

鈴鹿市議会議員 後藤光雄。鈴鹿に生まれて鈴鹿に住んで鈴鹿にやってきて「本当に良かった」といえる、まちづくりをともに!

子どもとスポーツ

2010-05-12 10:03:48 | 議員日記
5月3日に鼓白FC創立5周年記念大会に出かけました。

元全日本の小倉隆史選手などが育った白子サッカー少年団と鼓ヶ浦サッカー少年団が一緒に活動するようになって5年目の記念大会でした。

会場に、1968年メキシコオリンピック銅メダリストの鎌田光夫さんが、メダルを持参して下さり、まだ生まれていなかったお父さんお母さんと一緒に子どもたちも目を輝かして見せていただきました。

子どもたちに一言ということで、
サッカーを通じて得た経験と、友達がたくさんできたことを話し、「一日でも早くスポーツを始めよう。一日でも長くスポーツを続けよう。スポーツを人生の友に!」というドイツのスポーツクラブに掲げられている言葉を紹介しました。

それと、鎌田さんのように日本の代表として戦うことや、三重県、鈴鹿市の代表として戦うことだけじゃなく、チームのために、応援してくれるおうちの人のため、試合に出られない人のために、そして何より負けたくないという自分のために、思いっきりプレーしてください。とお願いをしました。

何かのために、戦う。

守るもののために、戦う。

守るものがあるから、戦えるとも言えるのではないでしょうか。

倒れこむほどに、精魂こめて戦うという経験を、是非一人でも多くの子どもたちに体験させてあげて欲しいと思う。

それができる鈴鹿市であってほしい。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

3月議会報告(緊急地震速報設置に関して)

2010-03-30 15:50:33 | 議員日記
15日の文教福祉常任委員会で、小中学校の緊急地震速報の設置事業がなおざりになっているので22年予算には反対すると表明しました。
そして、23日の予算決算委員会でも、今この時期に緊急地震速報の設置を1年以上先送りするのは、理解できないと反対討論しました。

21年度に、緊急地震速報設置事業が行われなかったわけです。

20年度のモデル設置事業を担当した、防災安全課は、「これからの設置は、担当課の仕事」つまり、公民館は文化振興部。保育園は保健福祉部。小中学校は教育委員会。というように考えていたのです。

私が追及した、教育委員会は「緊急地震速報設置は、防災安全課」と確認することもなく思いこんでいたのです。

つまり、保育園が未設置なことも、公民館が未設置なことも、庁舎内、つまり防災センター内で、震度5弱で地震速報される安全な環境で仕事する職員は、気に留めることなく「うちの責任ではない」と思い込んでいたということなのでしょう。

予算決算委員会の反対討論は、議員の仲間にも響いたようです。
「なんとかしなきゃなぁ」と声もかけられました。

すずか倶楽部では、本議会の採決をどうしようか考えました。
一つの方法は、否決して修正予算を議会案として提出する。(予算の予備費からの支出で予算立てをする)
あるいは、賛成して付帯決議の動議をする。

議長に申し出たところ、「220万円ほどの予算であれば入札の差額等で対応できないか」と企画財務部に確認をして下さり、「できる」という返事をいただいたとのことで、であれば執行の状況を見守り、一日も早く多くの施設に緊急地震速報が設置されることをお願いして、議会での反対の討論も、動議も出しませんでした。

責任の投げ合いを、コントロールするのは副市長や、市長の役目。
不正支給の国庫返還金は、市民に迷惑をかけないで、職員の寄付や弁償金で対応すると言った市長。
しっかりやってもらいましょう。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄


中学校の卒業式

2010-03-19 01:56:56 | 議員日記
 3月17日鈴鹿市立中学校の卒業式に出席させていただきました。

 卒業証書を一人ずつ壇上で校長先生からいただく方法を生徒たちが望んだ、とのことで
厳粛な雰囲気の中で、静かに卒業証書を受け取っていました。

 壇上に上がり、校長先生と正対して一礼。一歩前に進んで右手左手の順で証書をいただく。一歩下がって、そしてまた一礼。証書を脇に抱えて降壇する。という流れを想像しましたが、違ったのです。

