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『神戸・異人館 殺人情景』 ~ 高梨耕一郎

2007-01-15 20:21:45 | 神戸を舞台にした本
これから今まで読んだ本の中で、神戸を舞台にした本を紹介したいと思います。

ミステリーが多いので、あらすじは詳しくはかけませんが、興味あったら読んでみて下さい。


最初は、「高梨耕一郎」の『神戸・異人館 殺人情景』(光文社)です。

おっちゃんは神戸に行くのに、必ず本を1冊持っていき、行き帰り読むのですが、

このときは、途中まで読んでいた本を持って行ったら行きで読み終えてしまい、

帰りに読む本がなくなったので、三宮センター街のジュンク堂書店で買ったものです。


内容は、北野の異人館の公園で殺人事件が起こるところから始まるのですが、

ただのミステリーではなく、書いて言いのかわからないけど、

病気の女の子が誘拐されて、薬を投与する期限を切られ、それまでに女の子を救出しなくてはならない、というタイムリミットをつけているのがドキドキさせるところです。


舞台は、題名の通り異人館が中心ですが、他の神戸を題名に付けている本に比べ、

神戸がほとんど舞台になってます。

しかし他の小説と同じように三宮・北野の風景描写が少なく、

三宮や北野に行ったことのない人には、物足りないように感じます。

三宮中央通り地下駐車場が何回か出てくるのですが、地下駐車場の広さや構造の描写がないので、

ただの、地下駐車場と思われてしまうのが残念です。

ちなみに、東京駅八重洲地下駐車場を地下2階まである駐車場にした感じです。


そうは言っても、ほとんど神戸を舞台にしている本の中では、

おっちゃんの一押しの本です。



  


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