房総閑話

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朗読「竹取物語」(新潮CD)を図書館で借りました。 ~ 千葉市図書館

2019-01-06 21:48:04 | 千葉
新潮CDシリーズは朗読と解説が収録されています。
朗読「竹取物語」の解説は俵万智さんです。
古典にはまったく無知な自分には、作品の解釈はともかくとしてその時代の背景や基本的な古文を現代文に訳する語訳の解説はかなり役に立って面白いです。
また、作品の解説の前の俵万智さんの古典への見解はなるほどと思います。
俵万智さんはこういうことを言っています。

「時が流れた時に、どれだけのものが残っているかと言うことを考えてみますと、そのほとんどが時代の中で淘汰されていくんだと思うんですね。
そういった長い年月というものを経て更に人々に読み継がれてる力を持っているもの、それは並大抵の作品ではないと思います。それが古典なんですね。
多少言葉が古くても、その言葉の壁を乗り越えて出会いに行くだけの値打ちがあるものだということ。」
(俵万智さんの解説より)

「竹取物語」は平安初期に成立した物語です。1300年も語り継がれて知ることが出来る。誰でも知っている。すごいことですね。
恥ずかしながら古文を読むのはちょっとと思い、朗読を聴きました。

完全朗読版「竹取物語」 新潮社
作者不詳
朗読 白石道子
解説 俵万智
新潮CD 原文テキスト付 CD2枚組
装幀 新潮社装幀室

現代語訳の朗読ではなく古文での朗読ですが、なんとなくわかります。


CDパッケージ・デザイン 表側

(scanner : EPSON PM-T960)

千葉市図書館は図書館8、分館7、図書室21、全部で36館・室あります。図書館・室でCDなどの視聴資料を借りることが出来ます。視聴資料は2タイトル借りられます。予約は4タイトルです。
クラシックレコード史の貴重な資料が多数あります。利用者も図書館員も丁寧に扱っていただきたいもです。


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