 右手左手の順で証書を受けるところから、軽い会釈ができていた子がほんのわずかで、ほとんどは、そこに置いてある証書を持ち去るように校長の前から移動していたのです。

 来賓の中から、「作法も教えられないのか!」という驚きの声が上がっていました。

 地域で子どもを育てる。親がきちんと躾ける。そして、確かな学力と生きる力を身につける教育を学校が担う・・・・・

 自分のことを振り返ると、証書の受け取り方は学校で教わりました。
卒業生代表が受け取っていた時代もあったせいかな!?とも思いましたが
生徒が希望したのなら、きちんと教えてあげて欲しいものだと思いました。

 いや、待てよ。もしかしたら先生が知らないのかもしれないなぁ・・・と、
ちょっと複雑な気分になった卒業式でした。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

平成22年度予算案に反対

2010-03-17 13:50:36 | 議員日記
 3月15日の文教福祉常任委員会
平成22年度一般会計予算に、反対しました。

 平成19年10月にスタートした緊急地震速報システムを、
鈴鹿市は、平成21年3月にモデル施設設置事業として
市役所、文化会館、白子公民館、神戸小学校、白子中学校の5施設に
館内一斉放送システムとともに設置しました。
そして、順次設置していくということでした。

 ところが、平成22年度予算に、緊急地震速報設置費は、計上されていません。
防災安全課にも、教育委員会にも。

 代表質問で、理由を問いました。

「津波情報も流すことができる、J―アラートをFMラジオを利用して
流すシステムを構築する。」が回答でした。
しかし、このシステムが利用できるのは平成23年以降です。

 市は「防災無線のデジタル化を進めるので、完了すれば学校の職員室には情報が送れる。」
と言います。しかし、22年度中のデジタル化が目標です。いつ完了かわかりません。

 地震の揺れが起こることを知らせる緊急地震速報システムの設置が、説明もなく
1年以上先送りされることが理解できません。

 鈴鹿市には30校の小学校と10校の中学校があります。
安全であるべき学校が、不審者の侵入に対する準備はするが、
残る15,000人以上の子どもたちに、地震の揺れを知らせるシステムを
導入しない理由は何なのでしょう。

 身を守る、身構えができる可能性が高いということは、負傷者を減らせることに通じます。

 今年に入って、大きな地震が地球のあちらこちらで起こっています。
地震速報も2度起動しています。
津波警報が発令しても、「海に近づくな!」と知らせる同報無線もありません。

 緊急地震速報を導入する予算は、1校当たり6万円弱です。
38校に設置しても、228万円弱です。

 この「緊急地震速報設置予算が計上されていない」ことは、
どうしても受け入れられないことなので、反対しました。

 一体何人の議員が賛同してくれるかはわかりませんが、
もしも、今年中に大きな地震が起こり、
システム導入校の減災に役立つ結果になったとしたら…

 地震が起こらないことを祈りますが、
1日も早い設置をすべきです。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄

議員への投書

2010-02-24 13:39:07 | 議員日記
 私が12月議会において税の徴収について一般質問をしたからかどうかわかりませんが、先日私宛に一通の手紙が届きました。
内容は、市の職員が(名指しで)納税の際、減額の便宜を図っている。
というものです。

この投書が、真実を述べているかどうか、放っておけない内容です。
しかし、差出人の記述がありません。
  
事実の報告、単なる嫌がらせ、記した職員への腹いせ、まったくわかりません。
しかし、事実だとしたら大変なことです。

時間がかかりそうですが調べなければならないと考えています。

手紙を書かれた方からの連絡を待っています。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

鈴鹿市生活保護費不適正支給事件

2010-02-15 19:23:38 | 議員日記
2月15日の全員協議会で、生活保護費不適正支給に関する報告がありました。

平成16年から19年までの4年間に、8,101件58,498,321円の不適正支給があった。
内訳は、16年に 204件  3,094,542円
    17年に 439件  6,532,859円
    18年に2,809件  19,386,278円
    19年に4,649件  29,484,642円 でこの内43,873,739円が国庫負担金返還額

国への返還は、3月末が締切りなので一時市費で支払い、5,800万円余の全額を職員によって返還するとのことです。
管理責任をとり市長の給与は1年間20%減額支給。

以上が報告内容の概略です。
不適正支給が8,101件にも膨らむ前に手を打てなかったことが本当に残念です。
不正な申請が通ってしまい、受給の味をしめて繰返された様子が伝わります。

右肩上がりの成長をしていた時代は、歳入に関して気をもむこともなく、果実の分配が行政の主な仕事だったので、高慢な態度やまちがった公僕の在り方がしっかり身についてしまったようです。
さて、これからの行政は限られた歳入から、どんな市民サービスを提供できるか、市民の力をいかに活かしていけるか、の追及が必須です。
いつもニコニコ窓口で受け付けする業務を民間委託している市もあるのです。

もちろん、議会の在り方も変わる必要があります。

夕方のNHKニュースで「当時の担当職員が5,800万円を返還する」と報道されました。
保健福祉部だけでなく、人事部や財政部局、副市長や監査委員の責任は・・・・

多くを学ばなければならない事件です。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

市立と私立

2010-01-22 11:08:19 | 議員日記
1月15日中日新聞の鈴鹿・亀山版の記事・・・
「子ども用反射材贈る」
市長に目録 鈴鹿地区交通安全協

鈴鹿地区交通安全協会は14日に、市に3種類の反射材計1万5千個を贈った。
市立幼稚園と小学校に通う園児、児童に配布し、活用してもらう。
絵柄の入ったリストバンドと、かばんなどに付けるプラスチック板、靴などに付けるオレンジのシール。協会長らが市長に目録を手渡した。
市長は「自己防衛の力になれば」と期待。協会長は「車に知らせるだけでなく、子どもたちの意識付けにつながれば」と話していた。

交通安全協会の皆様、ありがとうございます。

でも、・・・受け取った市は
市立幼稚園と小学校に通う園児、児童に配布・・・なんですね。

鈴鹿市は、インフルエンザ情報も私立幼稚園からの要望があるまでながしませんでした。
県の管轄だからです。
同じ市民としての対応をしていく・・・とは何度も聞かされた台詞。

いっそ私立に通わせる家庭からは、公立幼稚園分の税金を引いてもらいたい。
という声も聞こえそうな、市の態勢です。

市がいう「幼稚園児」はイコール「市立幼稚園児」です。
市立幼稚園児、私立幼稚園児、市立の保育園児、私立の保育園児、在宅の当該年齢の子ども。
市はこれらすべてを把握していなければならないのではないでしょうか。

優雅に水面に浮かぶ白鳥だって、足は動きまわっている。
両方が見られるような、心の在り方を持って市民サービスをしていただきたいものです。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

一般質問時間

2010-01-10 07:07:35 | 議員日記
1月8日各派代表者会議が開かれました。

議題の一つに、「一般質問の議員の持ち時間について」がありました。

9月議会までは、持ち時間45分。会派内の議員分を含めて最大60分でした。
12月議会では、議員の発言時間の確保のために、45分の通告ならば23分を確保。
60分の通告ならば30分は確保ということで、議場の時計は議員の発言時間のみカウントされていました。

12月議会で施行された感想は、行政側答弁の繰り返しが省かれ、よかったという印象でした。
もちろん、議員側の質問の質の向上という課題は残っていますが。

各派代表者の意見は、予想に反して、時間が読めない、総枠の時間が延長される危惧がある等で、すずか倶楽部が主張した、議員の発言時間が確保される12月議会の試行の実行という意見は、3:5で否決されました。

3月議会は、質問、答弁合わせた時間がカウントされます。

残念。

鈴鹿市議会議員 後藤光雄

視察に出かけて

2009-08-21 11:03:34 | 議員日記
 8月3日群馬県の太田市に視察に出かけました。
視察事項は、1)スバル車購入低金利ローンについて、2)土日の開庁業務について
の2つ。

 8月4日は、東京都江東区。小中学校で、特色ある部活動(カヌー部、女子サッカー部等)の取組の経緯と状況について

 時期的な問題で、会派を代表して一人で出かけました。

 太田市では、議会事務局の方が私のホームページをご覧になられていて今回の視察の項目の背景を概ねご理解いただいておりました。
 江東区では、担当の教育委員会の方が私のホームページをご覧になられており、こちらもスムースに話に入ることができました。

 そういえば、かつて佐世保市を視察訪問したときも事前に会派のホームページをご覧頂いており、親しく歓談させていただいたことがありました。

 -いい仕事をするためには、いい準備を-ですね。
 心遣いを感じた視察でした。

 後日、日本女子サッカーU-19日本代表が、アジア大会で北朝鮮、韓国を破って優勝したときに、江東区の担当者からお祝いのメールが届きました。
とても嬉しいことでした。そのメールの末尾に「江東区ではITセキュリティ確保のため上司へのCC添付を義務付けています。」
とありました。

 このシステムにも感心し、それでもメールを送ってくださった担当者の気持ちに感激でした。

 同じ仕事でも、人によって違ってくるということですね。


鈴鹿市議会議員 後藤光雄

夜中の迷惑花火について

2009-07-07 20:11:35 | 議員日記
鈴鹿市には、千代崎海岸(延長2㎞)鼓ヶ浦海岸(延長3㎞)にそれぞれ400mの海水浴場を開設しています。
昨年は、両海水浴場に63,000人余の方がきてくださったようです。
今年は、昨年以上の来場者をと、両観光協会ともに準備をしております。
夏だ!海だ!海水浴は鈴鹿の海へ!よろしく!!

鈴鹿市は、約10㎞の海岸線を有しています。
海岸線の近くに住居する人たちが、少なからず迷惑を受けていることがあります。
夜中の花火です。

夜中の12時1時の寝静まった頃の花火で目を覚まさせられたという話を聞きました。
警察にお願いしても、注意することしかできないので、なかなかなくならないのだとも聞いていました。
それなら、夜中10時以降の花火を禁止する、条例を作って、迷惑行為を規制できないだろうかと鈴鹿市の環境保全課に相談に行きました。

すると、条例があるということを教えてくださいました。

公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(昭和38年3月8日、三重県条例第11号)に追加される形で平成18年10月24日三重県条例第71号が改正されました。

条例の目的は:第1条 この条例は、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等を防止し、もって県民及び滞在者の平穏な生活を保持することを目的とする。です。

そして(夜間における静穏を害する行為の禁止)
第11条:何人も、夜間(午後10時から翌日の午前6時までの間をいう。)公共の場所において、正当な理由がないのに、人声、楽器又は音響装置の音等を以上に大きく出して近隣の静穏を害し、公衆に不安を覚えさせるような行為をしてはならない。
2 警察官は、前項の規定に違反する行為が現に行われているときは、当該違反行為をしている者に対し、当該違反行為の中止その他必要な措置を命じることができる。

とあります。そして、(罰則)も規定されています。
第15条:5 次の各号のいずれかに該当する者は、20万円以下の罰金または拘留若しくは、科料に処する。
二 第11条第2項の命令に違反した者

つまり、海岸線にかかわらず、夜中に人の迷惑になるような大きな音を立てていて、警察の注意にも止めることがなければ、拘留されたり、罰金刑を科せられるということです。

昔は、マナーだとか常識の世界だったと思いますが、多文化共生を認める都市としては、ルール化しないと問題の解決にはなりません。
だって、悪いと思わない文化圏の人もいるということですから・・・